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虫歯予防に大事なのは、歯磨きするのと歯磨きをしない事?

虫歯予防に大事なのは、歯磨きするのとよく噛んで唾液を出すこと
VNM編集部 健康

苦手な音が筆者にはふたつあります。ひとつは、窓ガラスを爪でひっかいたような音。そしてもうひとつは、歯医者さんで聴こえる、虫歯を削る音です。筆者は幸運にもこれまでほとんど虫歯になったことはないのですが、それはアレを口に入れられて削られたくない!なんとしても虫歯にはなるまい!と子供の頃に思ったのが頭に残っているからかもしれません。

今回、虫歯についての調査をボイスノート会員の皆さんに行ったところ、程度の差もあるかとは思いますが、既に治療済みという方も含め、9割以上の方が虫歯になった経験があると回答されました。もはや虫歯は「国民病」とさえ言えるかもしれませんが、これ以上虫歯に苦しめられないようにするためには、どんなことに注意していけば良いのでしょうか?

歯磨きも大事だけど、もっと大事なのは…

虫歯に関するアンケート

対象条件:日本全国のモニターさん
回答者数:1001人
(調査日:2015/3/09)

【Q】1回の歯磨きにどれくらい時間を掛けていますか?

現在虫歯があるモニターさん(n=284)
1回の歯磨きにどれくらい時間を掛けていますか?

虫歯の原因としてまず考えられるのは、「歯磨きが充分でない」から、ですよね。現在虫歯があるという方に、どれくらいの時間を掛けて歯磨きをしているのかを聞いてみたところ、上位3つは、「1~2分程度」、「2~3分程度」「3分以上」となりました。
「30秒以内」は7.7%、「歯を磨かない」という人は3.2%という回答でした。歯科医によっては、10分以上時間を掛けるべきと提唱している方もいますし、逆にただ長くやれば良いというものではありませんが、この結果の印象としては、「割とみんな歯磨きをしているな」といったところでしょうか。ある程度の歯磨きをしていても虫歯にはなってしまうようです。参考に、これまでに虫歯になったことがないという方々にも伺ってみたところ…

【Q】1回の歯磨きにどれくらい時間を掛けていますか?

これまで虫歯になったことのないモニターさん(n=71)
1回の歯磨きにどれくらい時間を掛けていますか? 虫歯なし

「3分以上」とじっくり時間を掛けて歯磨きをするという方が最も多くなった一方で、なんと「歯を磨かない」という方が24%にものぼることがわかりました。
日頃からあまり葉を磨かなくても虫歯にならないという方がこれだけの割合でいるということは、歯磨き以外にも他に虫歯を防ぐ手段があるのでしょうか?

虫歯の原因に、唾液が絡んでいる!?

実は、虫歯の原因のひとつとして「口の中の唾液の量」が重要とされているんだそうです。唾液というのはたくさんの力を持っていて、唾液が少ないと口内の雑菌が繁殖・発酵して口臭の原因となったり、口から入るウイルスなどを防ぎきれずに風邪や歯周病をひく要因になってしまったりするそうです。

関連:口臭対策には歯磨き?ガム?柿?息のニオイ、気にしてます?

虫歯について言えば、虫歯菌の出す歯を溶かしてしまう酸を中和したり、酸で溶けてしまった歯を再生させようとする力があったりするんだとか。
そんな唾液ですが、ちゃんと唾液を出すためにやはり最も良いのは、「食事の際によく噛むこと」だそうです。皆さん、ちゃんとよく噛んでいますか?

【Q】食事の際、食べたものを「よく噛む」ほうですか?

これまでに虫歯になった経験があるモニターさん(n=930)
食事の際、食べたものを「よく噛む」ほうですか?

これまでに一度でも虫歯になった経験のある皆さんに伺ったところ、「あまり噛まないと思う」が30.8%となりました。およそ3人に1人は噛むことが足りないと自覚されているようです。いつもよりも10回以上多く噛むことがまずは大事とのこと。これを読んだ次の食事から、気をつけてみましょう!

唾液が少なくなる原因は、噛むことだけじゃない

唾液が少ないと虫歯や口臭、風邪などの原因になってしまうということですが、唾液が少なくなってしまう原因もさまざまなものがあります。
例えば、わかりやすいのは「薬の副作用」。花粉症の薬などを飲むと、口の中がカラカラになってしまうことがあります。他にも自律神経や高血圧の薬などにも唾液の量を抑えてしまう副作用があるものもあります。
また、日頃の緊張やストレスによって、唾液の分泌が少なくなってしまうということもあるようです。
体調不良やストレス、それに伴って唾液が減ってしまい、それによりまた更なる体調不良を引き起こす…悪いスパイラルにハマらないためにも、唾液の大事さを知ったうえで、日頃からよく噛んだり、ストレスの少ない環境を見つけたりすることが大事のようですね。

気になったら「唾液検査」受けてみる?

ということで、唾液にはさまざまな効果があることがわかってきました。しかし、量だけでなく、唾液の効果には大きく個人差があります。そこで、歯科では「唾液検査」というものを実施しているそうです。文字通り唾液の量、中和力(酸性のものを中和出来るか)、ミュータンス菌やラクトバチラス菌がどのくらい存在しているかなどを調べることで、虫歯のなりやすさを判定し、その人に見合った治療法・予防法を見つけていくという検査です。

虫歯に苦しんでいる人はもちろん、今は虫歯になっていないという人も予防という意味で、一度検査を受けてみてはいかがでしょうか?検査とともに、歯医者さんが適切な対処法・予防法を教えてくれるはずです!

参考:噛まないで食事すると虫歯になる!?[美ログ] | スキンケア大学
   虫歯が増える!唾液が少ないことによって起こる9つの危険 歯医者が教える歯のブログ
   唾液検査のすすめ(浅田まひろ歯科医院)

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