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コミュニケーションって難しい?コミュニケーション力向上のために、コミュニケーションについて学ぼう

コミュニケーションって難しい?
ボイスノートマガジン編集部 生活

コミュニケーションが苦手なら、きちんと学べば良い!

突然ですが、仕事や学校、家族との間にも、人が生活をしていく中でコミュニケーションは欠かせないものです。
「コミュニケーションが苦手」という方は、かなり多いのではないでしょうか。

のちほどご紹介するアンケートでも、「周囲の人とのコミュニケーションに自信がない」という方が多くいました。

でも、そもそも、「コミュニケーション」とは何なのでしょうか?
今回は、「コミュニケーションとは何か?」という点から改めて確認し、まずは「コミュニケーション」というものについて学んでみましょう。

話すことだけがコミュニケーションではない

この記事のタイトルにも3回も出てきますが、「コミュニケーション」とは一体何なのか?
一般的にコミュニケーションと言えば「話をすること」のようなイメージが持たれがちですが、決してそれだけに限りません。

英単語の「communication」を辞書で引くと、

  1. (言論・文書・合図などによる思想・意見・情報の)(…への)伝達、コミュニケーション、心の通じ合い、連絡、通信、交信((with …))
  2. (病気の)伝染、(熱の)伝導、(動力が)伝わること
  3. (伝達・交換される)情報、ニュース、通知;手紙、伝言、(報道・意見表明・情報伝達などのための)書類、文書、メッセージ、(学会発表)論文
  4. 交通[通信](手段);(場所が)(…に)連絡していること((with …))
  5. 交際、交友、親交
  6. 〔コンピュータ〕 通信

などと書かれています(goo辞書を一部編集)。

communicationという単語にはこれだけの意味が含まれているのです。
今回取り上げている「コミュニケーション」は、1番の意味が最も当てはまりますが、そこには「文書」「合図」「心の通じ合い」などとも書かれています。
「話をすること」以外も広く「コミュニケーション」として捉えられていることがわかるでしょう。

少し整理して専門的な表現をすると、
「コミュニケーションとは、言語や文字だけでなく、視覚や聴覚に訴える身振りや表情、声などの手段も用いて人間が互いに意志や感情、思考を伝達し合うこと」
となります。
(「マスコミ」などの報道、動物と人とのコミュニケーション、などについては、またどこかで・・・)

重要なのは、「互いに伝達し合うこと」という点です。
夫婦喧嘩であったり、職場でのストレスであったり、人間関係のトラブルはこの「互いに伝達し合うこと」がうまくいっていないために起きているのではないでしょうか。

お互いに意志や思考が正しく伝達し合えていないために、こうした状況をミス・コミュニケーションと呼びます。
いわゆる「コミュニケーション不足」という状況です。

ミス・コミュニケーションを起こさないようにするためには、さまざまな手段を使って互いに伝達し合う必要があるということですが、では、実際のところどうすれば良いのでしょうか?

やっぱりコミュニケーションって難しそう・・。

コミュニケーション力を上げたいと思っている人は多い

世の皆さんは、コミュニケーションについてどう思っているのでしょうか?
ここで、ボイスノートの会員に実施したアンケートの結果を見てみましょう。

コミュニケーションに関するアンケート

対象条件:ボイスノート会員
有効回答者数:1327人(調査日:2017/12/22~27)

【Q】周囲の人とのコミュニケーションに自信はありますか?

周囲の人とのコミュニケーションに自信はありますか?

「ある」「まあまあある」と回答した方が合わせて38%、反対に「ない」「あまりない」と回答した方が合わせて62%。
予想通りと言うべきか、コミュニケーションに自信がない方のほうが多い結果となりました。

【Q】コミュニケーション力を向上させたいと思いますか?

コミュニケーション力を向上させたいと思いますか?

コミュニケーション力を「向上させたい」と回答した方が38%、「向上させたいと思わない」と回答した方が62%と、「向上させたい」と思っている人のほうが少ないことがわかりました。

「コミュニケーションが苦手な人が増えている」とは近年よく言われていますが、「向上させたい」とも思っていない人が多いというのはちょっと驚きの結果です。
この2つの質問をクロスさせてみたところ、ある傾向が見えてきました。

コミュニケーションに自信はあるか?向上させたいと思うか?

向上させたいと思っているかどうかの質問を、コミュニケーションに自信がある方(ある・まあまあある)とない方(ない・あまりない)を分けて集計したのが上記のグラフです。
ひと目でわかるとおり、コミュニケーションに自信のある方はコミュニケーション力を(さらに)向上させたいと考えている人が多く、自信のない方はコミュニケーションを向上させたいと思っていない人が多いようです。

コミュニケーションを苦手と感じている人は、とことん苦手意識が強く、向上させたいとさえ思わなくなってしまっているということが言えそうです。

やっぱりコミュニケーションって難しいものなのでしょうか・・。

究極のコミュニケーション・メソッドとは?

コミュニケーションは、正直なところ簡単なものではありません。
だからこそ、苦手意識を取り払ってコミュニケーション力を向上させることが重要なのです。

では、コミュニケーション力を向上させるにはどうしたら良いのでしょうか?
それは、「コミュニケーションについて学べば良い」のです。

水泳教室に通って泳げるようになったり、英会話学校に行って英語が話せるようになったりするのと同様に、コミュニケーションについてしっかり学ぶことでコミュニケーション力を向上させることができるのです。

その学び方はさまざまありますが、今回は「コミュニケーション・サイコロジー」というコミュニケーション・メソッドをご紹介します。

コミュニケーション・サイコロジーとは?

「コミュニケーション・サイコロジー」とは、日常の生活やビジネス、企業や組織などの集団においても欠かすことができないコミュニケーションというものの構成要素を体系化し、「究極のコミュニケーション・メソッド」として確立させたものです。

自分のコミュニケーションが、自分自身そして相手にどのような心理的影響を与えているのか?
コミュニケーションを通じて、相手にどのような心理状態を作り出したいのか?
これらを研究した実践心理論であり、知識だけではなく実践ツールとしても有効です。

コミュニケーション・サイコロジーの構成要素

「コミュニケーション・サイコロジー」には、5つの要素が盛り込まれています。

NLP(神経言語プログラミング)
インプレッションマネジメント

の2つの構成要素が軸となっており、そこに更に、

コミュニケーション・マインド
コミュニケーションシステム
コミュニケーション・フィールド

という3つの要素が盛り込まれています。

それぞれについて簡単にご紹介します。

要素① NLP(神経言語プログラミング)

最初の要素NLPは、「Neuro Linguistic Programming」の略で、「神経言語プログラミング」と訳されます。

人間は五感(視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚)の「神経」と、「言語/非言語」による脳での意味付けによって世界を認識したり体験を記憶したりしています。
つまり、私たちの行動は神経と言語によって「プログラミング」されていて、その通りに反応し行動していると言えるのです。

そのプログラミングの構造を科学的なアプローチも交えて学問的に明らかにし、さらにそれを組み立て直すことを可能とする実践的な方法として開発されてきたのがNLPなのです。

人が物事をうまく成し遂げるという仕組みを独特の方法で解析士、それを他の人でも会得できるように体系化する「モデリング」と呼ばれる手法などがあり、「成功者の極意を伝授するツール」と言われています。

要素② インプレッションマネジメント

コミュニケーション・サイコロジーのもうひとつの軸となるのが、「インプレッションマネジメント」です。
直訳すると「印象管理」。
コミュニケーションを取っている相手にどのような印象を持ってもらうのかをマネージするというものです。

インプレッションマネジメントにおける代表的な要素は以下の6つとされています。

「服装」「表情」「姿勢」「行動」「言動」「デジタル情報(メール・SNS・ブログなど)」

「良いスーツを着て髪をキレイにセットすれば良い」というだけではなく、コミュニケーションの相手や状況に合わせてコミュニケーションを円滑にするために行うのがインプレッションマネジメントです。

要素③ コミュニケーション・マインド

「マインド」とは「やってくる情報に自己修正的に対応する能力をもったシステム」と説明されます。
簡単に言えばコミュニケーション・マインドとは、話し手が発した言葉やジェスチャー、香水などの匂い、身体に触れる感覚などに対して、利き手が自らの言葉やジェスチャーを修正しながら対応する、知性・思考・精神などを指します。

2人でのコミュニケーションであれば、2人のコミュニケーション・マインドの結果が2人の取ったコミュニケーションの結果と言えます。
コミュニケーション・マインドをどのようにセットするかによって、コミュニケーションの結果が変化します。
お互いに理解と共感を求めるマインドをセットしたならば、2人のコミュニケーションは理解と共感を得られるようになっていくのです。

これは、人同士のコミュニケーションに限った話ではありません。
例えば「東日本大震災から何を学ぶのか?」という点は、大自然から与えられた情報に対して私たちがどのようなマインドをセットするかによって見えてくる答えが変わってきます。

また、あなたが「頭が痛い」と感じたときに「パソコンやスマートフォンの使いすぎ」と受け取るのか「脳内に何か重篤な問題が起こる予兆」と受け取るのかは、コミュニケーション・マインドをどのようにセットするかによって変化するのです。

要素④ コミュニケーション・システム

コミュニケーションが行われるためのシステムは、「コード」「言語マップ」「メタメッセージ」の3つに大きく分類されます。

コード
「コード」は、日本語・英語のような言語、文法体系のことです。
自分たちの考えや気持ちをメッセージにするための「変換ルール」とも言えます。
コミュニケーションを取っている人がどちらも日本語を知っていれば、コードが一致しているので会話をすることができます。

言語マップ
ただし、同じコードを持っていても、「言語マップ」が異なるとミス・コミュニケーションが起こる場合があります。
言葉は音声・文字と意味がセットになっていますが、そのセットは実は人によってそれぞれ異なることがあるのです。
例えば、「イヌ」という言葉を聞いて(見て)、「秋田犬」をイメージする人もいれば「ブルドッグ」をイメージする人もいます。
この「言語マップ」の違いに気をつけてコミュニケーションを行わなければなりません。

メタメッセージ
もうひとつ「メタメッセージ」とは「メッセージのためのメッセージ」という意味で、メッセージの意味を決めることについての手がかりとなる、一般的には非言語的なメッセージのことです。
同じように「ゴメン」と発せられた言葉も、本当に謝罪の気持ちを表す場合もあれば、「自分は悪くないのに」と思いながらとりあえず謝っている場合もあります。
同じ「ゴメン」でも意味が異なっていて、その意味を定める材料となるのが「メタメッセージ」というわけです。
口調や表情などがメタメッセージとして大きな影響を占めています。

要素⑤ コミュニケーション・フィールド

コミュニケーションが行われている「場」をコミュニケーション・サイコロジーでは「コミュニケーション・フィールド」と呼んでいます。
私たちは自分が居るフィールドに対して、五感を使って瞬時に、あらゆる情報を察知しています。

視覚:部屋の照明の明るさ、壁紙やカーペットの色、部屋の形や大きさ、など
聴覚:会話されている人の声の大きさ、流れている音楽のテンポ、など
身体感覚:空調の温度や湿度、座っている椅子の硬さ、など
嗅覚(味覚):密閉された空間の臭い、ほのかに香るアロマ、など

それに加えて、直感的に場の「空気」「雰囲気」といったものも感じ取ることがあります。
そうした情報をコミュニケーションに積極的に活用していこうというのがコミュニケーション・フィールドの考え方です。

ステートとステータス
コミュニケーション・フィールドはそのフィールドにいる人々の「ステート」と「ステータス」に大きな影響を受けています。
「ステート」はその人の心と身体の状態を指します。
聞き手がとても元気なのか疲れているのかによって、話の受け取り方は大きく変わってきます。

「ステータス」は話し手と聞き手の地位や関係性です。
両者の間に上下関係(上司と部下、親と子など)があるのか、水平的関係(友人・同僚など)なのかによって、心理的距離・空間的距離が変化します。

内容と状況
また、コミュニケーション・フィールドはコミュニケーションでやり取りされている「内容」と「状況」にも影響されます。
友達と旅行の計画を話し合っている時と、病院で医者から病気の説明を受けている時とではコミュニケーション・フィールドは全く別物となります。

コミュニケーション・フィールドにおいて適切なコミュニケーションが取れていないのが、いわゆる「KY」という状態です。
文字通りフィールドの空気を読み、フィールドに合わせ、そしてフィールドを望ましい方向へリードしていくことが求められるのです。

コミュニケーション・サイコロジーを学んでコミュニケーション力を向上!

ここまで紹介したような構成要素を体系化し、コミュニケーションに不可欠なスキルの習得をすることができるのが、「コミュニケーション・サイコロジー」です。

「コミュニケーション・サイコロジー」を学ぶことで、コミュニケーション力が大きく向上します。
例えば初対面の人にも落ち着いて対応ができるようになったり、ビジネスのあらゆる場面にも対応できる能力が身に付いたりします。

コミュニケーション・サイコロジーを提唱している株式会社CPIでは、気軽に参加・体験ができる体験型講座なども随時実施しているそうです。
ぜひ一度体験してみてください!

株式会社CPI(NLP研究所):http://nlpij.co.jp/コミュニケーション・サイコロジー/

 
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