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iTunesバックアップ、新パソコンへの移行は外付けHDDで

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VNM編集部 エンタメ

以前行なったiTunesに関する悩み事を聞いた調査の中で、こんな回答がありました。

・パソコンを買い替えた時に、データの移行がうまくできなかった(40代・男性)
・パソコンを変えたときにバックアップを戻すのが面倒だった(40代・女性)

パソコンを買い換える際、他のソフトやデータと同様に、iTunesのデータも新しいパソコンに移行させることになりますが、これがうまくいかないというお悩みです。
他にも、iTunesのデータサイズが大きくなってきてCドライブの容量を圧迫してきたので、データの保存場所を変えたい、とか、バックアップを取っておきたい、といった回答も見受けられました。

そこで今回は、iTunesのデータの整理、バックアップ、移行の方法をご紹介したいと思います。

iTunesのデータは、外に逃す!

まず、今回の作業を行うにあたり必要となるのが、外付けのHDDです。量販店に行けば数千円レベルで購入が可能です。iTunesのデータだけ考えるなら数十GB程度なので、500GBとか1TBもあればとりあえずは十分ではないでしょうか。
HDDを用意して、パソコンに接続が出来たら、そのHDDにiTunesのデータのコピーを行なっていきます。

iTunesに入っているデータをまとめて整理する

コピーをするにあたり、まずはiTunes上で使用しているデータをまとめる必要があります。iTunesでは、自動的にデータを整理してくれる機能があるので、これを試してみましょう。
※使用されているiTunesのバージョンや設定などによってお使いのものと表記や場所が異なる可能性があります。

まずはiTunesを立ち上げて、メニューバーの「機能」→「設定」をクリック。
iTunesバックアップ01

「詳細環境設定」が開いたら右上の歯車「詳細」を選択します。すると、上に[iTunes Media]フォルダの場所という表示が出てきます。画像では既にチェックが入っていますが、「[iTunes Media]フォルダを整理」という項目があるので、これにチェックをします。右下の「OK」をクリックして設定画面を閉じれば、上に書かれている場所の[iTunes Media]フォルダの中にデータが集まってきます。
iTunesバックアップ02
パソコン内のさまざまなところに点在していたファイルをすべて集めてくるというイメージです。音楽データはアーティスト名ごと、アルバムごとに仕分けされ、プレイリストや再生履歴などもそのまままとめることが出来ます。
iTunesに登録されているすべてのデータがコピーされるので、もとのところにあったファイルは削除してしまうことも出来ます。

外付けHDDにコピーする

整理が終わったら、この[iTunes Media]フォルダを外付けのHDDにコピーします。
このとき、[iTunes Media]を含む、[iTunes]フォルダごとコピーします。

[iTunes]フォルダは、設定を変更していなければ、

C:\Users\(ユーザー名)\Music\iTunes
C:\(ユーザー名)\Music\iTunes
C:\(ユーザー名)\My Music\iTunes

にあります。(※Windowsの場合)

iTunesで使用しているデータの量が多ければそれだけコピーには時間が掛かります。のんびり待ちましょう。

コピーが終わったら・・
○新しいパソコンにデータ移行する
○バックアップとして保管して、何かあった時に復元する
○今後は外付けHDDにコピーしたフォルダを使用する
の3パターンに分かれるので、順にご紹介します。

新しいパソコンにデータ移行する場合

コピーが完了したら、外付けHDDを古いパソコンから外します。
新しいパソコンに外付けHDDを接続し、コピーした[iTunes]フォルダを、

C:\Users\(ユーザー名)\Music\iTunes
C:\(ユーザー名)\Music\iTunes
C:\(ユーザー名)\My Music\iTunes

となるようにコピーします。
iTunesをインストールしたら、起動すれば自動的にフォルダの中身が読み込まれ、古いパソコンで使っていたのと同様の状況を復元することが出来ます。

※復元しない場合は、一度iTunesを閉じて、Shiftキーを押したまま再度起動します。すると「iTunesライブラリを選択」というメッセージが表示されるので、「ライブラリを選択」のボタンをクリックし、フォルダ内にある「iTunes Library.itl」というファイルを選択し、「OK」をクリックすると、読み込まれます。

※新しいパソコンに既に[iTunes]フォルダがあり音楽ファイルが入っているという場合は、上書きされてしまうので一度逃がす必要があります。
外付けHDDからフォルダをコピーしてくる前に、既に入っている[iTunes]フォルダをデスクトップなどに移動させます。その後上記の通り、外付けHDDから[iTunes]フォルダをコピーして、iTunesを起動します。
復元が完了したら、「機能」→「設定」で設定画面を開きます。

先ほどチェックを入れた「[iTunes Media]フォルダを整理」と、その下の「ライブラリへの追加時にファイルを[iTunes Media]フォルダにコピーする」のふたつにチェックを入れて、「OK」をクリックします。
iTunesバックアップ03

「ファイル」→「フォルダをライブラリに追加」で、先ほどデスクトップなどに逃した[iTunes]フォルダを選択し、これらのファイルも現在のライブラリに追加します。この時、これらのファイルも[iTunes Media]フォルダ内にコピーされるので、デスクトップ上からは削除してしまって大丈夫です。

バックアップの復元

バックアップしていたデータを復元したい場合は、
1.iTunesが起動していない状態で、
2.バックアップしていた[iTunes]フォルダを、再びもとの

C:\Users\(ユーザー名)\Music\iTunes
C:\(ユーザー名)\Music\iTunes
C:\(ユーザー名)\My Music\iTunes

 に戻します。
3.コピーが完了したら、Shiftキーを押したまま、iTunesを起動します。
4.「iTunesライブラリを選択」というメッセージが表示されたら、
5.「ライブラリを選択」のボタンをクリック、いま戻したフォルダを選択して、フォルダ内にある「iTunes Library.itl」というファイルを選択し、「OK」をクリック。
これで復元作業が始まります。

外付けHDDにコピーしたフォルダを今後は使用する

冒頭にも書いたように、iTunesのデータが大きくなってきて、Cドライブを圧迫してしまうような場合は、そもそも[iTunes]フォルダの読み込み先を外付けHDDにすることが可能です。
コピーが完了したらiTunesを起動し、「機能」→「設定」で設定画面を開きます。
iTunesバックアップ07
右側の「変更」をクリックして、コピーした外付けHDD内にある[iTunes Media]フォルダを選択すれば、今後はここが[iTunes Media]フォルダになります。
先ほどチェックを入れた「[iTunes Media]フォルダを整理」と、その下の「ライブラリへの追加時にファイルを[iTunes Media]フォルダにコピーする」のふたつにチェックを入れて、「OK」をクリックすれば、今後新しく音楽ファイルを登録した際にはこのフォルダにデータが保存されることになります。

これが完了したら、Cドライブの中に残っている[iTunes]フォルダはすべて削除できます。

パソコンの中も上手に整理を!

いかがでしたでしょうか。
部屋の中と同じように、パソコンの中もうまく整理をしていかないとごちゃごちゃになってしまいます。ご紹介した「[iTunes Media]フォルダを整理」というiTunesの機能は、さまざまなところに散らばっている音楽ファイルを一括で整理してくれる便利な機能です。バックアップやパソコンの移行を考えていなくても、一度この機能を使ってパソコンの中を片付けてみるのも良いかもしれませんね。

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