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冬から春は「うつ」発生に注意!?

VNM編集部 健康

冬から春はうつに注意?4月に入り、新入学生や新社会人の晴れやかな顔を見かける時期になりました。希望を胸に新生活を楽しんでいる方も多いかと思います。しかし、ストレス社会と呼ばれる昨今、「うつ病」への不安を抱いている方も少なくないのではないでしょうか。そこで、今回ボイスノートでは「うつ」にかかりやすい時期や傾向について調査を実施しました。


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「うつ」の不安を抱える人は全体の30%!

「うつ」に関して、不安の有無と実際に診断されたことがあるかの調査を実施したところ、「不安がない」は70%、「不安がある」は21%、診断されたは9%という結果になりました。「うつ」に対して不安を抱いている人は、実際に診断された人を含めると30%もの数字です。これは約3人に1人が「うつ」に不安を抱えている事になります。

「うつ」に関するアンケート

対象条件:全員
回答者数:2250人
(調査日:2013/4/2~2013/4/3)

【Q】あなたは「うつ」に不安がありますか?

日本全国のモニターさんに聞きました(n=2250)

うつに不安がありますか?

季節限定「春季うつ」「冬季うつ」が多い!

「うつ」を診断された人、もしくは不安がある人に対して、その不安はいつ頃から感じ始めたかを調査してみました。その結果は、冬(12-2月)が32%、春(3-5月)が44%と、この2つの季節で大半を占めている事が判明。

季節と病気は深い関係にあるようで、季節性感情障害という病気があります。その一種で、季節限定で症状が現れる「春季うつ」「冬季うつ」があるそうです。これには夏に症状が現れる「夏季うつ」もありますが、調査結果を踏まえると、冬から春にかけてが最も症状が出やすいと言えそうです。

【Q】どの時期から不安を感じ始めましたか?

「うつ」を診断された、不安があるモニターさんに聞きました(n=675)
どの時期から不安を感じ始めましたか?

親との続柄で「うつ」になりやすいか決まる!?

「うつ状態」になる主な原因は、精神的・肉体的ストレスだと言われています。例えば、人間関係や仕事、将来の不安などです。逆に、ストレスとは無関係な要因が「うつ」に関係するのかについても調査してみました。

季節が大きく関係することは先述しましたが、「親との続柄」について調査したところ興味深いデータが取れました。なんと兄妹のいる長男長女が半数を占めていました。その割合は全体の66%。「うつ」は精神疾患のため、育ってきた環境に大きく影響されると言います。「うつ」になりやすい人は、よく真面目な人だと言われますが、やはり長男長女も真面目な人が多いと言われます。長男長女として育ってきた環境も「うつ」との関係性があると言えそうです。

【Q】あなたの「親との続柄」を教えてください。

「うつ」を診断された、不安があるモニターさんに聞きました(n=675)
あなたの「親との続柄」を教えてください。

「うつ」とどう向き合うか

a0001_017555「うつ病」は誰でもかかる可能性のある、いわば風邪のような病気です。そして風邪と同様、治る病気でもあります。春を迎えたこの時期、あなたの周囲に長男長女の方で最近元気がないように感じた人はいませんか?少しの気遣いで大きな救いになることもあります。
ただ、精神疾患に関して少なからず偏見が残っている事は否めません。「うつ病」は決して甘えや気持ちの弱さが原因で発症するものではないのです。今は季節的にも不安を抱えている人は多いと言われています。自分には無関係だと思わず、今回の記事で思い当たる節があれば自分や周囲に少しだけ目を向けてみても良いかもしれません。