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大人も子供も楽しく世界を学べる手描きイラストが可愛い地図絵本

大人も子供も楽しく世界を学べる手描きイラストが可愛い地図絵本
VNM編集部 エンタメ

グーグルマップに取って代わられた地図帳

突然ですが、みなさんは地図帳を持っていますか?

筆者が、2000年代の初め頃田舎から上京してきた時に、すぐさま買ったものが「東京23区マップ」でした。
「No Map, No Life」と言っても過言ではない東京砂漠での生活。
地図無しに学生寮まで辿り着くなんて不可能だったからです。

しかし、それからおよそ15年経過した現在、地図帳は持っていません。
スマホでグーグルマップを開くだけです。
素晴らしい発明ですよね。

地図だけでなく、ストリートビューやインドアビューといった機能も充実してきているから、実際に行かずともその場所の様子まである程度わかるようになっています。
日本だけじゃなく、世界地図だって、簡単にネットで見ることができます。

そんなネット時代に、何故か人気を博している世界地図帳があるんです。
それは、『MAPS』という絵本です。

大人もハマる地図絵本『MAPS』

ポーランド人の絵本作家夫妻の共作、『MAPS』。
2013年に英語版が売りだされ、2014年に満を持して日本語版が登場。
発売から1年経った今でも、まだまだ人気を博しています。

コツコツと描かれた4000以上の魅力的なイラストがちりばめられた本書では、世界の42カ国が紹介されていますが、子ども向けかと思いきや、意外と大人も楽しめる内容になっているんですよ。

参考:イラスト、デザインともに優れた世界地図絵本「MAPS」ご紹介いたします。(代官山 蔦屋書店 オフィシャルブログ)

とにかく手描きにこだわったビジュアル

『MAPS』は、各国の地図の上にその国の歴史や名産、食べ物、建造物、スポーツ、動物などのイラストが溢れんばかりに載っている地図絵本です。

それらのイラストだけでなく、国名のロゴ、地図やその周りの海、地図を縁取る枠までも手描き!
しかも、アイスランドのページにいるトナカイとスウェーデンのページにいるトナカイのイラストは別物といったように、同じイラストは2回使われていないそうです。
その手仕事の細かさは、見るたびに新しい発見をもたらしてくれます。

歴史も地理も文化も一目瞭然

『MAPS』には地図として基本であるその国の面積、地名、人口、言語などの情報はもちろん、その国に関するトリビア的な情報まで載っています。

例えば日本だと、着物や寿司の紹介はもちろんですが、紫式部、漫画や女子高生文化、カラオケは日本で生まれて世界へ広まった、などなど。

文字で読んだらスッとは入ってこないような内容も、イラストなのでインパクトがあって覚えやすいのです。
「へぇ、ロシアにも海水浴場があるんだ!」など、お酒を飲みながらでもペラペラめくって楽しく勉強できそうです。

知らない国がよくわかる

この本のいいところは、知らない国がよくわかるところだと思います。
ただの地図帳なら、国の形しか頭に入ってこないし、文字で詳しく説明されても、知らない国はあまりよくわからないことが多いですよね。

でも、すべてをイラスト化してあるこの本なら、その国の場所も、建物も、料理も、動物も、実物を見たことなくても頭に入ってきます。
途中で本を閉じて、また後日見ても、イラストだから困ることもなさそうですね。
『MAPS』を見て、興味を持った国を訪ねてみるのも面白そうです。

多角度から世界地図を読む時代へ

使い古された表現ですが、インターネットの普及により、世界は極端に身近になりました。
物理的距離は変わらないのに、知らない国にいる誰かの今は、SNSで閲覧でき、まるで隣に住んでいるかのように、連絡を取ることが可能です。
昔は遠い異国だった国に住んでいる人と、明日一緒に仕事するようになるかもしれないのです。
だから、単なる地理情報以上の地図が、必要になってきているのかもしれません。

例えば、1990年代に「飢餓にあえぐアフリカの貧しい国」のイメージだったエチオピアは、2004年ごろから経済成長率が2桁で上がっているという、世界でもトップクラスの経済発展を遂げる国になっています。
まだまだ最貧国という位置づけですが、その伸びしろはすさまじいものがあります。
衣料品メーカーの製造工場が次々につくられ、かつての中国のようになっているそうです。

そして、今我が国では、積極的に誘致する政策の影響もあり、近年急速に外国人旅行者は増えていて、今後もますます増加する見込みだそうです。

小学生から英語を必須科目にするなど、世界を受け入れるのに躍起になっていますが、筆者としてはぜひとも、社会科の授業も充実させていってほしいなと思います。

英語はあくまでコミュニケーションツールであって、日本史、地理、世界史などの土台の底上げが必要なんじゃないかなと感じています。
学校の勉強を嫌いにならず、つめ込まず、能動的に参加できる。
「詰め込み」、そして「ゆとり」と迷走した学校教育ですが、21世紀の子どもたちには、ぜひともより良い環境を整えてあげたいものです。

世界地図絵本からだいぶ飛躍してしまいましたが、子どもには世界を知る糸口に、大人には新たな発見として、『MAPS』は楽しみながら読み応えのある絵本だと思います。

参考:アフリカの玄関、急成長を遂げる エチオピアの首都アディスアベバ(ライフスタイルリサーチャー)
   経年データ – 訪日外国人数(JTB総合研究所)

【Q】最近、絵本に接する機会はありますか?

絵本に関するアンケート
 対象条件:日本全国のモニターさん
 回答者数:1000人(調査日:2015/9/2)
最近、絵本に接する機会はありますか?

ボイスノート会員1000人に調査しましたが、やはりなかなか絵本に接する機会が無いという方が多いようです。73.5%の方が「絵本には最近接していない」と回答しています。

しかしながら、国内外問わず、今回紹介した『MAPS』のように、大人が読んでも楽しめる絵本も多々あります。
「え~、絵本?」と思いつつも手に取るとついつい引き込まれてしまいます。
大きい本屋さんに行くとそういったコーナーが展開されていることもあります。
ぜひ一度覗いてみてはいかがでしょうか?

格安ネットリサーチ
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