【求職者必見】大型免許、中型免許は取得するべき!?費用や教習所に通う期間は?

【求職者必見】大型免許、中型免許は取得するべき!?費用や教習所に通う期間は?
仕事

運送・配送の仕事は大型・中型免許の取得がより重要に!

Amazonや楽天などのネット通販の需要が拡大したことで、荷物を運ぶドライバーは無くてはならない仕事になっています。以前の記事でもお伝えしたように運送・配送業における労働環境や福利厚生などの改善は進んでいますが、高齢化による人手不足は深刻であり、特に大型・中型の運転免許を取得しているドライバーは今後、より貴重な存在となっていきそうです。

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大型・中型免許の取得を考えているなら、ニーズが高まっている今が最適なタイミングです。そこで今回は、大型・中型運転免許とは具体的にどんなものか、年収や取得条件も含めご紹介します。

※各運転免許の正式名称は「普通自動車第一種運転免許」のように長いものですが、以下記事では分かりやすくするため、「普通運転免許」のような形で省略して表記します。

持っていれば稼げる!?大型免許とは?

大型運転免許の種類と運転可能な車

「大型運転免許」と言っても、運転可能な車種などによって、以下の6つに分類できます。

  • 大型一種免許
  • 大型二種免許
  • 大型特殊第一種免許
  • 大型特殊第二種免許
  • けん引第一種免許
  • けん引第二種免許

大型一種・二種運転免許を持っていると、大型自動車・中型自動車・普通自動車・小型特殊自動車・原動機付自転車が運転できます。

大型自動車の定義は、道路交通法によれば「車両総重量11,000キログラム (kg) 以上、最大積載量6,500 kg以上、または乗車定員30人以上の、四輪以上の車輛」となっています。数字だけではピンときませんが、運送業で使われる大型トラックや、大型の観光バスがそれに該当します。

運転の際には、車体幅や死角をはじめ、曲がるときの前輪と後輪の内輪差も普通車とは違ってくるため、大型自動車を運転するための感覚を掴む必要があります。

大型以外の他の運転免許でも同様ですが、免許の第一種、第二種の違い「旅客運送ができるかどうか」です。旅客運送ができる第二種運転免許の方が、より取得難易度が高く上位の運転免許になります。

運送・配送業に就こうと思った場合、大型運転免許は第一種を取得すれば問題ありません。

大型特殊免許・けん引免許について

大型特殊免許は、「大型特殊車両」を運転するための免許です。こちらも名前だけでは何のことかよく分からない感じですが、この免許を取得するとブルドーザーやショベルカー、クレーンといった作業用の車両を運転できるようになります。

ただし、実際に現場で作業しようと思ったら、その作業に必要な「作業免許」を所持している必要があるので注意が必要です。

工事に使うような車両の運転免許ならあまり運送業に関係ないのでは?と思いがちですが、実はそうでもありません。運送業においては、荷物を運送した後の荷積み・荷下ろしにフォークリフトを使う作業を求められることが多くあります。そのため、場合によってはこの大型特殊免許とフォークリフトで作業するための「フォークリフト運転技能講習」を修了しておく必要があるのです。

また、けん引免許を取得すると、「車両総重量が750kgを超える、自走しない車」をけん引することができます。運送業の場合、トレーラーやタンクローリーといった、さらに大型の車の運転ができるようになり、収入アップが見込めます。

このように、各種大型免許を取得することで、乗れる車両が増え、その分仕事の幅も広がります。

大型免許所持者の年収は?

一通り大型運転免許のことが分かったところで、実際に大型免許を使って仕事をしている人の年収を見てみましょう。厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、営業用大型貨物自動車運転者の2018年の平均年収は4,568,800円でした(毎月の給与353,800円×12+年間賞与他特別給与額326,800円)。

2010年のデータでは4,028,800円(315,400円×12+244,000円)だったので、各企業の条件にもよりますが、大型免許保持者の年収はここ数年の間で上がっていると言えます。また、けん引免許を取得してさらに大型の車両を運転できるようになれば、より高収入を見込めるでしょう。

実はあなたも持ってる!?中型免許

中型運転免許の種類と運転可能な車

「中型運転免許」は平成19年6月2日の道路交通法の一部を改正する法律の施行に伴い、新たに新設された免許です。さらに、2017年3月には準中型免許が新設されました。中型免許の種類をまとめると以下の6つがあります。

  • 準中型免許
  • 準中型免許(5トン限定)
  • 中型第一種免許
  • 中型第一種免許(8トン限定)
  • 中型第二種免許
  • 中型第二種免許(8トン限定)

中型免許と聞いて、あまりなじみがないと思う方も多いと思いますが、実は2007年6月以前に普通第一種免許を取得していれば、既にあなたは「中型免許(8トン限定)」を持っています!(第二種免許を取得していた場合は「第二種中型免許(8トン限定)」を持っています。)この免許があれば8トンまでの中型車を運転することができます。

中型車の定義は「車両総重量7,500 キログラム(kg)以上11,000 kg未満、最大積載量4,500 kg以上6,500 kg未満または乗車定員11人以上29人以下の車輛」となっています。具体的には、「4トントラック」「6トントラック」、「マイクロバス」などが該当します。

準中型免許は、2017年3月12日に新たに施行された、普通免許と中型免許の間にできた新しい運転免許の種類です。トラックで言うと3トントラックは運転できますが、4トントラックは運転できません。(平成29年3月以前に普通免許を取得した人は「準中型免許(5トン限定)」を持っていることになり、2トントラックまで運転できます)

このように、仕事のためにこれから中型免許を取ろうと考えている方でも、あらためて免許取得の必要がない場合があります。一度自分の免許証の「種類」の項目を見直してみましょう。

中型免許所持者の年収は?

中型免許所持者の年収はおおよそ300~400万円前後と言われています。求人サイトを調べたところ、中型免許で運転できる6トントラックの求人5件の平均は月給約32万円でした。

先ほどの賃金構造基本統計調査では、営業用普通・小型貨物自動車運転者の年収は賞与等合わせて4,168,000円です。大型免許保持者と比べると40万円程の差がありますね。

こうしてみると、中型免許の取得は、運転できる車の幅は広がりますが、大型免許ほどの収入の差は感じられなさそうです。収入をアップさせたいと思ったら、さらに大型免許の取得を目指しましょう!

大型免許を取得した理由で最も多いのは?


ここで、運転免許所持者の中でも数少ない大型免許を持っている人は、どんな理由で免許を取得したのか、アンケートを実施した結果をご紹介します。運転免許を所持しているボイスノート会員903人に大型免許、大型特殊免許、けん引免許を所持しているか聞いてみました。

以下の自動車免許のうち、所持しているものを選んでください。
以下の自動車免許のうち、所持しているものを選んでください。
※各免許で第二種を所持している場合はそちらのみ選択

今回の調査では、第一種・第二種の大型免許所持者の合計は約4%という結果でした。警察庁の運転免許統計によると、平成30年の大型免許を所持しているドライバーは、第一種、第二種免許を合わせて、全免許保持者の6.3%となっています。

内閣府の過去の統計を見ると13年度は7.1%、21年度の構成比率は6.9%と推移しており、徐々に大型免許所持者が減ってきている傾向にあるのが分かります。

続いていずれかの免許を取得していると回答した方に、各免許を取得した理由について聞いてみました。

免許を取得した理由は?
免許を取得した理由は?

「仕事で必要だったから」が45.8%で最も多く、次に多かったのが「将来に備えて資格が欲しかったから」の27.1%でした。収入アップにつながるから取得するというより、仕事上の理由や今後のことを考えて取得しておくという人が多いようです。

最初に触れたように、大型車の運転感覚は普通車とは違うため、資格だけではなく経験が重要です。今後のためにまずは免許だけ、と思って取得した人も、実際に必要になったときにきちんと運転できるようにしておきましょう。

大型免許・中型免許を取得するには何が必要?

大型・中型免許を実際に取得するために必要な条件、期間、費用についてまとめてみました。

大型免許の取得資格

    年齢・資格:

  • 21歳以上
  • 中型免許、準中型免許、普通免許又は大型特殊免許を現に取得して、これらの免許のいずれかを受けていた期間(運転経歴)が通算して3年以上あること。
  • 視力:

  • 【視力】左右それぞれの視力が0.5以上、両眼の視力が0.8以上あること
    (眼鏡・コンタクトによる矯正可)
  • 【深視力】 三棹(さんかん)法の奥行知覚器で3回測定し、平均の誤差が2センチ以内であること。
  • 聴力、両耳の聴力:

  • 10メートルの距離で、90デシベルの警音器の音が聞こえること (補聴器使用可)
  • 色彩識別:

  • 赤・青・黄の区別ができる方

参考:大型免許を取るには(免許の概要と取得資格)

各項目の中でも、「深視力」はあまり聞きなれないかもしれません。これは「物の奥行・遠近・立体感を正しく捉えられる力」のことです。

大型免許の取得に必要な期間、費用

大型免許の取得に必要な期間と費用は、現在どの種類の免許を所持しているかによって変わります。教習所によっても変わりますが、より上位の免許を所持していれば、教習を短く安く済ませることができます。

運転の練習を個人で行い、試験場・運転免許センターで「一発試験」により取得することも可能ですが、難易度が高く人によっては期間が延びてしまい、費用もかさんでしまう恐れがあるため、おすすめできません。

教習所に通って取得する場合の目安 
現在の所持免許による教習の期間や費用の違いは以下の通りです。

  • 中型免許
    期間:1〜1.5ヶ月  費用:19~26万円
  • 中型免許(8トン限定) 
    期間:1.5〜2ヶ月  費用:23~33万円
  • 準中型免許       
    期間:2〜3ヶ月   費用:27~37万円
  • 準中型免許(5トン限定)
    期間:3ヶ月〜   費用:28~41万円

合宿免許を利用して取得する場合の目安

  • 中型免許       
    期間:7日~    費用:17~22万円
  • 中型免許(8トン限定) 
    期間:10日~  費用:20~28万円
  • 準中型免許       
    期間:11日~   費用:25~31万円
  • 準中型免許(5トン限定)
    期間:12日~   費用:27~35万円

中型免許の取得資格

    年齢・資格:

  • 20歳以上
  • 普通免許、準中型免許、又は大型特殊免許を現に取得して、これらの免許のいずれかを受けていた期間(運転経歴)が通算して2年以上あること。
  • 視力:

  • 【視力】左右それぞれの視力が0.5以上、両眼の視力が0.8以上あること
    (眼鏡・コンタクトによる矯正可)
  • 【深視力】 三棹(さんかん)法の奥行知覚器で3回測定し、平均の誤差が2センチ以内であること。
  • 聴力:

  • 両耳の聴力が10メートルの距離で、90デシベルの警音器の音が聞こえること (補聴器使用可)
  • 色彩識別:

  • 赤・青・黄の区別ができる方

参考:中型免許を取るには(免許の概要と合宿免許の取扱校)

中型免許の取得に必要な期間、費用

中型免許は、大型免許に比べると取得に必要な期間、費用はともに少なく済みます。

教習所に通って取得する場合の目安 
現在の所持免許による教習の期間や費用の違いは以下の通りです。

  • 準中型免許       
    期間:3週間~  費用:12~17万円
  • 準中型免許(5トン限定)
    期間:3週間~  費用:13~19万円
  • 普通免許        
    期間:4週間~  費用:16~23万円

合宿免許を利用して取得する場合の目安

  • 準中型免許       
    期間:6日~  費用:14万円
  • 準中型免許(5トン限定)
    期間:6日~  費用:15~16万円
  • 普通免許        
    期間:8日~  費用:16~22万円

ご覧いただいて分かるように、大型、中型免許共に合宿免許を利用した方が、短期間かつ安い費用で取得できます。就職活動中などでまとまった時間が確保できる方は、積極的に利用していきましょう!

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対象条件:運転免許を所持しているボイスノート会員
有効回答者:903人
(調査日:2018年9月24日~2018年9月25日)

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