仕事の記事

スティーブ・ジョブズの名言に学ぶ、リーダーとしてのあり方とは

スティーブ・ジョブズの名言に学ぶ、リーダーとしてのあり方とは
VNM編集部 仕事

スティーブ・ジョブズの名言から学ぶ、リーダーシップとは?

もし、あなたが部下なら、どのような上司が理想ですか?
頼りになる人、カリスマ的で誰も思いつかなかった解決策を提案できる人、それともあたたかく見守っていてくれる人でしょうか?

スティーブ・ジョブズは、亡くなって数年が経った今でも誰もが認める優秀なリーダーです。
アップルという大組織を率いただけでなく、様々なデバイスで世界の常識を変えた功績は計り知れません。

今回は、スティーブ・ジョブズの言葉からリーダーシップを学ぶためにヒントになりそうな10個を選びました。

関連:仕事が好きになる名言。先人たちの言葉からヒントを探してみよう
   ゆとり世代と「理想の上司」に学ぶ、これから求められる上司とは

チームを大事にしていたジョブズの言葉

ジョブズの言葉を読むとチームの大切さを説く言葉が多いことに気がつきます。
一般的にはカリスマとして、一人であらゆることをやっていたイメージがあるジョブズですが、昔からチームや仲間の大切さを強調していました。
それは表舞台でもてはやされるのとは裏腹に謙虚なリーダーの姿として映ります。

人は誰しも現実を単純なシンボルに置き換えがたかるけど、スーパーマンはとっくの昔に姿を消した。
大きなことはチームで成し遂げるものなんだ。(『インク』誌・1989年)
シンボルが好まれるのはわかっているが、自分のことを書かれると、心中穏やかではいられない。
たいがいが他の大勢の存在を見落としているからだ。(『タイム』誌・1999年)

「仕事は一人でやるものじゃない」とジョブズは繰り返し言っています。
どの仕事もチームプレイです。

もし、上司になって自分が全てをやらなければいけないと思い込んでいるとしたら、こんな言葉がヒントになるはずです。

僕がこれまでやってきたことも、今、ピクサーでやっていることも、どれもチーム競技だ。1人でするものじゃない。(『Charlie Rose』・1996年)
これはワンマンショーじゃないんだ。(『ビジネスウィーク』誌・1998年)

Appleの名の通り、理想はビートルズ

では、どのようなチームが理想なのでしょう?
ジョブズは同じ名前の会社を営んでいた偉大なミュージシャンの名前を挙げます。
良いチームのヒントになるのは助け合いなのかもしれません。

ビジネスの手本はビートルズだ。
4人が互いのマイナス面を補っていた。うまくバランスが取れていて、全体としては個々を足した以上のものとなる。
ビジネスも同じだ。大きなことは1人では成し得ない。
人と人が組み、チームとなってこそ偉業を成し遂げられる。(『60minute』・2003年)

組織はカリスマが引っ張るものではない

本当に完成された組織というのは、ヒーローがいるわけでもなく、カリスマが統制しているわけでもありません。
アップルもそうなのでしょう。

ジョブズが亡くなった後でもアップル社が業績を伸ばしていることを考えると、ジョブズが冗談のように話していた言葉にも納得がいきます。

なかには「ジョブズがバスに轢かれたりしたら、アップルはまずいことになるぞ」などと言う人がいる。
まあ、まさかパーティーを開くことはないと思うが、アップルには本当に有能な人材がいるから、誰をCEOに据えるか、取締役会がちゃんと候補あげるだろう。(『フォーチュン』誌・2008年)

上司としてどう振る舞ったら良いのか?

上司としての振る舞い方に悩んでいる人へ。
ジョブズのこんな言葉はどうでしょうか?
結局、組織を動かしているのは「人」です。
誰もが納得して、夢中になって働きたいはずです。

マッキントッシュの原動力は、この仕事をしてくれている人たちなんだ。
僕の役目は彼らのための場所作り、組織上の他のことを片付け、邪魔をさせないようにすることだ。(出典不詳)

時には外部の相手に対して想いをぶつけなければいけないことがあります。
この言葉もインタビューで製品が実現不可能だと言われたことについて追求されたときに出た言葉でした。

私がCEOだ。その私ができると思うからだ。(『タイム』誌・2005年)

熱い情熱は、部下や周りの仲間を取り込んでいきます。
ジョブズが考えていたことは、すごくシンプルだったのかもしれません。

この2つの言葉からは、好きなことに没頭する大切さが伝わってきます。

本当に好きなことを選んだら、そしてやるべき価値のあることだったら、後はぐだぐだ考えずに、ただ働けばいい。自然とそれだけに没頭するようになる。『フォーチュン』誌・1988年
僕らはただ夢中でやっているだけ。(出典不詳)

ジョブズも仲間を大事にしてきたリーダーである!

いかがでしたか?

一般的にはカリスマ経営者で、一人でなんでも決断していたようなイメージがあるジョブズですが、今回選んだ言葉からでも、かなり仲間を大切にしていたことがわかります。
(そうでない面も多々あったようではありますが、それはまた別の話・・。)

組織にとってチームは欠かせないように、リーダーも欠かせない存在です。
ジョブズの言葉を頼りに、あなたの理想のリーダー像を描いてみてはいかがでしょうか。

【Q】「ジョブズのもとで働いてみたい!」と思ったことはありますか?

仕事に関するアンケート
 対象条件:スティーブ・ジョブズを知っているモニターさん
 回答者数:768人(調査日:2015/8/6)

「ジョブズのもとで働いてみたい!」と思ったことはありますか?

「ジョブズのもとで一緒に仕事をしてみたいと考えたことはあるか?」という調査をしてみました。
結果は約3割が「ある」と回答しました。

理由も併せて伺いましたが、「ある」と答えた方は、
「ユニークな発想はどこから生まれるのかみてみたい」
「優秀な人のもとで働けるのはしあわせなこと」
などといったものが見受けられました。

逆に「ない」と答えた方は、
「彼のスピードにはついていけないと思う」
「自分の性格上どちらかといえば保守的な方なので革新的な発想の上司だとついていけない」など。
また、「彼はたまたま製品が当たっただけの人である」といった手厳しい意見の方もいました。

なお、質問文には「(業種が異なるから働けない、という意味でなく「彼のもとで仕事をしてみたいかどうか」で考えてください)」と添えたのですが、「ITのことはわからない」「英語が話せない」という理由で「ない」と答えた方も少なからずいましたので、ちょっと偏りのあるグラフになっているかもしれません。

スティーブ・ジョブズは既に亡くなっている方なので、どう頑張っても一緒に仕事をすることはかなわないのですが、今後ジョブズのような、ジョブズを超えるようなリーダーは現れるのでしょうか?