育児の記事

手をあげることは必要?子どものしつけについて、少し考えてみる

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okuzaki 育児

人は「魔のイヤイヤ期」と言われる2歳頃から自我が芽生え、自分の意思で行動したがりイヤイヤをするようになります。
まだ何が良いことで何が悪いことなのか、全く判断がつかない子供ですが、1回言っただけで理解してくれるようなことはまずありません。何度も言い聞かせてやっと良い悪いを学んでいきます。
しかし今、ニュースではしつけと称した幼児虐待の事件が起こり、その都度、しつけの程度が論議されています。本アンケートではしつけに対する考え方を調査したいと思います。

子どものしつけに関する調査

対象条件:日本全国のモニターさん
回答者数:1004人
(調査日:2015/1/26~2015/1/27)

【Q】自身が小さいころ(15歳以下)、しつけと称し、親に手をあげられたことはどの程度ありますか?

日本全国のモニターさん(n=1004)
親に手をあげられたことはある?
自分が子どものころ、親に手をあげられたことがあるかどうかについて聞くと、全体の約39%の方が「一度もない」と答えました。一方で「毎日など日常的に」と答えた人は全体の約8%、「週に1〜2回程度」もあわせると約15%の人が繰り返し手を挙げられていた経験を持っている結果となりました。

程度やその状況はわかりませんが、たとえば1クラス30人だとしてその15%、約4〜5人が繰り返し手をあげられていると考えると、予想以上に多いような印象を受けました。

【Q】「手をあげる」とはどの程度を指すと思いますか?

日本全国のモニターさん(n=1004)
手をあげるとはどの程度まで?

全員に「手をあげる」の程度についてヒアリングしました。すると「たたく振りをする行為からすべて該当する」「強弱にかかわらずたたいたりした行為はすべて該当する」をあわせると51.1%、全体のほぼ半数を占める結果となりました。

次に多かったのは「子どもが痛いと感じなければ(痛くない程度に自分なりに手加減すれば)該当しない」21.8%、「手加減をせずにたたいたりした場合は該当する」16.1%。つまり約38%の人がある程度の手加減をすれば「手をあげる行為」には当たらないという認識でいることが明らかとなりました。
ただ、手加減の程度や子どもが痛いと感じないかどうか、なんてことは子ども側の感じ方次第によるところ。手を挙げる側が判断すべきことではないと思うのは筆者だけでしょうか。

【Q】自分の子供に対して、しつけと考え手をあげたことはありますか?その場合、どの程度の頻度ですか?

子供をお持ちのモニターさん(n=652)
自分の子供に対して、しつけと考え手をあげたことはありますか?

次に、自分に子どもがいる場合、しつけとして手をあげたことがあるかどうかを聞きました。子どもがいる人だけを見ると、最も多かったのは「一度もない」で43.6%でした。次に多かったのは「今までに1〜2回程度」で29.4%。両方をあわせると73%と約4分の3を占める結果となりました。では手をあげたことのある人は、どういった場合には手をあげて良いと考えているのでしょうか。

【Q】しつけであれば、手をあげることは仕方がないと思いますか?

日本全国のモニターさん(n=1004)
しつけであれば、手をあげることは仕方がない

手をあげることは仕方がないと思う状況として「何度言っても聞かない場合」が最も多い結果となりました。次いで「命に関わるほどの危険なことに対して」となりました。また、全体の約15%は、「言葉がわからないうちはやむを得ない」と回答していました。
確かに泣いてばかりで何を言っても「イヤ!」と拒否する時期は大変です。でも筆者の経験としては、そんな時期は言葉がわからないからこそこちらの意図が伝わりにくいだけと思って、手を挙げても仕方がない(なぜ手を挙げられたのかきっとわからないだろう)という発想だったので、ちょっと意外な結果でした。

手を挙げることを肯定しているわけではありませんが、言葉がわかり、むしろ口達者なくらい成長してからの方が思わず手が出てしまうという気持ちもわからなくはない気がしました。

【Q】現在、ご両親との関係について(すでに亡くなっている場合はご健在時)どのように思われていますか?

ご両親との関係について

自分自身の親との現在の関係について、<全体>と<日常的に手をあげられていた経験のある人(80人)>を抜き出して比較してみました。すると、全体では「非常に円満」「円満とまではいかないが、特に問題はない程度」が約73%を占めた一方で、日常的に手をあげられていた人は28.3%にとどまる結果となりました。また、特徴的だったのは「連絡を取り合っていないので不明」とする人の割合で、全体では約13.7%だったところ、日常的に手をあげられていた人では43.4%と多くを占める結果となりました。

相対人数に違いはあるものの、親子関係になんらかの影響を与えていることは間違いなさそうです。

まとめ

「育児は気長に」よく言われることですが、家事に育児に仕事に追われる日常のなかで自分の時間もなく、思わず「手をあげてしまった」という人も多いかもしれません。ただ、それが子どもにとって「恐怖」を感じさせるものであれば、もはやしつけではなく「暴力」ではないでしょうか。力関係が歴然としている大人と子どもではなおのことです。

恐怖によって行動や気持ちを抑え込むことは、親子関係の歪みを生み出します。暴力を受けた子どもは親に対して良い印象は持ちません。それは大人同士だって言える当たり前のこと。
今回のアンケートからも読み取れるように、大人になってもその気持ちは変わらず、実際に疎遠または険悪な関係になってしまうケースも多いようです。親子関係が将来にわたって悪くなってしまう行為は果たしてしつけと呼べるのでしょうか。手をあげないで善悪を伝え、しつけをしていくことは可能なはずです。

「言葉ではわかっていても、思わずカッとなって手をあげてしまう・・・」そんな人は自分自身が周囲に助けを求めるのも方法の1つです。今、まさに子育て中の方、またこれからという方は、これを機に考えてみませんか。

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