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「めぐる・たべる・つかる」新しい旅のスタイル「ONSEN・ガストロノミーツーリズム」とは?

ONSENガストロノミーツーリズム
ボイスノートマガジン編集部 エンタメ

新しい旅のスタイルを提案する「ONSEN・ガストロノミーツーリズム」

欧米では既に浸透している旅のスタイル、「ガストロノミーツーリズム」をご存知ですか?
日本ではあまり普及していない旅行形態なので、聞いたことがないという人が多いかもしれませんね。

ガストロノミーツーリズムとは、その土地の気候風土が生んだ食材・習慣・伝統・歴史などによって育まれた食を楽しみ、その土地の食文化に触れることを目的としたツーリズムのこと。
この旅行スタイルに、日本文化の一つである「温泉(ONSEN)」を組み合わせたものが「ONSEN・ガストロノミーツーリズム」です。

と、いきなりざっくりと説明してみましたが、まだピンと来ないですよね?
そこで、今回はこれから日本でもブームが巻き起こるかもしれない「ONSEN・ガストロノミーツーリズム」についてアンケートを交えて詳しくご紹介します。

「ONSENガストロノミーツーリズム」を知らない人が多数

まずは、「ONSEN・ガストロノミーツーリズム」の認知度についてアンケートを行いました。

ONSENガストロノミーツーリズム知ってる?

結果は「はい」が6.4%、「いいえ」が93.6%。
約9割もの人が「ONSEN・ガストロノミーツーリズム」を聞いたことがないということが分かりました。

これは予想通りの結果、筆者も正直なところ、このアンケートを行うまでは知りませんでした。
でも、今ではこの新しい旅行スタイルにすっかり興味津々です!

これからブームになるかも!?「ONSEN・ガストロノミーツーリズム」

せっかく温泉地に行くのであれば、この新しい旅行スタイルを知らなきゃもったいない!と言うことで、次はこの「ONSEN・ガストロノミーツーリズム」について少し深掘りしてみたいと思います。

ガストロノミーツーリズムって何?

まず、「ガストロノミーツーリズム」という言葉の意味がまずよくわからないですよね。
「ツーリズム」が旅行であることはなんとかわかりますが、この聞きなれない「ガストロノミー」という言葉。
こちらからご説明していきましょう。

ガストロノミーとは、料理を中心に歴史や芸術などさまざまな文化的要素を考えること。
英語でgastronomy、日本語では「美食学」や「美味学」と訳されます。
上質な素材を使い、ベテランのシェフが腕を振るった美食でおもてなしをするレストランを「ガストロノミーレストラン」なんて言うこともあるようです。

この「ガストロノミー」に「ツーリズム」を加えた「ガストロノミーツーリズム」は、その土地の気候風土が生んだ食材・習慣・伝統・歴史などによって育まれた食を楽しみ、その土地の食文化に触れることを目的としたツーリズムのことを意味します。

分かりやすい例がワイナリーツアー。
ワインの発祥地として有名なフランスやスペインのワイナリーやその周辺の食・文化を体感するツアーがよくありますよね。
欧米を中心に世界各国では、多くのガストロノミーツーリズムの取組がなされていて、国連の推奨する地域社会の発展、雇用の促進においても重要な役割を担っているようです。

外国人にも人気の日本が誇る温泉文化をプラス!

この「ガストロノミーツーリズム」に日本の「温泉」をプラスしたのが「ONSEN・ガストロノミーツーリズム」。
この新しい旅行スタイルは、旅行者が新たな旅の楽しみ方を発見できるだけではなく、地域の活性化に繋がるメリットも期待できそうです。

ONSENガストロノミーツーリズムとは?

因みに、観光庁「訪日外国人消費動向調査」(2015年版)によると、訪日外国人が日本でしたいことの1位が「日本食を食べること」で、4位に「温泉入浴」がありました。
「ONSEN・ガストロノミーツーリズム」は国内の日本人旅行客だけではなく、外国人旅行客にも人気になりそうですね。

「ONSENガストロノミーツーリズム」はこんなツアー!

「ONSEN・ガストロノミーツーリズム」は既に、山口県長門市、岐阜県高山市、熊本県天草市など全国各地で行われています。

その中から、稚内で行われたツアーについて、ポイントを掻い摘んでご紹介します。

「ONSEN・ガストロノミーウォーキングin日本のてっぺん稚内」(2018年9月開催)
日本最北の街「稚内」で開催されたツアーです。
JR稚内駅からスタートし、以下の「ガストロポイント」を経てゴールというコースです。

  • JR稚内駅の「キタカラ」からスタート
  • 第1ガストロポイント@稚内港北防波堤ドーム
     最北の港のシンボル、北海道遺産に選定されているドームで稚内コンカツだし汁とミニおにぎりを食べる
  • 第2ガストロポイント@EBINA EVENT HALL
     朝しか開店していない特別なカフェ「朝cafe西海岸909」で挽きたてのオーガニックコーヒーと流氷まんじゅうを食べる
  • 第3ガストロポイント@ゲストハウス氷雪
     稚内ブランドの「稚内牛乳」と新商品「稚内牛乳のむヨーグルト」を食べる。稚内公園を散歩し、色々な碑を読んで、歴史を感じる。
  • 第4ガストロポイント@車屋・源氏
     お昼は稚内で有名な郷土料理屋「車屋・源氏」で海鮮料理を食べる。
  • 第5ガストロポイント@旧瀬戸邸
     国の登録有形文化財に登録されている建物「旧瀬戸邸」を見学。揚げかまぼこ、遠別北吹雪の日本酒、ご当地サッポロビールも堪能
  • 第6ガストロポイント@稚内副港市場
     ゴールの稚内副港市場では、新鮮な海鮮類を食べ、その後は副港市場の2階にある「港の湯」でお待ちかねの温泉に。露天風呂からは港の絶景を楽しむ。

かなり食べまくりの旅で、かつ、お酒も楽しめてしまうんですね(今回はビールが!)。
稚内を訪れた頃がある人でも、新たな発見ができそうなツアーです。

「めぐる・たべる・つかる」新しい旅のスタイルを体感しよう!

温泉を楽しむ新しい旅のスタイル「ONSEN・ガストロノミーツーリズム」はいかがでしたか?
通常のツアーにはないような経験ができるので、今までの温泉旅行とは一味違った思い出深い旅行になりそうですね!

ONSENガストロノミーツーリズムイメージ

外国人観光客ももちろんですが、日本人の私たちでも、新たな発見があって、十分に楽しめる旅になることは間違いなし!
旅行好きの人、温泉好きの人、歴史好きの人、グルメな人、次の温泉旅行は「ONSEN・ガストロノミーツーリズム」を試してみてはいかがですか?

ONSEN・ガストロノミーツーリズム:https://onsen-gastronomy.com/

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