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震災への備えは大丈夫?水や食料品の備蓄は普段使いの延長で簡単

VNM編集部 時事

阪神・淡路大震災から20年、東日本大震災から4年が経過します。それ以降もたびたび地震が起こり、日本はやはり地震の多い国であることを思わされる日々ですが、いざまた大きな地震が起きた時への対策はちゃんと出来ているでしょうか?今回は、震災への備えについて皆さんに伺いました。
関連:震災への支援、今出来ることは何だろう?改めてまとめてみました

「いざという時」に備えての準備、ちゃんと出来ていますか?

震災に関するアンケート

対象条件:日本全国のモニターさん
回答者数:1004人
(調査日:2015/2/26)

【Q】地震など災害への対策としての備蓄は出来ていますか?

日本全国のモニターさん(n=1004)
sonae01

「十分な備えがある」と回答されたのは僅か16.1%にとどまりました。逆に「ほとんどない」「まったくない」と答えているのが合わせて64.5%。実に7割近い方が、備えが出来ていないという結果となりました。
どのくらいの規模の地震がいつどこで起きるのか、現在の地震予測ではそこまで詳細なことはわかりません。いつ何が起きても良いように、食料品などの備蓄はある程度しておくべきではないでしょうか?

「緊急時に備えた家庭用食料品備蓄ガイド」ご存じですか?

「食料品の備蓄」と言われても、どの程度、何をどのように備蓄しておけば良いのでしょうか?実は、農林水産省が「緊急時に備えた家庭用食料品備蓄ガイド」というものを策定しています。元々は新型インフルエンザ感染拡大時の不要不急の外出を避けるために作られたものですが、それを災害時用に発展させたガイドです。
東日本大震災の際、電気・ガス・水道などのライフラインが復旧するまでに要した期間、3日間から7日間分の食事を想定した備蓄について、備蓄の取り組み方や備蓄した食材を使ったレシピなどを含めて紹介しています。

参考:農林水産省「緊急時に備えた家庭用食料品備蓄ガイド」
 ※リンク先は直接pdfファイルになっていますので注意してください。

備蓄の基本は、水、米、缶詰と火!

詳細については「備蓄ガイド」を見ていただくことにして、ここでは備蓄の基本についてご紹介したいと思います。
「備蓄ガイド」の中で「これだけは備えましょう」と紹介されているものは以下の4点です。


  •  1日一人あたり1リットルの水が飲料水として必要となり、さらに調理に使う水などを含めると約3リットルあれば安心、とのこと。1週間となると1人で21リットル、4人家族だと84リットル。けっこうな量になってしまいますが、最近はミネラルウォーターが安く売られている時もあるので、そういった時に「箱買い」して備蓄しておくのが良さそうです。

  •  米はエネルギー、そして炭水化物の確保源として「備蓄の柱」と紹介されています。水とカセットコンロなどの熱源が必要となりますが、その準備さえ出来れば炊飯が可能となり、2kgの袋で約27食分が確保できるとのことです(1合約75gとして計算)。ということは1人なら2kg1袋で1週間は過ごせます。4人家族でも10kgの袋がひとつあれば十分な備蓄となりそうです。洗う手間や水を節約するため、無洗米を備蓄用にすると良いのではないでしょうか。
  • 缶詰
     缶詰は特に量は定められていませんが、「サバ缶」や「焼き鳥」など、調理不要のものを多めに用意しておくのが良いでしょう。
  • カセットコンロ
     電気やガスの供給が止まってしまってもカセットコンロがあれば、ある程度の調理をすることが可能です。1日1本として6~7本程度あれば足りるでしょう。

これらに加えてレトルト食品や、パン・もち・カップ麺など米以外の主食、お菓子や調味料など、さらに可能ならば調理器具をまとめておけると立派な備蓄となります。

「備蓄ガイド」には、書き込みが可能なチェックリストなどもついていますので、ダウンロードして印刷して、実際の備蓄に役立たせることが出来ます。

日常の延長に「備蓄」を

「何かあった時の備え」と聞くと、「非常用乾パン」のような特別な「災害対策用」のものを用意しないといけないのかと思いがちですが、必ずしもそういうことではありません。普段から使用している米や食料を少し多めに「買い置き」しておくことが備蓄の基本となります(もちろん乾パンを否定しているわけではありません)。

防災用のものほど賞味期限が長くはないものでも日常的に使っているものであれば、賞味期限が近いものから定期的に使用して、使った分だけ買い増しておく、ということが可能です。こういった方法を「ローリングストック」と呼ぶそうで、下記のサイトに図入りで解説がありましたのでご参考にしてください。

参考:NHK そなえる防災|コラム|非常食の新たな備蓄法「ローリングストック法」を実践する

「備蓄ガイド」には、鍋でごはんを炊く方法や缶詰を使った料理レシピなども書かれています。備蓄している食料品で食事を作る際には、鍋でごはんを炊いてみるなど、試してみても良いかもしれません。

あまり過敏になりすぎてもいけないけれど…

地震や噴火など大きな災害は本当にいつ起こるかわかりません。だからといって常にその不安に怯え続けていては、日常の生活が困難になってしまいます。日常は普通に暮らし、何かがあった時すぐに対応が出来るように、備蓄など備えを用意しておくことが大事なのではないでしょうか?食料の備蓄の他にも家族との連絡方法の共有や、家の中の防災チェックなど、備えておくことはたくさんあります。
今回の調査では備えが出来ているという方は決して多くありませんでしたが、こうしてまた震災について考えるタイミングに、もう一度備えについて考えてみてはいかがでしょうか?

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