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コミュニケーションを学ぶ“怪しいセミナー”に潜入!?NLPを体感してきた

コミュニケーションを学ぶ“怪しいセミナー”に潜入!?NLPを体感してきた
ボイスノートマガジン編集部 生活

コミュニケーションで問題解決を学ぶ講座に潜入!

以前の記事でも紹介しましたが、コミュニケーションに不可欠なスキルを学ぶことができる「コミュニケーション・サイコロジー」というメソッドがあります。
NLPとインプレッションマネジメントを軸にしたコミュニケーションメソッドで・・という概要はぜひこちらの記事をご覧ください。

前回記事:コミュニケーションって難しい?コミュニケーション力向上のために、コミュニケーションについて学ぼう

筆者はもともと人とのコミュニケーションは好きだし得意!と思っていたので、仕事で出会ったものながらこの「コミュニケーション・サイコロジー」に少し興味を持っていました。
すると、それを見透かされたのか、ボイスノートのKから「体験講座に招待してもらったので行きましょう!」というお誘いが。

いや、確かに興味は持ったけれども、体験講座とかセミナーとか、そういうのって正直ちょっと怪しくないですか・・?
2時間たっぷりいろんな“体験”をしたあと、「それではお帰りにこちらを」って高い壺でも買わされちゃうんじゃないですか・・?
壺買わないと謎の個室から永遠に出られないんじゃないですか・・?

などなど、無理に勧められたらどうしようと、半分ノリノリ半分不安のまま、Kと二人で「コミュニケーション・サイコロジー体験講座」に潜入してきました。

口コミで評判のコミュニケーション体験講座

2018年1月某日。
茅場町駅から出てすぐの、日本橋日枝神社の隣のビルのワンフロアが今回お邪魔する株式会社CPIのオフィス兼セミナールーム。

CPI コミュニケーション体験講座

「今日はよろしくお願いします!」

お迎えしていただいたのは、今回の体験講座の講師を務められる宇田川昌子さん。
大手企業での研修や、学校の教員・保護者を対象にした研修なども行なっているNLPの専門家です。

NLP 宇田川昌子さん

対応していただいた受付の方も宇田川さんも、とても優しい雰囲気をお持ちの方。
「壺」だとか「謎の個室」だとか言っていた自分がちょっと恥ずかしくなります。

会場内には椅子が用意されていて、既に数人の方が座っておしゃべりをされていました。
今回の参加者は私たち2名を含めて計8名。
そのうち2名は「認定講座」を受講された方で、今回はアシスタントとして参加されているとのこと。

皆さんに「コミュニケーション・サイコロジー」を知ったきっかけを伺ったところ、半分以上の方が知人や友人からのご紹介だそうです。
口コミで広がっていくのは、とても良いものであるか、もしくは本当に怪しいものであるかどちらかですよね・・(まだ言ってる)

そうこう言っているうちに、19時。
体験講座のスタート時間です。
まずは、「コミュニケーション・サイコロジー」の最大構成要素である「NLP」がどういったものであるかの説明から始まりました。

コミュニケーション力がアップすることで問題解決につながる

NLPは「Neuro Linguistic Programming」の略称で、日本語に訳すと「神経言語プログラミング」。
心理学と言語学と脳科学を合わせた学問で、「主観的体験」を基にモデル化しています。

CPI NLPについて

脳は、ある情報を「感知」したら、それを主に言語で「認識」し、行動という形で「反応」します。
この一連の流れが脳によって「プログラミング」されている状態です。

言い換えれば、過去の体験から創った「自分の中での(無意識の)決めごと」です。
その、今の人生においてストッパーとなっていることを効率的に「リ・プログラミング」させることで変化させていくというのがNLPの考え方なんだそうです。

こうした考え方に、その他の「インプレッションマネジメント(印象管理)」などの要素を合わせたのが「コミュニケーション・サイコロジー」で、それらを学ぶことで、

・コミュニケーション力のアップ
・欲しい状態を手に入れられる
・人間関係など問題解決につながる

と言った成果が得られるようになるとのこと。

「コミュニケーション・サイコロジー」とは、コミュニケーション不足による問題を解消するためのメソッド、なんだそうです。

ミスコミュニケーションはタイプが異なるから起こる!

2時間の体験講座ではNLP、「コミュニケーション・サイコロジー」のさわりの部分が紹介されるわけですが、その中で筆者がウロコを目からぽろぽろと落としたのが、「代表システム」についての話でした。

NLP 体験講座のようす

NLPでは、五感を3つに分類した、視覚(V)、聴覚(A)、体感覚(K、味覚・嗅覚・触覚)をコミュニケーションの場面で活用するという考え方があります。
この3つのうち、どれが優先的に使われるのかはひとりひとりが異なっているそうです。

「視覚優位」な人は話が「見える」ことが重要で身振り手振りが大きく、「聴覚優位」な人は言葉を大切にして話は論理的、そして「体感覚優位」な人は感情表現や感覚的な部分を大事にして一度情報を身体に取り込んでから表現するタイプ、とゲームの属性のような分類ができ、それを「代表システム」と呼びます。

そして、「代表システム」が異なる人とはミスコミュニケーションが起きやすい、というのです。
確かに話が論理的な「聴覚優位」な人と少しゆったりした印象のある「体感覚優位」の人とのコミュニケーションにはお互いにストレスが発生してしまいそうです。

そこで、相手の代表システムがどのタイプであるのかを見抜き、それに合わせた方法を取ることでミスコミュニケーションを防ぐことができるというわけです。

自分がどのタイプであるかを自覚し、相手がどんなタイプであるか認識することでコミュニケーションがスムーズになるという話は、とても興味深い話でした。

※では、相手がどのタイプであるかをどのように見抜けば良いのか?
 それはぜひ、体験講座で詳しく聞いてみてください!

「アウトカム」とその実現のための経路を明らかにする

もうひとつ印象的だったのは、「アウトカム」についての話でした。

「アウトカム」とは、目的や目標、自分の望む成果や状態のことを指します。
5つの質問を通して、その人の「アウトカム」と、その達成に向けての経路を明らかにしていく、というものです。

NLP アウトカム

5つの質問は、このようなものです。

1.あなたの欲しい成果は具体的に何ですか?
 (いつまでに? 誰と? どのような結果を作りたい?)

2.もし成果が手に入ったら、どのようにわかりますか?
 (先ほどのV・A・Kで聞く/どんな絵が浮かんでいる?どんな声や音がする?どんな感じ?)

3.あなたがいま持っているリソースは? 今後さらに必要になるリソースは?

4.成果を手に入れることは、これからの日常生活にどのような影響がありますか?
 また、あなたの人生にとって、どのような意味がありますか?

5.でははじめの行動は? 何から始めますか?

これらに答えていくことで「アウトカム」が何で、どのようなリソースで何をしていくとどうなるのか、が明確になるわけです。

脳は自分でイメージしたことをサポートするという性質があるので、「何のために何をするか」をしっかりとイメージできることが重要なんだそうです。
ちなみに、肯定的なワードでイメージすることが大事だそうです。例えば「イライラしない」とイメージすると、脳は「イライラしているところ」をイメージしてしまうのでNG、とのこと。

アウトカムを作る上では、「ポジティブに考えるのが大切なんだ」と理解した筆者でした。

コミュニケーションを学ぶ、壺を買わされない宗教!?

宇田川さんの講義と実際に“体験”する2時間のプログラムはあっという間に終了しました。
終わってみれば、ちょっとした達成感というか成長した感というか、充実感を得られる2時間でした。

・・でもちょっと待てよ。
こうして気分良くさせておいて、やっぱり最終的に壺が出てくるパターンなのでは・・!!

ということで、参加されていたアシスタントの方に話を聞きました。

「壺ですか?出てきませんよ(笑)
 でも、自分が学んだことが仕事や日常に活かせることばかりで、すっかりハマりました。『壺を買わされない宗教』みたいなところはあるかもしれませんね(笑)

 もともと心理学などにも興味があったんですが、仕事で研修など人材育成を担当している中で縁があり、NLPやこちらを知りました。
 例えば、私は既に講座を受講したうえで今日はアシスタントとして参加しているのですが、見方が変わることでまた得られるものがあるんです。いくらでも学べる奥の深さがあるんですよね」

一瞬慌てましたが、「ハマる」ということだったんですね。
筆者よりもかなり年上の、人生の大先輩とも言える方なんですが、とても優しくご丁寧にお話ししていただきました。
ありがとうございました!

というわけで、怪しいどころかとても得られることが多い「コミュニケーション・サイコロジー」。
コミュニケーションが得意だ!なんて軽々しく思っていましたが、学ぶ余地も伸びしろもたっぷりあるなと実感しました。

「コミュニケーション・サイコロジー」の講座は、今回参加した体験講座のほかにも、自分のためにコミュニケーションスキルを学ぶものから、資格取得やカウンセラーを目指したりするもの、子育てに特化したものなど、さまざまな講座が用意されています。

コミュニケーションに関心がある方はもちろん、自分や周囲の問題解決能力を高めたいと考えている人は一度ぜひ体験講座を受けてみてはいかがでしょうか?

コミュニケーション・サイコロジー体験講座(株式会社CPI)
  http://cpi-x.com/personal/personal_course1/