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田舎暮らしはアリ?ナシ?実際に経験してわかった地方移住の魅力

田舎暮らしはアリ?ナシ?実際に経験してわかった地方移住の魅力
VNM編集部 生活

政府の地方創生事業も手伝ってか、最近「移住」に関する話題をよく見るようになりました。
従来のようなIターン・Uターンだけでなく、地方自治体によっては移住者を呼び込むためのユニークな施策も行われています。
中には移住者には土地と物件をプレゼントする自治体もあるなど、移住先を自由に選べる条件が揃ってきています。

そこで今回は、実際に東京から長野に移住をした筆者が感じたメリットとデメリットについて紹介します。
「そろそろ、田舎に引っ越そうかな?」と思っている人に、ぜひ見て欲しい内容です。

実際移住したからわかる、魅力な点や不便な点

移住して得られるメリット

やっぱり田舎は自然が豊か!

田舎には豊かな自然があり、人も多くなくて静かだし、渋滞もない。
むしろ、夜道を運転していて人が歩いていると驚いてしまうくらいです。
これがTHE・田舎。
移住する前からイメージしていた理想の生活スタイルです。

何といっても自然が近いのは魅力です。
家の前には田畑が広がり、ちょっと歩けば山に行ける最高のロケーション。
子供がいれば、広い野山を気遣いなく自由に遊び回れるのも田舎ならでは。

アウトドア好きや、登山・釣り・天体観測などなど自然を楽しむ趣味はもちろん、「ベランダ菜園」ではない規模の「家庭菜園」を作ることも出来てしまいます。
やはり、自然が豊かなのは移住する最大の魅力です。

家賃が安い!

家賃の安さは住めば住むほど実感します。
移住してきた当初は月5万円の3LDKでも安いと思っていましたが、住み始めてから空き家情報を見ていると4万円、3万円なんていう物件もあります。

色々と検討した結果、今住んでいる家は3DKで家賃2万円です。
築25年の古民家よりもちょっと新しいくらいの平屋ですが水周りもきれいだし、何よりも隣の家から離れているのがストレスにならなくて快適です。

家賃が安いのは、移住者にとっては大きなメリットです。
賃貸物件だけでなく、土地の価格も安いので、地方なら夢のマイホームも現実になる可能性があります。

音を気にしなくていい

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音楽好きの筆者が、移住してきて何よりも嬉しかったのは、好きな時間に好きな音楽を思う存分聴けることです。
都会では、ヘッドフォンをしたり、時間帯を気にしたりしながら聴いていた音楽も、隣の家が離れているので気にせずに聴けます。
楽器を弾く人も音を気にしなくて良いかもしれませんね。

音楽や楽器だけでなく、洗濯や掃除などの生活音も気にすることがありません。
自分が発する音もそうですが、相手の音も聞こえないので、本当に「音」に対するストレスはなくなりました。

移住してわかったデメリット

娯楽が少ない・・・移住してわかった都会の便利さ

インターネットが発達したとはいえ、やはり都会の「便利さ」には到底かないません。
24時間営業のコンビニエンスストアや自動販売機、電車やバスなどの交通機関など、言い出したらキリがありません。
「何もないのが田舎のいいところ!」だと思って移住してきてみたものの、やはり都会の便利さが恋しくなるときもあります。

特に美術館や映画、ライブなど、地方だとそういったところに行く機会がなかなか無いのも事実です。
お気に入りの海外アーティストが来日しても、わざわざ東京に行くわけにもいかず悔しい思いをすることも。
インターネットでは手に入らない「体験型の娯楽」は、地方に行くと縁遠くなってしまいます。

ご近所付き合いがキーポイント!

地方に移住して、一番気を使うのがご近所付き合いです。
(隣の家が遠くても「ご近所」はあるんですよ!)

特に農村地域や小さな集落では、昔から続いている会合や祭りごとが多々あり、移住者でも定期的に顔を出す必要があります。
また、草刈りや寄り合いなど、都会では絶対にないお付き合いもあります。

ただ、一昔前のイメージのように「よそ者は輪に入れない」ということはあまりなく、今は比較的移住者も受け入れてもらえる傾向にあります。
最初は不安かもしれませんが、あまり先入観を持たずにお付き合いするのがポイントかもしれません。

仕事が少ない、職種も限られている

移住してきて直面するのが、仕事の少なさです。

地方には働く場所が少なく、職種も限られている場合が多いです。
なかなか安定した仕事に就くのは難しく、かといって工場や夜勤の仕事をするのでは、せっかく地方に移住してきた意味がなくなってしまうというジレンマもあります。
給料が安いのも悩みのタネです。
家賃や物価が安いのが救いにはなりますが、それでも生活費だけで精一杯という状況も目にします。

おすすめは、場所を選ばずに仕事ができるフリーランス的な仕事。
特にクリエイティブ系の仕事は地方でも需要があるし、インターネット環境さえあれば成立する仕事ならば地方でも困ることはありません。IT関係、デザイナー、ライター、カメラマン、翻訳者、編集者など、ある程度経験を積んだ人なら、地方でも重宝される可能性があります。
漠然と移住を考えているのであれば、まずは都会でスキルを身につけてから、というのも一つの方法かもしれません。

車がないことには始まらない!維持費が掛かる…

地方では車がないと不便です。駅近物件なんて都会だけだと思ってもいいでしょう。

何と言っても車にはお金がかかります。保険料や燃料費、メンテナンス費用などの維持費がかかりますし、車のローンがあればさらに費用がかさみます。
それぞれは少額でも、色々と積み重なると以外とお金がかかってしまいます。

また、地方では小中学校の統廃合が進んでいる地域もあるので、幼稚園、小学校、中学校、場合によっては高校卒業まで送り迎えが必要になることもあります。
病院、買い物、お出かけなどなど、地方では車がないと何もできないと考えても大げさではありません。

移住はアリ?ナシ?

移住は、人生の一大イベントです。いくら条件が良くても、10年後、20年後を考えて行動する必要があります。

私が実際に、周囲の移住仲間と接して感じるのは、ほとんどの人が「自由だけどお金はない」ということ。
それでも、都内で満員電車に揺られて通勤して長時間労働をするよりも、田舎でのびのびと暮らしたほうが良いという意見が多数です。

家族構成やライフステージにもよるとは思いますが、田舎には都会とは違った良さがあることは間違いありません。
しかし、逆もまた然りで、都会でしかできないということももちろん多いはずです。

メリット・デメリットを踏まえた上で移住についてどう考えるかは皆さんです。
今のあなたの生き方に合った場所が見つかることを祈っています!

ボイスノート会員に聞きました!

【Q】現在のあなたの考えに最も近いものはどちらですか?

田舎暮らしに関するアンケート

 対象条件:日本全国のモニターさん
 回答者数:975人 (調査日:2015/5/12)

 ・都会で暮らしたい  51.5%
 ・田舎で暮らしたい  48.5%

ほぼ半々ながら若干「都会で暮らしたい」派が多い結果となりました。
記事にもあるように、どちらにも魅力が多いですからね。将来はどう過ごしたいのか、一度家族で話してみるのも良いかもしれませんね。

※編集部注:今回の記事で使用している写真は、実際に生活されているご近所の様子だそうです。
      確かに、どんなに大きな音量で音楽を聴いても怒られなさそう!!

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