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ハローワークは求人だけじゃない!職業訓練制度でスキルアップを

ハローワークは求人情報だけじゃない!職業訓練制度でスキルアップを
VNM編集部 仕事

ハローワークは就職を支援してくれる行政機関

皆さんは「ハローワーク」がどんな施設なのかご存知ですか?

「仕事を紹介してくれる公的な機関」だというイメージが強いかと思いますが、仕事の斡旋だけでなく雇用保険の手続きや給付、助成金や給付金の手続きと支給、就職に必要な資格・経験を補うための職業訓練校の開設や援助など、国民の就職を全面的にバックアップするための公共の行政機関がハローワークです。

ハローワークは正式には「公共職業安定所」といい、1990年度から厚生労働省の公募により愛称として呼ばれるようになりました。

設立当初は職業斡旋の業務がメインでしたが、今では就職できない人向けの「職業訓練制度」等が充実しており、多くの人がこの制度を利用して仕事の知識や技能・技術を学び、資格を取得するなどして、うまく就職活動につなげています。

今回は、その中でも「職業訓練制度」についてご紹介します。

ハローワークの「職業訓練制度」とは?

「未経験の仕事にチャレンジしたいがスキルが足りない」
「新しいスキルを身につけてステップアップしたい」
「ブランクが長くて再就職が不安である」
「資格を取って希望の就職を勝ち取りたい」
・・・・と思っている方は、ハローワークの職業訓練制度を利用しましょう。

職業訓練制度とは、ハローワークが職業訓練校を開設または民間企業に委託をして、求職者に対して無料で就職に向けた知識・技術の取得、レベルの向上を図るための教育を施す制度です。

職業訓練校で取り扱う職種も多岐にわたり、インターネット、WEBデザイン、プログラミング、アプリ開発、CAD、DTP、建築、宅建、経理、簿記、調理、介護、医療事務、ファイナンシャルプランナー、エステティシャン、ネイル、アロマなど、自分の好みに合った学校・科目を選択することができます。

参考:職業訓練(就職に向けてスキルを身につけたい方へ)

月々10万円の給付金がもらえる制度も

この職業訓練校では経済的に厳しい人に対して、月々10万円の職業訓練受講給付金を支給しています。
給付金がもらえる条件は下記になります。

・雇用保険の受給資格がない社会人である
・全ての訓練実施日に出席している
・本人収入が月8万円以下
・世帯全体の金融資産が300万円以下
・世帯全体の収入が月25万円以下
・現住所以外に土地・建物を所有していない
・訓練期間中、月に1回ハローワークに来所し職業相談を受ける

住民票や銀行の通帳などの提出を求められるなど、給付金の申請には厳しい審査がありますが、あくまで不正に給付金をもらおうという人を弾くための審査なので、条件に合致していれば何も恐がる必要はありません。
経済的な理由で立ち止まらざるをえない状態にある方は、ぜひ活用してみてください。

 参考:職業訓練受講給付金(求職者支援制度)

職業訓練校はちゃんと調べた上で申し込みを

職業訓練校は、上でも挙げたような様々な職種を目指すことができ、どれも授業料が無料ということで、コースによってはかなり人気のあるものもあります。
受講前には面接などの選考があり、申込者の全員が授業を受けられるとは限りません。

いざ入ってみたらちょっと違うな、となると本当に勿体無いので、学校見学をするなど、下調べをしっかりした上で申込をしたほうが良いと思います。

ちなみに、失業保険をもらっている方であれば、失業保険が切れる時期に開設している学校を選べば、失業保険の受給が終わったあとも国から給付金がもらえるという裏ワザもあります。
(裏ワザというとちょっとズルく見えるかもしれませんが、就職の意志がある人に適切な支援を国がしてくれるという仕組みです。)

詳しいことはあなたの住民票がある住所を管轄するハローワークに問い合わせてみてくださいね。
http://www.mhlw.go.jp/kyujin/hwmap.html

【Q】あなたがハローワークで利用したことのあるサービスを選んでください。(複数回答可)

ハローワークに関するアンケート
 対象条件:日本全国のモニターさん
 回答者数:519人(調査日:2015/7/13)
あなたがハローワークで利用したことのあるサービスを選んでください。(複数回答可

ボイスノート会員1000人に調査したところ、ハローワークの利用経験がある方は519人。
その方たちを対象に、ハローワークで利用したことのあるサービスを答えていただきました。
その結果、「求職情報の閲覧・申込」が最も多く76%、「雇用保険の手続き」が46%、「職業相談」が35%という結果となりました。

そんな中、今回の記事でご紹介した「職業訓練制度」についてはわずか8%。
職業訓練に至る前に就職が決まっている人が大半、ということであれば良いのですが、知らないまま見過ごされているのだとしたらとても勿体無いことですね。

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