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大河ドラマ、龍馬伝みたいな作品が観たいです!

大河ドラマ、今こそこんな題材の作品が観たいんですがどうですか?
VNM編集部 エンタメ

大河ドラマの視聴率、低迷中…

NHKの看板の1つである大河ドラマの視聴率が低迷しています。
かつては20%、30%が当たり前だった視聴率が、今では10%を超えるのがやっと、一桁台となることもしばしばです。

そこで現在放送中の第54作『花燃ゆ』までの過去の作品を振り返りつつ、視聴率が上がりそうなテーマを探ってみましょう。

参考:過去の視聴率 NHK大河ドラマ(株式会社ビデオリサーチ)

やっぱり戦国時代!

大河ドラマの中で、最も取り上げられてきたのが戦国時代です。

3作目の『太閤記』(1965年)を始め、最高視聴率39.7%を記録した『独眼竜政宗』(1987年)、最近では、『風林火山』(2007年)、『江~姫たちの戦国~』(2011年)、『軍師官兵衛』(2014年)などがあります。

時代的には1500年頃から1600年辺りまでの約100年間。
戦国時代に加えて、安土桃山時代から、江戸時代の始めまでを舞台に、多彩な人物を主人公にしています。

それだけに「取り上げすぎた」面は否定できません。
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康は主人公だけでなく、重要な脇役として何度も登場しています。
いわゆる戦国大名だけでなく、その周囲の人物を主人公に据えたことで、「主人公が小粒になった」とする指摘もあります。

そんな中、来年の舞台は戦国時代。
真田信繁(幸村)が主人公の『真田丸』ですが、今回は他の主人公を探してみましょう。
ここでテーマにしたいのが「悪役の再評価」、つまり徳川綱吉や田沼意次など、従来、悪役とされた人物の再評価です。

そこで明智光秀はいかがでしょうか。
本能寺の変は大河ドラマの中で何度も描かれていますが、明智光秀の子孫が書いた『本能寺の変431年目の真実』(明智憲三郎)のような本も発売されましたし、新たな解釈を元に明智光秀を描いても面白いのではないかと思います。

幕末も人気の時代!

戦国時代とともに多く放送されてきたのが、「幕末」と呼ばれる、江戸時代の末から明治初めにかけての時代です。

長く続く大河ドラマの記念すべき第1作目『花の生涯』(1963年)も幕末を描いた作品でした(井伊直弼が主人公!)。
他には『竜馬がゆく』(1968年)、『翔ぶが如く』(1990年)、近年でも『新選組!』(2004年)、『龍馬伝』(2010年)、『八重の桜』(2013年)があり、2015年現在は『花燃ゆ』が放送中です。

ただし時代が固まると、登場人物が被りがちなのは戦国時代と同様で、坂本竜馬、西郷隆盛、新撰組の面々などは、もはやこの時代のレギュラー出演者と言っても良いでしょう。

そうした面から抜け出そうと考えたのか、『篤姫』、『八重の桜』、『花燃ゆ』では、女性を主人公としています。
『篤姫』は視聴率を盛り返したものの、それ以降は低落傾向に拍車をかけた感があります。

幕末でも新たな主人公を探してみましょう。
ビッグネームはあらかた登場しているのですが、ここは最近の日韓関係を踏まえて、伊藤博文を推してみましょう。
『春の波涛』(1985年)でも登場していますが、歴史の真実を見つめ直すにはちょうど良いのではないでしょうか。

女性主人公は視聴者を呼び込めない?

朝の連続テレビ小説が女性を主人公としているのに対して、大河ドラマは男性を主人公にした作品が多めです。
しかしながら、女性を主人公とした作品も少なからずあります。

5作目の『三姉妹』(1967年)を始め、『おんな太閤記』(1981年)や、歴代3位となる平均視聴率32.4%の『春日局』(1989年)、そして『八重の桜』(2013年)や『花燃ゆ』(2015年)です。

ただ『篤姫』(2008年)以降は、視聴率は振るいません。
2015年放送中の『花燃ゆ』も、視聴率は一桁に落ちることが度々ですし、平均視聴率ですら10%ギリギリになっています。

ということは、女性主人公だと最近は人気が出ないのでしょうか?
女性の偉人、著名人も数多いので迷いますが、ちょっと目新しいところを狙って、推古天皇はどうでしょうか。
聖徳太子とペアの形でドラマ化すると、なかなか面白いのではないかと思います。

忠臣蔵は「独参湯」だ

歌舞伎の世界では、『仮名手本忠臣蔵』を「独参湯(どくじんとう)」と呼ぶことがあります。

「独参湯」は気付け薬として用いられることがあった漢方薬の一種です。
お客さんが不入りの時期でも忠臣蔵を演目にすると不思議と客入りが増えたことから、忠臣蔵は「独参湯」と呼ばれるようになったのだとか。

大河ドラマでも、2作目の『赤穂浪士』(1964年)以降、『元禄太平記』(1975年)、『峠の群像』(1982年)、『元禄繚乱』(1999年)が放送されています。

約50年間で4回扱われてきた題材でありながら、1999年から「ちょっと空いているな」と思わずにいられないのが、忠臣蔵です。
歌舞伎の言葉を借りれば、視聴率が低迷する大河ドラマにも『独参湯』となるかもしれません。

『元禄太平記』では徳川綱吉の側用人(そばようにん)である柳沢吉保を主人公としていましたが、やはり今大河ドラマで忠臣蔵を扱うならば、主人公は大石内蔵助かなと思います。

参考:NHK大河ドラマ『大河ドラマの人気主人公特集 4 人望厚い忠臣 大石内蔵助』

オリジナルドラマと原作付きドラマ

かつては、吉川英治、司馬遼太郎、山岡荘八など、名だたる作家の小説をドラマ化していました。
しかし近年はオリジナル作品が増えており、2012年の『平清盛』以降、4年連続、来年の『真田丸』を合わせると、5年連続でオリジナル作品となります。

オリジナル作品は、独自の主人公を設定できるなど、制作の自由度が上がる一方、有名な原作をドラマ化するとの話題性には欠けます。
NHKだけでなく、民放のドラマでも漫画や小説を原作とするドラマが多いことから考えると、大河ドラマの5年連続オリジナル作品は、意外と言っても良いでしょう。
そろそろ、大物作家原作の歴史絵巻が紐解かれる…かもしれません。

荒木又右衛門はいかが?

その他の候補を探してみましょう。
これまで取り上げておらず、視聴率がとれそうな主人公は誰がいるでしょうか。
注目したいのは、忠臣蔵同様の仇討ちものです。
昔から、日本人は仇討ちものに弱いと言われています。

一般的に、忠臣蔵とともに日本三大仇討事件と呼ばれるのが、『曽我兄弟の仇討』と『伊賀越の仇討ち(鍵屋の辻の決闘)』です。

後者で、剣豪として知られた荒木又右衛門を主人公にして、江戸時代初期のまだまだ落ち着かない世の中を描くのはどうでしょうか。
なかなか面白い作品になると思うのですが。

皆さんはどんな大河ドラマの主人公を希望しますか?

【Q】今までに観た大河ドラマの中で、最も面白かった作品はどれですか?

大河ドラマに関するアンケート

 対象条件:日本全国のモニターさん
 回答者数:1000人 (調査日:2015/3/18)

1 龍馬伝
2 軍師官兵衛
3 篤姫
4 独眼竜政宗
5 新選組!
ボイスノート会員の皆さんに好きな大河ドラマについて調査しました。
有効回答はおよそ400。その中で上位5作品はこのようなラインナップになりました。5作品のうち4作品は2000年代、比較的最近の作品が並びましたが、その中に『独眼竜政宗』がランクインしました!
主演は渡辺謙さん。 1987年の作品なので、30年近く前ということになります。
そのくらい時が流れても愛されるドラマというのは凄いですね。
ちなみに『独眼竜政宗』、第1話は横浜にある放送ライブラリーで観ることが出来るようです!気になる方はぜひ。
参考:放送ライブラリー

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