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ガソリン、保険、選び方…田舎暮らしに欠かせない車に掛かるお金

ガソリン、保険、選び方…田舎暮らしに欠かせない車に掛かるお金の話
VNM編集部 お金

地方移住して初めてわかった「車にはお金が掛かる」

筆者が6年前に東京から長野に移住した際、東京と長野で最も勝手が違うと感じたのが「車」です。

都内にいた頃は、会社までは自転車通勤、出かけるときは電車。
免許は持っていましたが、車に乗るのは実家に帰省したときか、レンタカーを借りて旅行するときくらいでした。

東京とは違い、長野では車が無いと暮らせません。
買い物に行くにも車、仕事に行くのも、遊びに行くのも、まず車がないと身動きが取れません。

駅近の物件ならば電車も使えますが、その電車も1時間に1本程度のローカル線なので、不便極まりありません。

そんなわけで、長野に移住してきてから車を購入したのですが、買ってみてわかったのは、「車は意外とお金がかかる!」ということでした。
車両購入費はもちろんですが、ガソリン代や自動車保険、整備など、もしかしたら結局都内のアパートを借りるのと変わらないのではないかと思えるほどの出費です。

そこで今回は、これから移住を考えている人に田舎での車事情を紹介したいと思います。私が20代後半で初めて車を買った経験が少しでも役に立てばと思います。

ガソリンは県によって価格が違う

車の乗るには、当然ですがガソリンが必要で、その費用が発生します。
毎月2~3万円は掛かります。
ほぼ固定費と言えるでしょう。

車生活を維持する上で一番効率的な方法は、このガソリン代を節約することなのですが、車を使うようになって気付いたのは、クレジットカードやポイントサービスを活用することも大事ですがそれ以上に、「ガソリンの価格は場所によって違う」ということです。

筆者が住んでいるのは長野県と山梨県の県境付近です。
観光地のためなのかガソリンが常に高めで、平均価格よりも10円も違うときもあります。
ある時、お隣の山梨県に用事があったので、ついでにガソリンを入れようとすると、すごく安いことに気づきました。
その時は15円くらい差があったのです。

お店の努力で安くしているのかなと思っていましたが、そうではないのです。
実はガソリンは県によって価格が違うのです。
油槽所からの距離や同業者が多く価格競争が激しいなどの複合的な理由はありますが、例えば5kmくらいしか離れてないガソリンスタンドでも、県境をまたぐだけで値段の差があるのです。
些細なことのようにも思えますが、こういう情報を得る努力がガソリン代の節約に繋がるのです。

関連:ガソリン価格最安値はお出かけ前に価格比較サイトでチェックを!

自動車保険は乗り始めが高くなる

車を乗っている人には常識なのかもしれませんが、筆者は自動車保険に加入するときに初めて「等級」というシステムがあるのを知りました。

等級とは、

通常、私たちが「等級」と言っているのは、「ノンフリート等級別料率制度」の「等級」のことです。
この等級によって保険料が割り引かれたり、割り増しされたりすることになります。
等級は1~20等級まであって、原則的には、1等級が最も保険料が高く(割増率が高く)、20等級が最も保険料が安く(割引率が高く)なります。
任意保険の基本を学ぼう(自動車保険の場合)-Yahoo!保険

この仕組みによって、無事故で長く乗れば乗るほど保険料がお得になっていくのです。
ただし、乗り始めは誰でも6等級(通常)から始まります。
筆者のように20代後半で車に乗り始めても、高校卒業してすぐに乗り始めても保険料が同じなのです。
乗り始めの保険料は意外と高いので、車の経費としてもかなりかさみます。

参考:任意保険の基本を学ぼう(自動車保険の場合)(Yahoo!保険)
   等級制度の基礎知識(ソニー損保)

スタッドレス、4WD、車高、場所によっては車を選ぶ

どんな車を選ぶかも重要です。
冬の路面凍結や積雪の可能性がある地域は冬用の備えが欠かせません。
筆者が住んでいる地域は、雪は多くないものの、冬場になると路面はアイスバーンになります。
そうなると道路はツルツルで、歩くのも困難になります。

移住して車の購入を考え始めると、どうしてもまずは安い中古車を探すところから始めることになると思います。
その時に注意して欲しいのが、移住先の地域の冬の条件に耐えられるのかです。

今はインターネットでも全国から車を買うことができます。
安くて良い車を探すにはこれ以上にない環境ですが、安易に選んでしまうと、冬に大変な目に遭うかもしれません。
最悪の場合、スリップ事故を起こしてしまったり、もしかしたら家から車を出せないなんていう事態になったりしてしまうかもしれません。
車を選ぶ際は、できたら地元の車屋さんや移住先の仲間に状況を聞いてアドバイスをもらったほうがいいでしょう。

維持費のことも見据えて移住プランを考えよう

田舎で、「車で30分」というと、かなりの距離のことを指します。
信号が少ない地域なら15~20km、それ以上かもしれません。
都内でいうと、例えば新宿駅から品川駅で14kmですが、新宿から品川まで車に乗るなんて、よほど空いている時間でないと30分で着くのは難しいでしょう。

車は便利な一方で、維持費もかかります。
今回紹介した3項目以外にも、税金やメンテナンス費用、車検費用など定期的にお金がかかります。

都心部以外で生活するのに、車は切っても切り離せないアイテムです。
これから田舎暮らしを考えている人は、生活費の他にも、車の購入費用や維持費について考えるのもお忘れなく。

【Q】あなたの日常生活において、自動車は欠かせないものですか?

自動車に関するアンケート
 対象条件:日本全国のモニターさん
 回答者数:1000人(調査日:2015/7/22~23)
あなたの日常生活において、自動車は欠かせないものですか?

自動車についての調査を実施しました。
別の設問で免許の所有率は83.8%となりましたが、「欠かせないもの」であるかという問いにはこのような結果となりました。
自動車は「欠かせない」と答えたのは40.2%。「無いとかなり困る」が20.1%、「無くても何とかある」が28.6%、逆に「あると困る」は11.1%でした。

マガジン担当は都内にひとりで住んでいるので、今のところは車を必要とはしていません。むしろ場所の問題もあって、「あると困る」くらいなのかなと思っています。
地方移住だけでなく、子育てというステージとなるとまた車も必要になってくるんですよね。
お金の問題はどこに住んでもどう暮らしていても絶えることがありませんね・・。

格安ネットリサーチ
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