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個人の節税対策で豪華なお礼がもらえる?ふるさと納税をちゃんと知ろう!

VNM編集部 お金

ここ数年、「ふるさと納税がお得だ!」という話題をテレビや雑誌などいろいろなところで目にする機会が増えました。自治体を指定して納税するとお礼がもらえる・・?漠然とそんなイメージはありますが、結局のところよくわかりません。そんな中、2015年度の税制改正で、ふるさと納税に関しての変更が行われることになったそうなんですが、でもそもそもふるさと納税がよくわからない・・皆さんはいかがでしょうか?
今回はふるさと納税について調査してみたいと思います!

ふるさと納税は応援したい自治体への「寄付」!

税金に関するアンケート

対象条件:日本全国のモニターさん
回答者数:1002人
(調査日:2015/1/26~2015/1/27)

【Q】あなたは「ふるさと納税」という制度を知っていますか?

日本全国のモニターさん(n=1002)
あなたは「ふるさと納税」という制度を知っていますか?

「よく知っている」が23.7%、「なんとなく知っている」が45.9%、「言葉は聞いたことがある」が20.2%、そして「知らない」が10.3%となりました。約7割の方が「なんとなく知っている」「言葉は聞いたことがある」といった状態です。筆者も正直ここに該当すると思います。いまさら聞きにくいけど、「ふるさと納税」って何なんでしょう?

「ふるさと納税」は「寄付」!

「ふるさと納税」という名称から、自分の出身地に税金を納める制度、と思われている方も多いかと思いますが、実はそうではありません。自分で選んだ自治体(出身地でなくても、極端にいえば一度も行ったことのないところでもOK!)に「寄付」をするという仕組みで、「寄付」をした場合は、その額から一定額を引いた分が税金から控除されるという制度なのです。
※どうしてこういうややこしいものになったのかは、総務省の「ふるさと納税研究会」の報告書を読んでみてください。税の仕組みなどもなんとなくわかって面白かったです。
・総務省 ふるさと納税研究会
 http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/furusato_tax/index.html

「ふるさと納税」をすると、節税対策になる?

「ふるさと納税」をすると、その額に応じて、住民税が控除されます。寄付金自体には上限も下限もないのですが、皆さんの収入などに応じて控除額の上限が決まります。寄付した金額が効率よく全額控除になるようにするにはその上限を知ることが必要となります(正確には寄付した額から2000円を引いた額が控除の対象となります。この2000円はいわば手数料みたいなものです)。
例えば、上限が30,000円となっている人は、30,000円以内の寄付であれば「手数料」2,000円が引かれた全額が控除になりますが、思い切って50,000円寄付した場合でも30,000円までしか控除の対象にならない、ということです。
上限がいくらなのかは下記のページの「寄付額一覧」あたりが目安になるかと思います。

・総務省 ふるさと納税など個人住民税の寄附金税制
 http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/080430_2_kojin.html

「ふるさと納税」をすると「豪華なお礼」がもらえる?

「ふるさと納税」についてもう一点話題になるのは、その土地土地の豪華な食材や名産品がもらえるということ。「ふるさと納税」は「寄付」だと説明しましたが、その寄付に対して、「お礼」として名産品をくれるという自治体があるということなんです。
寄付をするとお礼がもらえる、つまり、年末に駅前で募金をすると赤い羽根をもらえたり、日本武道館で募金をすると嵐と握手が出来たりするのと同じようなことです。各自治体は寄付が大きな収入となるので、「ウチに寄付してくれたらこれを差し上げます!」と豪華なお礼を用意して待っている、というわけです。

これにより、「ここに○円寄付したらこんなものがもらえる!」といったことが話題になったのですが、2015年の税制改正を前に、「あまり豪華なお礼で釣らないように」と政府からお達しが出てしまいました。

・豪華特典に自粛要請=ふるさと納税改正案-政府(時事ドットコム)
 http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2014121700959

注意されているのは「対価の提供」と誤解されてはいけないということなので、先ほど書いた「ウチに寄付してくれたらこれを差し上げます!」の過剰なアピールはやめてくださいね、ということです。あくまでも「寄付」であって、やり過ぎてはいけないということですね。
とはいえ、様々な名産品がもらえるというのは私たちにとっては大きなメリットです。今はさまざまな情報がネットや雑誌などでも手に入るので、気になる自治体を見つけて「納税」してみてはいかがでしょうか。記事の最後にもいくつかサイトをご紹介しています。

「ふるさと納税」を利用したことがあるのは・・まだそんなに多くない?

最後に、実際に「ふるさと納税」をしたことがある方はどのくらいいるのか、伺ってみました。

【Q】実際に「ふるさと納税」を行なったことがありますか?

日本全国のモニターさん(n=1002)
ふるさと納税行なったことはありますか?

「ある」と答えたのは6.4%。この数字多いと見るか少ないと見るか・・というところなんですが、2015年の税制改正で手続きが少し楽になるそうなので、「お礼目当て」、ではなく、気になる自治体に「寄付」してみてはいかがでしょうか?

参考サイト

・BPnet「ふるさと納税」は税金ではなく「寄付」、2000円の実質負担で特産品を賢く楽しむ
    http://www.nikkeibp.co.jp/article/matome/20150128/433341/
・ふるさと納税応援サイト「ふたくす」 http://f-tax.jp/
・ふるなび https://furunavi.jp/
・Wikipedia-「ふるさと納税
・総務省 ふるさと納税など個人住民税の寄附金税制
 http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/080430_2_kojin.html

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