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株式、先物取引、外貨預金、外貨MMF…初心者向けの金融商品とは?

株式、先物取引、外貨預金、外貨MMF…初心者向けの金融商品とは?
VNM編集部 お金

なかなか景気を実感できない中、金融の勉強をしている人が増えている!

今、日本はアベノミクス効果によって不景気を脱出する傾向にあると言われていますが、給料がなかなか上がらないのに、消費税は上がり、さらに日用品など生活必需品の価格も値上がりして、私たちの生活は一向に楽になりませんね。

10年前と比べると、年収2千万円以上のお金持ちは年々増え続けているそうで、昔よりも更に格差社会は広がっているように感じます。

しかしそんな中、支出を抑え、銀行預金・外貨預金にお金を預け、投資をして、少しでも自分の資産を増やそうと金融の勉強を始めている人が増えています。

もちろん、リスクが伴うものではありますが、上手に使えば生活の足しには出来るかもしれません。
今回は金融の世界に目を向けてみましょう。

どの金融商品が自分に合っているの?

金融商品を通して資産を増やす方法はいろいろありますが、残念ながらどの金融商品が自分に一番向いているのかを理解できていない方が多いようです。
そこでいくつかの一般的な金融商品について、簡単に比較をしてみましょう。

銀行預金

一番身近なのが、銀行預金ですね。
現金を銀行口座に預けることで利子が得られる金融商品です。

しかし日本はまだまだ低金利のため(世界的に見ても低い水準です)、たとえ定期預金にしたとしても、得られる利子は少ないです。
しかも金融機関が破綻した場合、1千万円までしか保護されません。

外貨預金

外貨預金とは、円の代わりに外貨を銀行に預ける金融商品です。
外貨預金の金利は、その通貨を発行している国の金利が反映されるため、円の金利が低い現在では、外貨金利の方が高いので利子を多く貰えるメリットがあります。

更に、外貨預金では「為替差益」という日本とその国の通貨の金利差をお金で受け取ることができます。

しかし外貨預金はペイオフ(預金保護)の対象とはならないため、金融機関が破綻した場合、1千万円どころか全くお金が戻ってきません。

外貨MMF

「外貨MMF」は、海外の短期債券で運用するマネー・マーケット・ファンド(MMF)と呼ばれる投資信託の一種で、現在では証券会社だけでなく銀行・信用金庫などの金融機関や証券仲介業者で購入できます。

外貨預金と異なり申込時の手数料がかからないことなど収益を上げやすい分、為替手数料が発生するため、預金商品に比べると若干コスト高になる場合があります。

参考:外貨MMFとは/金融商品なんでも百科(金融広報中央委員会「知るぽると」)

株式

株式とは、株式会社が発行した株式に資金を投資し株主権を取得することを意味します。

株式会社が上場している場合、株価は常に変動するため、株価の変動を利用して売買をすれば大きな収益をあげることができます。

ただ、他の金融商品と比べ初期投資に多額のお金がかかります。
更に売買時間が9~15時に限られ、手数料も有料。
収益が大きい分、リスクも大きいので資金に余裕のある人でないとかなり危険です。

参考:株式とは/金融商品なんでも百科(金融広報中央委員会「知るぽると」)

商品先物取引

商品先物取引は、将来の決められた時点に特定の価格で商品の受渡しを行う取引です。
商品先物取引は、決められた時点の前であれば転売や買戻しが自由に行えるため、商品の受渡しをせず、売買差益から利益を得ることも可能となります。

しかし商品先物取引では、取引を限月までに終了させる必要があり、仮に限月を超えてポジションを持ちたい場合は、前の限月の取引を終了し次の限月の取引を開始する必要があります。
更に損失が拡大すると追加証拠金を請求される場合があります。

参考:商品先物取引のしおり(日本商品先物取引協会)
  

金融商品を選ぶには、まずは自己分析!?

最近ではゲーム感覚で投資ができる「FX」や、非課税対策の「NISA」など、今の時代やニーズに合わせた人気の商品が次々と販売されています。

しかし、他人とまったく同じ投資商品を選んではいけません。
なぜなら、人それぞれ投資できる金額や、趣味趣向、性格、将来の目標値が違うからです。

いま自分はどれだけの資産を持ち、どれだけの金額を投資にまわせるか?
コツコツ貯めていきたいのか、一気に稼ぎたいのか?
いろんな角度から自分や自分の目標を見つめ直す必要があります。

いわゆる「投資セミナー」に参加して勉強するのは良いことですが、ただやみくもに投資セミナーに参加するよりも、自分自身の現状分析をした上で自分に合った投資セミナーを選んだ方が、一番効率的で無駄がない投資の勉強法と言えるかもしれませんね。

【Q】以下のうち、あなたが現在行っている金融商品を選んでください。(複数回答可)

金融商品に関するアンケート
 対象条件:日本全国のモニターさん
 回答者数:1000人(調査日:2015/7/1)

 ・銀行預金  53.8%
 ・株式取引   17.2%
 ・外貨預金   9.6%
 ・その他投資信託  7.4%
 ・外貨MMF  1.8%
 ・商品先物取引  0.2%
 ・どれもやっていない  36.5%

今回記事中で紹介した金融商品について利用状況を調査してみました。結果、銀行預金が53.8%、次の株式取引が17.2%と大きな差が開いていることがわかりました。
まだ株式取引や外貨預金というのは、手が出しにくいものだと感じている方が多いのかもしれません。
それにしても、銀行預金も5割程度なんですね。
他の皆さんは現金を家で管理しているということなんでしょうか…。

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