【求職者必見】運送業界の仕事内容が変わる!?【2019年】トラックドライバーの仕事環境の変化とは?

【求職者必見】運送業界の仕事内容が変わる!?【2019年】トラックドライバーの仕事環境の変化とは?
仕事

ネットショッピングに欠かせない存在、トラックドライバー!

スマホの利用者が増えるに伴い、インターネットショッピングは爆発的に普及しました。最近では日常の買い物もネットで済ますという人が多いのではないでしょうか?(筆者もネットスーパーには本当にお世話になっています)

ネットショッピングには頼んだ荷物を届けてくれる人=トラックドライバーさんの存在が欠かせません。

日常の買い物にも欠かせない存在になった運送・配送業。ですが現場では、人手不足が進んでいると言われて久しい状況です。

運送・配送業は過酷な労働環境というイメージがありますが、本当のところはどうなのでしょうか?今回はみなさんが運送・配送業に抱いているイメージを調査した結果や、運送・配送業の現状、この業界で働くメリットなどをご紹介します。

トラックドライバーの仕事内容は思うよりもきつくない!?

トラックドライバーに関するイメージを調べるため、18歳以上のボイスノート会員948人にアンケートを実施しました。

まず運送・配送業にどんなプラスのイメージがあるか聞いてみました。現在運送・配送業に就いている人とそうでない人に分けてみてみましょう。

運送・配送業のイメージは?(プラスイメージ)
運送・配送業のイメージは?(プラスイメージ)

「プラスのイメージはない」が最も多い結果となりました。具体的なプラスイメージでは「賃金が高い」が最も割合が高い結果でした。

また、運送・配送業に就いている人とそうでない人とでは「労働時間」や「福利厚生」、「肉体への負担」の点で、イメージに差があることが分かります。賃金以外の点に関しては、実際に運送・配送業で働いている人の方が、良いイメージを持っていることが分かりました。

次にマイナスイメージについても聞いてみました。

運送・配送業のイメージは?(マイナスイメージ)
運送・配送業のイメージは?(マイナスイメージ)

「肉体への負担が多い」が最も多い結果となりました。運送・配送業に就いている人とそうでない人とでは「労働時間」や「休日の日数」の点で、イメージに差があることが分かります。
また、賃金以外の点に関しては、実際に働いていない人の方が、全体的に悪いイメージを持っていることが分かりました。

これらのデータを見ると、運送・配送業は「想像よりキツくはないけれども、給与は仕事量に対して少ないと感じる人が多い」仕事と言えそうです。

トラックドライバーの仕事の現状と課題


ここまでのアンケート結果を見て、「トラックドライバーの仕事内容って思ったよりもキツくないのかもしれないけど、やっぱり仕事量は多いんじゃ・・・」と思った方もいるでしょう。

確かにこれまでの運送・配送業界の傾向はそういったところがありました。ですが近年は、そんなマイナスイメージを覆す取り組みも増えてきているのです。運送・配送業の仕事内容はどのように変化しているか、その一部をご紹介します。

キツい仕事のイメージが変わる?法律改善と運送会社の取り組み事例

国土交通省・厚生労働省は平成27年度に、トラック輸送の適正取引の推進と勤務時間の抑制を目的とした、「トラック輸送における取引環境・労働時間改善協議会」を設置しました。この協議会は、事業者・荷主・学識経験者・行政の関係者で構成されています。

平成28年度から、運送・配送業界の抱える課題に対して実践的なパイロット事業(実証実験)を行い、改善策の是非を実証した上で、普及、定着させようという試みを進めています。

運送・配送業の各課題とそれに対する取り組みを見てみましょう。

適正取引の推進と給与水準の改善

宅配便の取扱個数は年々増加し、平成24年度に 35億個を超え、平成29年度には約42億個(!)となっています。これだけの需要がありつつも、運送・配送業界には「運送会社が荷主に対して取引上立場が弱く、仕事内容や附帯するサービスに対する適正な運賃・料金の収受が難しい」という課題があります。

荷主側の要求に応えているうちに価格競争にも巻き込まれやすく、これが給与水準の低下にもつながっているのです。

過去の業界における商慣行では、「運賃」の指す範囲が曖昧となっており、運賃の中に荷物の積み下ろしなどの附帯作業に対する料金も含まれている場合がありました。国土交通省は「標準貨物自動車運送約款」を平成29年11月に改正し、これによって運送の対価としての運賃と、附帯作業の対価としての料金が区別されました。

また、業界の特徴の一つとして、運送・配送取引が複数の下請運送事業者におよぶ「下請多層構造」があります。これは大手の運送会社が元請業者となり、その下に下請業者、孫請け業者といった形で複数の運送会社に業務委託を行う体制のことです。

運送・配送効率の向上に役立つ仕組みである一方、最終段階の運送会社が、マージンを差し引かれた非常に安い単価で契約せざるを得ないという問題点があります。

これらの問題を改善するため、関係者が適正な取引を行えるようルールを整理した「トラック運送業における下請・荷主適正取引推進ガイドライン」(平成20年3月策定)や、運送契約の重要事項を書面化し記録・ 共有することを定めた「トラック運送業における書面化推進ガイドライン」(平成26年1月策定)が国交省によりそれぞれ平成29年に改訂されました。  

こうした法律の改正や行政のチェック、指導に伴い荷主側への業務理解が進んでいます。その結果、日本政策金融公庫が公表しているレポート「中小トラック運送業者の生き残り策」によれば、

  • 給与の引き上げにより必要なドライバー数を確保、優良ドライバーに対する報奨金制度を設置(大阪府・O社)
  • ドライバー不足の解消のため、ドライバー給与の引き上げや免許取得に必要な費用を補助する制度など福利厚生の見直しを実施(東京都・K社)

といった事例も見られるようになってきました。今後さらに荷主企業との相互理解が進み、適正な取引が行われるようになれば、業界全体の給与の上昇にも期待が持てそうです。

勤務時間の改善

国土交通省「トラック運送状況の実態調査結果」を見ると、トラックドライバーの勤務時間は平成27年度の一ヶ月の平均で242時間程度というデータがあります。所定内の労働時間が1日8時間とすると、月22日出勤の場合、大体66時間ほどの残業をしている計算です。

あくまでこれは全体の平均値であり、長距離のトラックドライバーだと1日の拘束時間の平均は16時間以上にもなっています。間に休憩が入るにしても、長時間ですね。

こうした長時間労働の抑制に向けた環境整備が課題となっていますが、荷主都合による荷待ち時間や荷物の積み下ろし、附帯作業などによって労働時間が延びているという事情もあり、運送会社側の努力だけでは改善することが困難な状況です。
 
このため、先ほどご紹介した「トラック輸送における取引環境・労働時間改善協議会」が全ての都道府県で設置された、という経緯があります。同協議会では「取引環境と長時間労働の改善に向けたガイドライン」を策定するなど、関係者が一体となって取引環境と長時間労働の改善に向けて取り組んでいます。

さらに、「貨物自動車運送事業輸送安全規則」が改正され、29年7月からは、車両総重量8トン以上また は最大積載量5トン以上のトラックに乗務した場合に、荷主の都合により30分以上の待機時間が発生したときは、荷待ち時間にかかる情報を乗務記録に記載することとなりました。

令和元年6月からは、ドライバーが荷物の積み下ろしや附帯作業を行った場合も乗務記録への記載対象となりました。このように、運送・配送業の拘束時間の透明化が、徐々に進められています。

それと同時に各運送会社でも、勤務時間の短縮を図っています。

これらの事例をはじめとして、荷主企業と情報共有を進めて勤務時間、拘束時間の短縮に繋げた事例が全国に数多くあります。業界の「勤務時間が長い」というイメージが覆る日も、そう遠くないかもしれませんね。

人材不足の改善

運送・配送業はサービスの差別化がしづらい業界であり、他社に対して「安さ」で優位に立とうとすると、そのしわ寄せは「人件費」に来てしまいます。その結果給与が安くなり、労働条件の悪化からさらに離職者が増加し、人材不足が進む・・・という問題が起きているのです。

業界にあらたな人材を呼び込むための様々な取り組みが進められていますが、その一つに「女性でも働きやすい環境づくり」があります。

国土交通省自動車局では、運送・配送業界における女性の活躍を促進するため、業界に華やぎを与える女性のトラックドライバーを「トラガール」として、2014年に「トラガール推進プロジェクト」を立ち上げました。このプロジェクトに基づき、女性がトラックドライバーとして働きやすい職場を用意している運送会社も増えてきています。

トラガール促進プロジェクト:http://www.mlit.go.jp/jidosha/tragirl/

実際に活躍しているトラガールの方々や、仕事のやりがい、女性活躍に向けた工夫等を紹介する「トラガールの軌跡」をはじめ、サイトの各コンテンツで女性の働きやすい環境を整えようとする動きが見て取れます。

近年は、女性のトラックドライバーならではの能力(細やかな気配りや高いコミュニケーション能力、丁寧な運転など)が注目され、その能力の発揮を通じて業界の活性化が図られています。全日本トラック協会でも2017年に「女性部会」が設立されるなど、運送・配送業界への女性進出は今後も拡大していきそうです。

運送・配送業を実際にやって身につくこと、メリットは?


勤務する職場の環境が良いことは重要ですが、その仕事をすることでしか得られないスキルやメリット、やりがいも、重視したいものです。運送・配送業をやるとこんな良いことがあります。

  • 地理に詳しくなる
  • 業種によっては色々なところへ行くことができる
  • 運転が自然と上手くなる
  • 需要が多く、職を失う心配が少ない
  • 1人での業務なので人間関係が気楽
  • 宅配などはお客様に「ありがとう」と言ってもらえる機会が多い
  • 他の業種に比べて活躍できる年齢層が広い

また、普通免許さえあれば業界に飛び込む敷居は高くないこともメリットの一つです。多くのメリットがありますが、筆者は「お客様に『ありがとう』と言ってもらえる機会が多い」というところに惹かれます。

これらのメリットに魅力を感じたら、あなたは運送・配送業に就く準備は既にできています。あとは条件に合う職場を探すだけです!

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運送・配送業に関するアンケート
対象条件:18歳以上のボイスノート会員
有効回答者:948人
(調査日:2019/6/26)

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