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風邪は万病のもと!リスクと予防法を再確認しよう

風邪は万病のもと!リスクと予防法を再確認しよう
VNM編集部 健康

ふとしたときに襲ってくる強敵、「風邪」

先日、1歳の娘がRSウイルスに感染しました。
生まれて以来、病気らしい病気に掛かるのはこれが初めてだったので、下がらない熱とひどくなっていく咳に、かなり焦ってしまいました。

RSウイルスは、大人はかかっても軽症で済むことが多いそうですが、子どもやお年寄りの場合、重症化し呼吸障害を引き起こすことがあるので、要注意です。

RSウイルスは寒い冬に猛威をふるうことが多いですが、冬にかぎらず季節の変わり目や疲れきったときなど、ふとしたときに罹ってしまうのが風邪です。

風邪はあらゆる合併症を引き起こす

「風邪は万病のもと」とはよく言われる言葉ですが、これは、風邪によって引き起こされる合併症が多いため、風邪の症状が軽いうちに治すのが良いという意味だそうです。

風邪の主な合併症として挙がるのは、肺炎、髄膜炎、腎炎、蓄膿症、中耳炎、扁桃炎、膀胱炎などです。

筆者は、風邪を引くとよく扁桃腺が腫れます。
ひどく腫れると、唾も飲み込めないほどの痛みに加え、高熱が出てフラフラになるので、家事や仕事に支障が出てしまいます。

こうならないためには、やはり風邪を引かないようにするのが最も良いのですが、では、風邪のリスクを軽減するためにはどうしたらいいのでしょうか。

参考:風邪は万病のもとといわれていますが?(セルフドクターネット)

風邪のウイルスを殺す薬はない

風邪について調べてみたら、とんでもないことがわかりました。
なんと、風邪のウイルスを殺す特効薬というものは存在しないのだそうです。
「発明したらノーベル賞もの」なレベルなんだとか。

では、風邪を引いたときに耳にしたり飲んだりする「抗生物質」とは何なのでしょうか?
抗生物質とは、ウイルスではなく細菌を破壊する薬です。

ウイルスと細菌は同じようなもののようにイメージしてしまいますが、実はまったく別物です。

細菌は細胞を持っていて、自分のコピーを作ることで増えていきます。
一方、ウイルスは細胞を持っていないので、宿主の細胞に入り込んで増殖を繰り返していきます。

抗生物質は細胞の構造を破壊する薬なので、細胞のないウイルスには効かないということなんです。
そういえば、娘が小児科を受診した際、先生が確かに「RSウイルスをやっつける薬はないので、症状を和らげる薬を使っていきます」と仰っていました。

対症療法で症状を和らげつつ、最後は患者本人の免疫力で、ウイルスを体の外に追い出していくのが治し方、ということです。
1歳の子どもも、いい年した大人も、同じように自分の力でなんとかするしかないのです。

参考:風邪を治す薬はない?(キャップスクリニック)
   ウィルス感染と細菌感染(船堀クリニック)

風邪予防には、やっぱり手洗い&うがい

風邪の予防は、ウイルスが体内に入ってこないように防御することが大事です。
入ってくる数を減らせれば、症状が出る前に自己免疫システムで追い出すことができるからです。

そのためにはやはり、ウイルスも、細菌も、微生物も、まとめてブロックすることができる手洗いとうがいが効果的です。

筆者の母親は「帰ったら手洗いうがい!」と口を酸っぱくして言っていたので、家に帰るとまず洗面所に向かう習慣が身につきました。
子どもの頃からずっと、比較的健康に日々を過ごせているのはあの時の母の口うるささのおかげだなぁとしみじみ思います。

参考:正しい「手洗い」「うがい」を身につけましょう(武田薬品工業)

免疫力を鍛えて健康に過ごそう

風邪以外にも、病気や感染症は数えきれないほどあります。
それらから私たちを守ってくれているのは、免疫力です。

実はがん細胞も体内で日々生まれていますが、免疫細胞がそれをやっつけて、発症しないように防いでくれているのだそうです。

手洗い・うがいをして余計なウイルスを体内に入れないことと、免疫力を鍛えて病気の発症を防ぐこと。
風邪をはじめとした病気から身体を守るためには、この二つが重要です。

免疫システムがその力をいかんなく発揮できるように、バランスの取れた食事、適度な運動、早寝早起きを心がけていきたいですね。

【Q】この一年間で、風邪を引きましたか?

風邪に関するアンケート
 対象条件:日本全国のモニターさん
 回答者数:500人(男女各250人、調査日:2016/7/13)

この一年間で風邪を引いた?

 「何度も引いた」という方が約20%、「一度だけ引いた」という方が約25%でした。
 記事にあったとおり、「風邪は万病のもと」。
 風邪を引かないような生活ができるように、まずは気をつけていきましょう。