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Hulu、Netflix…重要なのは値段?配信本数?動画配信サービス比較

Hulu、Netflix…重要なのは値段?配信本数?動画配信サービス比較
VNM編集部 エンタメ

映像の見方が激変する!?動画配信サービスに大注目!

日本のテレビ業界はここ数年視聴率が低下するなどしていて、メディアの勢力図が変わると話題になっています。

そんな中、「日本の映像業界に黒船がやってくる」と大きく報じられたのが「ネットフリックス(Netflix)」というインターネット動画配信サービスです。
インターネットのブロードバンド化が進んだことで、ネット回線を通じて高画質の動画を観ることが容易になり、そのさらなる一手として、アメリカ発の「定額制のネット動画配信サービス」が日本に乗り込んでくるというわけです。

2015年9月からこのNetflixもサービスがスタート。
それより前から日本でもサービスを始めていた「フールー(Hulu)」や、「ユーネクスト(U-NEXT)」なども含め、動画配信サービスが今後さらに拡大していくのは間違いないと思われます。

そこで今回は、いくつかの動画配信サービスを比較!
これから使い始めるならどれが良いのか、見ていきたいと思います。

関連:ネット動画、有料配信よりもテレビ番組の見逃し配信が注目度高し!!
   以前の調査では見逃し配信のほうに注目が集まっていましたが…

大手動画配信サービスをくらべてみました!

動画配信サービスの特徴は?

ネット動画配信というと、かつて(10数年前)はパソコンでカクカクの映像を観る・・というものでしたが、今では快適かつ高画質に映像を観ることが出来ます。

さらに、多くのサービスでは共通して、

・月額定額制
・パソコンだけでなく、インターネットに繋いだテレビやスマートフォン、タブレットなどさまざまなデバイスで視聴が可能
・洋画、邦画、テレビドラマなど多くのジャンルが公開されている
・本登録前に無料でのお試し期間が設けられている

といった特徴を持っています。

・月額いくらなのか?(どういった支払い方法があるのか?)
・どんな作品を観ることが出来るのか?
・どんなデバイスで観ることが出来るのか?(自分にとって使いやすいか?)

といった点をお試し期間をうまく使って比較していくと、自分にぴったりのサービスが見つかるのではないでしょうか?

ここからはこうした点に注目しながら、いくつかのサービスを取り上げてみたいと思います。

1.Hulu

まずはHuluです。
アメリカに本拠地を置いたサービスで、日本では2011年8月31日からサービスが始まっています。

月額料金は933円(税抜き)で、およそ10,000本の映画やドラマを観ることが出来ます。
日本においては日本テレビ(の子会社)が事業を継承しているため、日本テレビ系のドラマやバラエティ番組の特別バージョンなどが優先的に観られるのが特徴です。
(他局のオンデマンド作品も配信されています)

Hulu対応のテレビやスマートフォン、タブレット、パソコンの他にニンテンドー3DSやWii、PS3などでも視聴することが可能です。

無料のお試し期間は2週間です。
また、『24』や『HEROES』など、第1話は会員登録をせずとも観られる作品も用意されています。

「動画配信サービス」というものを世に知らしめた存在として、価格も安すぎず高すぎず、コンテンツの好みさえ合えばかなり充実した動画ライフを送れるのではないでしょうか?

hulu
http://www.hulu.jp/

2.U-NEXT

続いてはU-NEXT、2007年6月からスタートした日本発の配信サービスです。
見放題サービスと、視聴の度に料金が発生するPPV(ペイ・パー・ビュー)作品を観られるサービスとの2本柱となっています。

見放題サービスの月額料金は1,990円(税抜き)と、他サービスより若干高めですが、PPV作品の視聴に使えるポイント1000円分が毎月付与されるのと、最大4つの「ファミリーアカウント」を持つことが出来るのが特徴です。
配信本数は見放題サービス対象、PPV、カラオケ映像なども含めて11万本以上。

ポイントはPPV作品に使えるほかに、全国の提携の映画館でのチケット購入にも使うことが出来ます。
家で動画を観ると映画館でも映画が観られるというのは面白いサービスですね。

「ファミリーアカウント」は、その名の通り家族それぞれが使うことが出来るもので、アカウントごとに視聴できる作品の年齢区分の設定が出来ます。
U-NEXTではオトナ向けの作品も公開しているので、子供にはそういった作品を見せないようにすることが出来ます。

また、U-NEXTはスマホやパソコンの他に、Playstation Vitaを使って視聴することも可能です。

こちらのお試し期間は16日間。
PPV作品に使える500ポイントがプレゼントされるので、PPV作品もお試しすることが出来ます。

家でも動画を観るし、提携の映画館でも観るし、という人はもちろん、家族それぞれで映像を楽しみたい方や、逆にこっそりとオトナ向け作品を堪能したい方にも向いていそうですね。

U-NEXT
http://p.unext.jp/

3.dTV

NTTドコモが運営する動画配信サービスです。
もともとはドコモのスマートフォン、タブレットのユーザーしか利用が出来ないサービスでしたが、2014年4月から「キャリアフリー」となり、他社のケータイなどからでも登録・視聴することが可能になりました。

月額500円(税抜き)と他サービスより圧倒的な安さです。
もとがケータイ向けのサービスなので、こういった金額になったのではないかと思います。
(一部新作タイトルなどで有料コンテンツがあります)

上の2サービスのようにゲーム機での視聴は出来ませんが、dTVターミナルという専用機器をテレビに繋いで視聴することも出来るようです。

映画やテレビドラマに加えて『ドラえもん』『妖怪ウォッチ』『クレヨンしんちゃん』などのキッズ用コンテンツ、ライブ映像などの音楽コンテンツ、さらにBeeTVで制作されたオリジナルコンテンツなど、2015年4月時点で23,000タイトル、120,000コンテンツが配信されています。

一部に有料コンテンツがあるとはいえ、月額500円というのはかなり魅力的と言えそうです。
dTVのお試し期間は31日間。
たっぷりと試すことが出来そうですね。

dTV
http://pc.video.dmkt-sp.jp/

4.amazonプライム・ビデオ

通販サイトamazonが2015年9月からスタートさせたのが、「amazonプライム・ビデオ」です。

amazonはもともと、「お急ぎ便」などの利用料が無料になる年会費制の「プライム会員」という制度を導入していたのですが、その会員向けに始められたのがこのサービスです。

プライム会員の年会費は3,900円(税込み)なので、単純に12ヶ月で割れば月額は325円ということになります。
dTVよりもさらに安い!
しかもこれはあくまで「プライム会員の年会費」としての金額。
325円で「お急ぎ便」が無料になるだけでもおトクなのですが、さらに動画も見放題というのはかなりおトクなサービスであるといえます。

他のサービスとさらに異なるのは、amazonが発売しているFireタブレットや他社のスマートフォン、タブレットなどでも、動画のダウンロードが可能だということ。
予めダウンロードしておけば、インターネットのつながらないところでもしっかりと動画を楽しむことが出来るのです。

配信本数は明らかにされていませんが、amazonオリジナル作品やAKB48のコンサート映像などamazonでしか観られないものも数多く配信されているそうです。
今後は日本向けのamazonオリジナル作品も制作予定とのこと。

あくまでもプライム会員の特典のひとつではありますが、amazonである程度買い物もするし、動画もふとした時に観たいし、という人にはちょうど良いサービスなのではないでしょうか。

プライム会員の1ヶ月無料体験があるので、プライム・ビデオを含め、amazonの特典を使いまくってみてはいかがでしょうか?

amazonプライム・ビデオ
http://www.amazon.co.jp/b?node=3535604051

5.Netflix

そして最後は、「黒船」ことNetflixです。
Netflixは、オンラインDVDレンタルのサービスで大人気の企業でしたが、並行してスタートさせた動画配信サービスが世界中で会員を増やし、2015年6月の時点では全世界で6560万人もの会員がいるのです。

Netflixの強みはこの会員数の多さを活かした「レコメンド機能」。
膨大なデータからオススメの作品を教えてくれるこの機能を世界各国のユーザーの75%が利用しているそうです。

また、オリジナル作品にも力を入れていて、日本ではフジテレビと手を組み『テラスハウス』の新シリーズや桐谷美玲主演のドラマなどを既に配信中。
芥川賞を受賞して大きな話題となった又吉直樹の『火花』の映像化権も既に獲得しているそうです。

料金プランは3つに分かれていて、最安値は月額650円。
このベーシックプランでは1つの画面でSD画質での視聴が可能となります。
950円のスタンダードプラン、1450円のプレミアムプランと値段が上がるごとに画質の向上と同時に視聴できる端末の数が増えるという仕組みです。
ひとりケータイで観る程度なのでベーシックプラン、家族で使い分けたい場合はプレミアムプラン、といったように使い分けできるのが魅力です。

そして、最もNetflixが力を入れている点、それがテレビへの進出です。
今後発売される新しいテレビには、リモコンに「Netflixボタン」が搭載されるものが増えていきます。
これまで紹介したサービスは、ChromecastやAppleTV、専用の端末などをテレビに接続する必要があるものがほとんどでしたが、Netflixの場合はチャンネルを変えるのと同じように視聴することが出来るようになるのです。

まさに、世を変えるきっかけとなる「黒船」、ですね。

Netflix
https://www.netflix.com/jp/

黒船が来て、国は変わる!?

以上、主なサービスを紹介してきましたが、他にもレンタル大手TSUTAYAが運営する「TSUTAYA TV」や、動画配信とケーブルテレビの良いとこ取りのような「ひかりTV」、各テレビ局の運営するオンデマンドサービスなど、さまざまなサービスが展開されています。
数年前から動き出していたこれらのサービスが、「黒船」Netflixがやって来たことによって、活性化してきているのは間違いありません。

かつて幕末に本当に黒船がやってきた時、結局国を変えたのは時を同じくして動き出した日本の若者たちでした。
それと同じように、これから映像業界は(テレビも含めて)新たな時代に向けて挑戦や変化が繰り返されることとなるでしょう。

私たちは、それがどうなっていくかを見守りつつ、まずはどれが自分にとって適したサービスなのかしっかりと見極めて、楽しい映像ライフを送りたいものですね。

【Q】動画配信サービスを利用する際、どれを使って作品を視聴しますか?(複数回答可)

動画配信サービスに関するアンケート
 対象条件:動画配信サービスに関心のある方
 回答者数:310人(調査日:2015/9/20)

動画配信サービスを利用する際、どれを使って作品を視聴しますか?

さまざまなデバイスが使える動画配信サービスですが、今回の調査ではパソコンを使って視聴するという方が67%と最も多い結果となりました。
続けてスマートフォンが38.1%と追いかけています。
だんだん街中のWifi環境なども整ってきましたが、電車の中でも動画が安定して観られるくらいになってくれると嬉しいんですけどねぇ・・(個人的な意見です)