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ハイレゾ、iPod、CD不況…色々言われてるけど「音楽離れ」って本当なの?

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VNM編集部 エンタメ

2001年11月17日。この日は、日本で初代の「iPod」が発売された日です。
それから13年の月日が経ち、私たちの音楽環境は大きく様変わりしたように思います。
筆者はその頃はMacなんて触ったことのない大学生で、CDとMDと、確かまだカセットテープも並行して使っていたはずですが、それが今はiPhone6で、LINEしたりゲームしたりしながら、音楽を聴いています。
でも、近年叫ばれているように、そういえば昔ほどはCDも買わなくなったなぁ…と思ったりもします。

さて、皆さんはいかがでしょうか?
今回は、皆さんがどのように音楽と接しているか、調査してみました。

「音楽離れ」は本当なのか?

音楽に関する調査

対象条件:日本全国のモニターさん
回答者数:1715人
(調査日:2014/11/14~2014/11/17)

【Q】携帯音楽プレイヤーを持っていますか?複数持っている場合は、最も良く利用しているものを選んでください。

全国のモニターさんに聞きました(n=1715) 
携帯音楽プレイヤー持ってる?

まずは「iPod」を始めとした携帯音楽プレイヤーを持っているか(使っているか)という質問です。
「iPod」や「ウォークマン」などの携帯音楽プレイヤーを主に使われている方は約3割という結果になりました。
スマートフォンやタブレットを使われている方が約2割、音楽は聴かない、携帯音楽プレイヤーを持っていないという方も3割ほどいました。

あなたのプレイヤー、何曲入り?

続いては、それぞれのプレイヤーの中にどのくらいの曲数を入れているか聞いてみました。

【Q】上記の質問で答えた携帯音楽プレイヤーにはどのくらいの楽曲が入っていますか?

携帯音楽プレイヤーを使用されているモニターさんに聞きました(n=966)
携帯音楽プレイヤーにはどのくらいの楽曲が入っていますか?

「ウォークマン」以外の端末では「1~100曲」の回答が最も多いという結果になりました。
続けて「101~500曲」「501~1000曲」との回答が多く、どの端末も8割前後の方が1,000曲以内、1,000曲以上入れているという方はかなり少数派でした。

ちなみに初代「iPod」は容量が5GBで、約1,000曲が入る、という触れ込みでした。
それから現在に至るまでに端末ごとの容量もどんどん大きくなってきていますが(2014年11月現在最新のiPod touchは最大64GB)、それに伴って入れる曲数が増えているということでは、必ずしも無いようです。

次は、CDの購買状況について伺いました。
最近「CDが売れない」「音楽不況」といったことがよく聞かれます。ボイスノートのモニターさんはいかがでしょうか?

「CDが売れない」は本当なのか?

【Q】今年に入ってCDは何枚買いましたか?(シングル・アルバム問わず)

全国のモニターさんに聞きました(n=1715)
今年2014年何枚CD買った?

2014年、1枚もCDを買っていないという方が66%にもなりました。
1枚でもCDを買っているという方は34%。
10人に3人くらいしかCDを買っていないという結果が見えてきました。
やはり「CD離れ」は実際に起きているようです。
もう一問、ここ数年と比べて購入枚数が減っているか増えているかという質問もしてありますので、これも合わせて見てみましょう。

【Q】上記の質問で答えた枚数は、ここ数年に比べて増えていますか?

全国のモニターさんに聞きました(n=1715) 
CD買う枚数、増えた?減った?

今年購入した枚数別に集計したところ、このようなグラフになりました。
「減った」と回答されている方も3~4割程ですが、「毎年この程度」と回答されている方も結構いました。
特に今年16枚以上購入されている方々は、「毎年この程度」と回答された方が5割超。

かつての、ミリオンセラーが一年に何十タイトルも出るような時代に比べると確かに市場は落ち込んでいるかもしれませんが、音楽好きでCD購入にお金を掛けている人たち自体はそんなに変わっていない、ということが言えるのではないでしょうか?

自由記述でも「音楽環境は変わったか?」ということを伺っていますが、

・昔ほど聴かなくなった
・CDを購入しなくなった(買う機会が減った)

といった方もいる一方で、

・気軽に曲をダウンロードするようになった
・本格的なオーディオシステムを購入しなくても、スマホとハイレゾ対応ヘッドフォンでよい音が聞けるようになったことはとてもありがたい
・ハイレゾに興味を持ち始めた

などと、プレイヤーや購入スタイルの変化に沿って音楽を楽しまれている方も多く見受けられました。
 ※「ハイレゾ」=音楽用CDを超える音質の音楽データの総称である「ハイレゾリューションオーディオ(High-Resolution Audio)」の略称。

「音楽不況」「ハイレゾ」、いろいろあるけど…

今回はiPod発売日ということで、音楽に関する調査を行いました。
確かに「音楽不況」ではあるようですが、「大ブーム」にならないだけで、自分なりの音楽の楽しみ方をされている方はまだまだたくさんいるように感じました。
先ほどの自由記述のところで、「携帯音楽プレイヤーなどは持っていないが、今でもレコードを大事に聴いている」といった方も見受けられました。
「iPod」以降、手軽になることで音楽との距離が近くなった人もいれば、昔から音楽を愛している人たちもいるということですね。

ちなみに、13年前に発売の始まった「iPod」ですが、2014年9月に直接の後継機種であった「iPod classic」の取り扱いが終了となり、あのカチカチ回すホイールの搭載された「iPod」は全ての販売を終えたとのことです。
「ハイレゾ」もここ最近注目されてきた形式ですし、音楽を取り巻く環境は、これからもまだまだどんどん変化していくことになりそうです。

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