就職や転職につきものなのが、「履歴書」です。履歴書の中でも特に「自己PR欄」は、他人と差をつけるには大切なポイントです。
今回は自己PRを書く上で大切なコツを3つご紹介します。
大げさ過ぎず、控えめ過ぎず自分をPR!
できることから書く
あなたには何ができるのか。それを企業は知りたいと思っています。
自分にできることをアピールすれば、企業側はどんな仕事を任せるか、どんなキャリアプランにするかなどをイメージしやすくなります。
そして、即戦力になりそうなイメージを与えることができれば、採用の近道になります。
よく自分の経験や頑張ったことを真っ先に書いてしまうことがありますが、それよりも、あなたは何ができるのか、というに企業は興味があるのです。
自分の「自慢話」は一旦置いておいて、できることをアピールしましょう。
やりたい仕事も添えておく!
できることを書いた後には、やりたいことも書いておきましょう。
自分の希望する仕事があるのであれば、きちんと伝えておくことも大事です。
例えば、「イラストを書くことができます」とアピールした人なら「雑誌の表紙を描きたい」といったようにするとよいでしょう。
できることと絡めてアピールすれば企業側の仕事イメージが更にしやすく、自分はやりたい仕事に就くことができる可能性が上がると思います。
自分のすべてを書かない
これはひとつのテクニックですが、「自分の伝えたいことをすべて書かない」というものがあります。
すべて書いてしまうと、当然自己PR欄はいっぱいになってしまい、読みにくい印象を与えてしまいます。しかし、全てを書かない理由はこれだけではありません。
伝えたいことを残しておくことで、面接の際に話すネタとして温存しておくことができます。
さらに、自己PRを控えめに書いておくことで、面接官によっては興味を持った部分についての質問をされることもあります。
質問を引き出すことで、面接官の興味のあることがわかり、それに対してしっかり答えることで、さらにアピールできるチャンスになるのです。
少し難しいかもしれませんが、いくつか面接などを経験して自分のPRの仕方がある程度わかってきたら、試してみる価値はあるかと思います。
ボイスノート会員に聞きました!
【Q】履歴書のどの点をよく見ていますか?
履歴書に関するアンケート
対象条件:企業において採用担当を経験したことのある方
回答者数:280人 (調査日:2015/3/18)
32.1%で「自己紹介・自己PR欄」
自分とはどういう人なのか?自己分析から始めよう
自己PR欄は書類選考をクリアするためだけのものではなく、担当者面接や役員面接にも用いられるものです。
ここに自分のできること、やりたいこと、質問して欲しいことを織り交ぜておくことで、選考を最後まで有利に進めるようになるのではないでしょうか。
一見、当たり前のようなことに思えるかもしれませんが、自分がどういった人間なのかを履歴書に書くのは以外と難しいことです。内容の濃い自己PRを書くために、一度「自分とはどういう人なのか?」をしっかり自分の中で整理してみることから始めてみましょう。
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