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道交法改正で自転車の危険運転はアウト!あなたは大丈夫ですか?

VNM編集部 時事

先日、改正道交法の施行令が閣議決定されました。自転車の違反行為を14項目「危険行為」として定め、これに該当した運転者が講習を受けるというものだそうです。
その14項目というのは、以下のとおりです。

  • 信号無視
  • 通行禁止違反
  • 歩道での徐行違反など
  • 通行区分違反
  • 路側帯の歩行者妨害
  • 遮断機が降りた踏切への立ち入り
  • 交差点での優先道路通行車の妨害など
  • 交差点での右折車優先妨害など
  • 環状交差点での安全進行義務違反など
  • 一時停止違反
  • 歩道での歩行者妨害
  • ブレーキのない自転車運転
  • 酒酔い運転
  • 携帯電話を使用しながら運転するなどの安全運転義務違反

3年以内に2回以上上記の行為が摘発されると「講習」の対象になるそうです。いわゆる「違反キップ」が切られるような形になるのでしょうか。筆者自身は最近自転車には乗っていないのですが、歩道をすごい勢いで走り抜ける自転車にヒヤリとさせられたことなど多々あります。これまで野放しだった、とまでは思いませんが、これをきっかけに危ない自転車が減ると良いですね。
会員の皆さんにも、自転車に関するアンケート調査を実施してみました。

自転車に関するアンケート

対象条件:日本全国のモニターさん
回答者数:1007人
(調査日:2015/1/29)

【Q】どのような用途で自転車に乗っていますか?(複数回答可)

「普段自転車に乗っている」と回答されたモニターさん(n=487)
どのような用途で自転車に乗っていますか?

「買い物」が65.3%、「通勤・通学」が27.5%と、いわば「日常の足」として自転車を利用されている方が多いようです。

では、そんな「日常の足」である自転車ですが、取締りが厳しくなるということは、それだけ危険なことが起きているということですよね。ここで、自転車にまつわる皆さんの「ヒヤリ経験」も伺っていますので、見てみましょう。

【Q】自転車にまつわるヒヤリとした経験について教えてください。

日本全国のモニターさん(n=1007)
まずは、自転車に乗っている時の「ヒヤリ経験」です。やはり今多いのは、「歩きスマホ」の人が危ないという回答ですね。

歩きスマホの人が突然飛び出してきた(50代・男性)
・スマホを見ながら、下を向いて歩いてきて、右や左に歩く人(40代・男性)
歩きながら携帯メールかゲームの人にぶつかりそうになったとき(60代・男性)

筆者も道を歩いている時、まったくスマホを見ないかというとそれは嘘になります。時計や地図を見たり、メールをしたりということは往々にしてあります。ただ、よくそこまで歩きながらスマホ・ケータイによく没頭できるなと思いますよね。自転車に乗っている人からすると、スマホに夢中になっている人はふらふら左右に揺れたり飛び出してきたり、怖い存在のようです。
自動車も、自転車に乗っている人にかなり怖い思いをさせているようです。

・乗用車が接触しそうなところまで寄せてきた(40代・男性)
・狭い道を通っているときに自動車が後ろから猛スピードで追い抜いていったことがある(50代・男性)

自転車というのは、「中間管理職」だよなぁと筆者はよく思います。歩道を走ることも憚られ、車道では自動車に煽られ、なかなかつらい立場ですよね。最近はようやく自転車専用レーンが作られるなど、少しずつ自転車の「権利」が認められつつあるのかなと思います。だからこそ、危険な運転は取り締まるぞということなのではないでしょうか?

今回の調査では、普段自転車に乗っていない方も回答されています。皆さんから、自転車から受けた「ヒヤリ」な経験を教えてもらっています。
「歩きスマホ」についてご紹介したばかりですが、自転車に乗ったままスマホを見ている人も多くいるようです。

スマホをいじりながら自転車に乗っている人に、後ろからひかれそうになったことがあります(40代・女性)
携帯をいじりながら運転している高校生とぶつかりそうになった(40代・男性)
スマホしながらイヤホンで音楽聞きながら、下を向いて運転している人が沢山いる。よそ見している人も多くぶつかりそうになったこともある(50代・女性)

「歩きスマホ」ならぬ「漕ぎスマホ」とでも言うのでしょうか。よくいえば器用なのかもしれませんが、もし心当たりがある人がいたら、非常に危ないのでくれぐれもやめてください。これは冒頭で紹介した14項目の「危険行為」のひとつに該当します。

そしてもうひとつ多かった自転車の「ヒヤリ」は、無灯火です。

・帰宅途中の夜、曲がり角で無灯火の自転車と出くわし驚いたことがある(60代・男性)
・小さな交差点で信号無視する自転車。冬場だと、黒っぽいコートの人が多いので、自転車が無灯火で黒いコートだと良く見えない(50代・男性)

無灯火の自転車が突然飛び出してきたり、歩いている後ろから現れたりというのは、本当に怖いです。無灯火は14項目のうち、携帯電話と同じ「安全運転義務違反」に該当するのではないかと思います。絶対にやめましょう。

法律だから、ではなくて!

冒頭でご紹介した道交法の改正は2015年6月1日に施行されるということです。しかし、「じゃあ5月までは無灯火で良いや」といったことではありません。法律があるからどうこうではなくて、自分や誰かを傷つける可能性がある行為だから、すぐにやめましょう。
警視庁のデータによると、平成26年(2014年)の全国の自転車事故は約11万件。負傷者は12万人、亡くなった方は540人。傷つけるどころか人を殺めてしまう可能性すらある乗り物だということをよく理解した上で、乗るようにしましょう!安全運転を!

参考:都内自転車の交通事故発生状況(警視庁)

格安ネットリサーチ
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