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生食禁止何故?禁止されていない食材でも気をつけるべき注意点

生食禁止はどうして?禁止されていない食材でも気をつけるべき注意点
VNM編集部 健康

牛がダメなら豚を食べれば良い…というワケじゃない!

2015年6月、食品衛生法の改正により、生の豚肉の提供が禁止されました。
これに違反した場合、2年以下の懲役か200万円以下の罰金が科せられることがあります。

参考:厚生労働省「豚のお肉や内臓を生食するのは、やめましょう」

元々、豚肉は生食が避けられていた食べ物です。
しかし牛肉、とくに牛レバーの生食が禁止されたことで、代替として居酒屋や焼き肉店などで、生の豚レバーが提供されるようになりました。

牛の禁止は安全性を考えた上での規制だったワケですが、このことがかえって「豚レバーを生で食べる」という新たな危険性を呼び込み、さらなる規制を生んだ格好です。

肉や魚を生で食べることの良さは、人それぞれあるでしょう。
歯ごたえや風味などの味わいだったり、「酒に合う」「滋養がつく」などの好みだったりするかもしれません。

その一方で生食に危険性があるのも事実。
何故生食は規制されてしまうのか?
どうして生食は危ないとされるのか?

今回は、生食をする上での注意点を確認してみましょう。

新鮮なうちに食べよう

どんなに清潔にしていても、手や包丁、まな板などには菌がついていると考えた方が良いでしょう。
そしてわずかでも菌は繁殖を始めます。

買ってきたお刺身やお寿司などは、買ったその日のうちに、生野菜や生卵もなるべく新鮮なうちに、よく洗ってから食べるようにしましょう。
冷蔵庫に入れておけば大丈夫、というものでもありませんのでご注意を。

参考:東京都福祉保健局「保健所だより第19号 食品の『生食」にご注意!」

体調が良くないときには生食は避ける

「何だか具合が悪いな…」というときには、「ここは1つ元気を出すために…」ではなく、生食は控えましょう。

生の食べ物の消化は、内臓に負担をかけます。
体調が悪い上に、体の負担を大きくするのは逆効果です。

また、新鮮なお刺身にお酒が合うのは分かりますが、体調が優れないときにはお酒も控えめにしたいもの。
アルコールの消化は生食同様に内臓に負担となります。

お酒の席で「アルコール消毒だ!」のように威勢の良い言葉を聞くこともありますが、それは単に言葉のあやであって、そうならないのは分かるはずです。

お刺身をおいしく味わうのであれば、やはりお酒もほどほどにしましょう。

よく噛んで食べよう

子供の頃、「よく噛んで食べなさい」と親から言われた人も多いのではないでしょうか。

具体的な目安としては、一口20回とも30回とも言われています。
昔に比べて柔らかい食べ物が多くなったことから噛む回数が減っていますが、心がけてでもしっかり噛んで食べたいものです。

しっかり噛むことで、食べ物が細かくなり、唾液と混ぜ合わさることで、消化しやすくなります。
さらに唾液に含まれる殺菌、抗菌作用も役立ってくれるはずです。

ただし「じゃあ、よく噛めば生で食べても大丈夫だな」と考えるのは禁物。
あくまでも消化や殺菌の手助けくらいに考えましょう。

参考:健康+生活「食事はたくさん噛むべし!唾液の殺菌効果を活かして風邪予防」

薬味や調味料を活用しよう

大根、わさび、ネギ、生姜、ニンニク、トウガラシなどの薬味や、酢、しょう油、塩などの調味料には、殺菌、減菌の効果があります。
またハーブの一種やレモンやライムなどの果物にも、殺菌や減菌の効果を持つものがあります。

こうした薬味や調味料を効果的に使うことで、食中毒などの危険性を減らすことが可能です。

それでも噛むことと同様に、殺菌や減菌の手助けくらいに考えましょう。
「生姜をたっぷり使って、酢で締めたから絶対に安全」なんてことはありませんので、注意してください。

参考:三和食品「わさびの優れた殺菌性」

生では食べない

究極の生食対策は、「生では食べない」ことです。

「当たり前だ!」と思うかもしれませんが、「水が無ければ溺れない」などと言うように、生食の危険性を避けるためには、生食を極力減らした方が良いでしょう。

毎日の食生活から、全て生食をなくすのは難しいかもしれません。
でも1食に1品までや、1日に○品、週に○品のように減らすのはできると思います。

まだまだ規制は拡がってしまう?

今回、豚肉の生食提供が規制されたことで、鶏肉や馬肉、さらには他の食肉の生食が拡大する可能性や、さらなる規制の拡大へとつながる可能性が指摘されています。

自己責任ではあるのですが、肝炎患者の増加などは国の医療費負担を重くするため、国による何らかの規制はやむを得ないでしょう。
不要不急な規制を増やさないためにも、消費者の側が自衛するよりなさそうです。

参考:産経ニュース「『生食」厚労省が豚も来年禁止へ ジビエ、鶏肉にも生食リスク」

【Q】あなたがよく食べる(食べていた)のはどれですか?(複数回答可)

食事に関するアンケート
 対象条件:日本全国のモニターさん
 回答者数:269人(調査日:2015/7/3)

あなたがよく食べる(食べていた)のはどれですか?(複数回答可)

ボイスノート会員1000名に調査を実施、お肉の「生食」が好きという269名に何が好きか伺いました。
「馬刺し」と、今ではもう食べられない「牛のレバ刺し」が飛び抜けてツートップという結果になりました。
編集担当の私は、小さいころ吉祥寺の「いせや」でレバ刺しを知った思い出が…。
頻繁に食べるものではなかったけれど、食べれないと思うと食べたい気持ちが高まってしまいますね…。
でも、具合が悪くなっては元も子もないですもんね。
レバ刺し以外でも管理には十分気をつけましょう!

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