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観葉植物は見て癒やされるだけじゃない!部屋で得られる健康効果とは

観葉植物は見て癒やされるだけじゃない!部屋で得られる健康効果とは
VNM編集部 生活

忙しい自分に足りないもの…そうだ、観葉植物置こう。

普段の忙しい生活に追われていると、何かしらの癒しが欲しくなってくるものです。
でもエステやマッサージには頻繁にいけないし、ペットを飼おうと思ったけれどペット不可の部屋だったりとてもお世話できる余裕はなかったり、と癒しを得るのも一苦労です。

そんなとき、観葉植物はいかがでしょうか?
観葉植物を部屋に置くことで、部屋と日々の生活に潤いを与えてくれる貴重な存在となってくれるかもしれません。

部屋の中に植物の緑色が加わるだけでも爽やかというか心地よい雰囲気になりますが、観葉植物には見た目だけでなく実際に環境を良くする効果があるんだそうです!
ということで今回は、観葉植物たちの魅力をご紹介したいと思います。

そもそも「観葉植物」とは?

日本の観葉植物の歴史は明治から

「観葉植物」と聞くと、鉢に入っていて、大きくもなく小さくもなく、会社の玄関に置いてあるような植物を漠然とイメージしますが、「観葉植物」という言葉自体は「葉を観賞することを目的とする植物」を指す総称で、それ以上の明確な定義は無いようです。
チューリップとかバラとかのように「花を鑑賞する」植物とは違い、「葉」が主役、ということですね。

観葉植物は「インドア・グリーン」とも呼ばれ、始まりは明治時代に遡ります。
詳細な時期ははっきりしていませんが、横浜市役所発行の資料には、1884年ごろ横浜市でボーマンというアメリカ人が鉢花や観葉植物を売っていたとの記述があるそうです。
このころから、観葉植物がごく限られた好事家の間で収集・栽培されていたことがわかっています。

それまでの日本では家の中に土を持ち込むのは不浄であるとされていましたが
西洋化に伴い、洋館のインドア・グリーンとして観葉の鉢物需要が生まれたのです。

参考:観賞植物(コトバンク)
   インドア・グリーンの歴史(一般社団法人日本インドア・グリーン協会)

観葉植物の効果はこんなにある!

インテリアとして発展してきた観葉植物ですが、科学的にみても室内に置くことのメリットが多く指摘されています。

何を置くのかで効果は若干変わりますが、大まかには、

・自律神経を整える「フィトンチッド」という成分の発生
・マイナスイオンの発生
・室内の湿度調節
・建物から発生する揮発性有機化合物(ホルムアルデヒド、ベンゾール、ベンジンなど)の除去
・アンモニアの除去

といったものが挙げられます。

「フィトンチッド」やマイナスイオンなどによるリラックス効果だけでなく、有害物質を除去してくれる効果があるとは驚きですね!

では、どういった観賞植物がそういった効果を強く持っているのか、見てみましょう。
 
参考:意外と多い観葉植物の効果(ココミル)

健康に効果をもたらす観葉植物5選

1.サンスベリア

おそらくほとんどの方が企業やお店などで見たことでありそうな、「観葉植物」のイメージどおりの姿をしているのがサンスベリアです。
別名トラノオとも呼ばれ、どこかエキゾチックな印象を持っています。

サンスベリアは観葉植物の中でもマイナスイオンを多く放出することで知られており、中でもサンスベリア・スタッキーという種類は最もマイナスイオンの放出量が多いそうです。

参考:サンスベリア(葉っぱの岬)

2.カポック (シェフレラ・アルボリコラ)

カポックと呼ばれている観葉植物の正式名は、「シェフレラ・アルボリコラ」です。
同じ名前でパンヤノキ科に属する木がありますが、それとは別物です。

カポックという名前が広まったのは、昔、ある生産者が香港から「シェフレラ」を持ち帰ったときに、「ホンコンカポック」という名前で売り出したものが普及したからとのこと。

このカボックは湿度調節に効果を発揮することが知られています。

参考:誰も言わなかった観葉植物のホントの効果効用(珍樹園)

3.コニファー(ゴールドクレスト)

コニファーとは、本来は針葉樹全体を指す言葉です。
そのため、マツやスギ、ヒノキなどもその仲間に入りますが、園芸用語でコニファーというと、針葉樹の中でも特に鉢植えなどに適した品種のことを指します。
その中で特に人気があるのがゴールドクレストです。

前段でも触れた通り、樹木は「フィトンチッド」と呼ばれる揮発性の成分を発生させていて、この成分は自律神経を整えて精神をリラックスさせる効果があるといわれています。
広葉樹と針葉樹を比べた場合、針葉樹の方が「フィトンチッド」の放出量が数倍多いことがわかっています。

ゴールドクレストは湿度を一定に保ってくれる効果もある為、一石二鳥ですね。

参考:腰痛対策「森林浴でリラックス!フィトンチッド効果!」

4.ネフロレピス(タマシダ)

観葉植物には、建物から発生する有害物質を除去してくれる効果があります。
そういった有害物質でよく耳にするものの中に、「シックハウス症候群」の原因の一つであるホルムアルデヒドがありますが、ネフロレピスはその除去作用がとても高い品種です。

NASAのB・C・ウォルバートン博士が1996年に50種類の植物について有害物質をどのくらい除去するかという実験を行いました。
その中で、ホルムアルデヒド除去の効果が最も高かったのが、このネフロレピスです。

5.カンノンチク

名前に「チク」とついているので、名前だけ見ると竹の一種と勘違いしてしまいそうですが、こちらはヤシ科の植物です。
先ほどご紹介したウォルバートン博士の実験で、カンノンチクはアンモニアの除去率の高さで50種類のうち1位となりました。

カンノンチクは種類によっては非常に高価なものもあるそうで、カンノンチクを巡って大規模な詐欺事件が発生したこともあるようです。
それだけ人気のあるものだということも言えるでしょう(詐欺にはくれぐれもお気をつけて!)
 
参考:観葉植物の効果(花と緑と水のオアシス)
   カンノンチク属(Wikipedia)  

成長する観葉植物に元気もらえる!

いかがでしたか?
ただ「観るだけ」でなく、様々な効果をもたらすんですね。

観葉植物は今回紹介した以外にもたくさんの種類がありますし、どれも個性派ぞろいです。
今回挙げたような実用的な効果の得られることについてももちろん魅力的ですが、成長して新しい芽や枝が伸びてくる様子を見ているだけでも、なんだか元気が出てきますよ。

最近ではホームセンターなどでも多様な種類を取り扱っています。
ぜひお気に入りの一鉢を見つけてみてはいかがでしょうか?

※有害物質除去の効果については、一方で懐疑的な見方もあるようですが、今回はひとつの説としてご紹介しました。

【Q】観葉植物を育てていますか?

観葉植物に関するアンケート 対象条件:日本全国のモニターさん 回答者数:1000人(20代・30代・40代・50代・60代各200人、調査日:2015/9/26)

観葉植物を育てていますか?

 年代が上がるにつれて実際に育てている割合が増えるのは、家の環境などもあるのである程度予想はしていましたが、「育てたいと思っている」と思っているのが若い世代の方に多いのはちょっと驚きました。
大きな鉢は大変かもしれないけど、窓のそばに小さい観葉植物を置いてみるだけでも、部屋の雰囲気が変わるかもしれませんよ。