「脱毛は痛いって聞くけどどのくらい痛いのだろう」
「脱毛したいけど痛いのが苦手だから迷ってる」
特にメンズ脱毛を始めて利用する方にとって、上記のような悩みを抱えている場合が多いでしょう。
インターネット上でも「脱毛はとても痛い」という口コミを多く見かけます。
では実際に脱毛はどれほどの痛みを伴うのでしょうか?
この記事では、メンズ脱毛で痛みを感じる理由をはじめ、痛みの度合いとともに痛みを感じやすい部位をご紹介します。
その他にも、医療脱毛クリニックや脱毛サロンで行われる施術の痛みの違い、そして軽減方法をご紹介します。
これから医療脱毛クリニックや脱毛サロンで脱毛を考えている方は、ぜひご覧ください。
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Contents
メンズ脱毛で痛みを感じる理由
そもそもなぜメンズ脱毛で痛みを感じるのでしょうか?
ここでは、そんな脱毛時に痛みを感じる主な理由を3つご紹介します。
痛みを感じる仕組みを知りたい方は確認しておきましょう。
光脱毛やレーザー脱毛はメラニン色素に反応するため
一般的に行われる光脱毛とレーザー脱毛は、黒いもの(メラニン色素)に反応するため痛みを感じます。
光が熱エネルギーにされることから、特に黒い部分が反応するようになっているのです。
そのため日焼けをしていたり、毛が太くて密集している部位が特に痛いと言われている理由になります。
皮膚の厚さや神経の数が違うため
痛みを感じる理由の1つとして、皮膚の厚さや神経の数が関係しています。
人間の身体は皮膚の厚さや神経の数が異なっているのが特徴です。
皮膚であれば当然ながら厚いところもあれば薄いところもあります。
つまり、皮膚が薄くて神経が集中している部位は痛みを感じやすくなるのです。
肌が乾燥しているため
肌が乾燥していることが原因で、痛みを感じることがあります。
なぜなら潤いのある健康的な肌よりも肌のバリア機能が低下しているからです。
その結果、光や熱を吸収しやすくなるので、照射時の痛みが増します。
乾燥していると肌トラブルのリスクがあるため、場合によっては脱毛できないこともあるぐらいです。
- 光脱毛やレーザー脱毛はメラニン色素に反応するため痛みがある
- 体の部位によっては皮膚が薄く毛が密集しているため痛みが強くなる
- 肌が乾燥していると光や熱を吸収しやすくなるため痛みを感じる
メンズ脱毛の痛みを感じやすい部位を紹介!痛みの度合いなど
メンズ脱毛を利用した際の痛みは脱毛部位によって異なるのが特徴です。
ほとんど痛みが気にならない部位もあれば、痛みが強い部位もあります。
ここでは、実際脱毛したときに痛みを感じやすい代表的な部位を3つご紹介します。
VIO周りは針で刺されたような痛み
メンズ脱毛で最も痛みを感じやすいのは、VIOラインと言われています。
VIO周りは毛が密集していて皮膚が薄いことから、痛みを感じやすい部位です。
そのため、痛みがとほんどないサロンの光脱毛でも痛みを感じるときがあります。
ゴムで弾くような痛みが伴いますが、人によっては針で刺されたような痛みを伴います。
ワキは針やゴムで弾かれたような痛み
VIO周りの次に痛いとされるのがワキです。
VIO周りと同じくワキも毛が密集していて皮膚が薄い箇所のため、痛みを感じやすい部位となります。
しかしながら照射範囲が少ないことから、1回の脱毛時間は長くありません。
そのため痛みが苦手な方でも、耐えられないといったことはないと言えるでしょう。
ヒゲはゴムで弾かれたような痛み
3番目に痛いとされるのがヒゲ、つまりは口周り(鼻下、あご、あご下)です。
ヒゲをはじめとする顔全体は皮膚が薄く神経が多いため、痛みを感じやすい部位となります。
脱毛箇所によっては痛みは異なりますが、中でも鼻下やあごは特に痛みを感じやすいです。
針で刺されたような痛みがあり、人によっては痛みに耐えられないこともあります。
- VIO周りは針で刺されたような痛みを感じる
- ワキは針やゴムで弾かれたような痛みを感じる
- ヒゲはゴムで弾かれたような痛みを感じる
メンズ医療脱毛クリニックで行われるレーザー脱毛の痛みを解説
医療レーザーは痛い! というのは、今はもう誰もが認知していることとなっています。
しかし近年では医療技術も発達し、あまり痛みを伴わないレーザー脱毛が可能になっているのです。
大きく分けると3つの医療レーザーがあり、それぞれで痛みが異なります。
では実際にどの医療レーザーが痛みを伴うのか? 詳しく解説していきます。
- アレキサンドライトレーザー
- ヤグレーザー
- ダイオードレーザー
一般的に痛いとされるアレキサンドライトレーザー
一般的に痛いと言われている医療レーザーは、このアレキサンドライトレーザーです。
日本人の肌質や毛質に合うとされているため、どのクリニックでも用いられています。
そしてメラニン色素にしっかりと反応するがために、痛みを感じやすい理由でもあります。
肌が黒い方は日焼けをしている方は脱毛できないことがあるぐらいです。
最も痛みを感じるヤグレーザー
レーザー脱毛の中で最も痛みを伴うのが、このヤグレーザーです。
一般的な脱毛には使用されませんが、肌の深部まで照射できるため、濃くて太い毛の脱毛に用いられます。
肌が黒い方や日焼けをしている方でも脱毛できるメリットがあるものの、できるなら麻酔をするのがおすすめです。
痛みを感じにくいダイオードレーザー
医療レーザーの中では一番痛みが伴わないレーザー脱毛です。
本格的な脱毛にこだわりがあり、痛みが苦手な方に向いています。
また、肌質や毛質を問わず脱毛できる点が特徴です。
ショット式と蓄熱式の2つがあるため、痛みを抑えるなら蓄熱式が良いでしょう。
レーザー脱毛の注意点
基本的にレーザー脱毛は、患者側が脱毛機を選んで使用してもらうことはできません。
医師が患者の肌質や毛質にあった最適な脱毛器を選んで使用します。
もし、どのくらいの痛みが伴うのか不安な場合は、テスト照射してもらいましょう。
メンズ脱毛サロンで行われる光脱毛の痛みを解説
メンズ脱毛サロンでは永久脱毛ができないものの、あまり痛みを伴わないメリットがあります。
しかし痛みは脱毛方法によって異なるのが現状です。
大きく分けて3つの光脱毛があり、ここではそれぞれの脱毛法の痛みについて解説していきます。
- IPL脱毛
- SSC脱毛
- SHR脱毛
脱毛効果が高く最も痛みを感じるIPL脱毛
光脱毛の中では、このIPL脱毛が最も痛みを感じます。
とは言っても医療レーザーに比べれば痛くはなく、肌を優しくつねられるような痛みで済みます。
メンズ脱毛サロンでは使用されることが多い脱毛方法であり、太くて濃い毛をしっかりと脱毛可能です。
少し痛みを感じるSSC脱毛
光脱毛の中でIPL脱毛の次に痛みを感じするのが、このSSC脱毛です。
しかし肌への刺激が少ないことから、全体的な痛みは弱く、脱毛箇所や人によってはほとんど痛みを感じないこともあります。
効果を実感するのに5~6回通う必要はありますが、美容効果もあるため肌をケアしたい男性におすすめです。
ほとんど痛みを感じないSHR脱毛
光脱毛の中でほとんど痛みを感じないのが、このSHR脱毛です。
他の光脱毛とは異なる原理で行う蓄熱式の脱毛法なので、痛みを伴わないようになっています。
産毛にも効果があり通える頻度も多いですが、導入しているサロンの少なさがデメリットです。
メンズ脱毛で痛みを軽減する方法
脱毛するなら、なるべく痛みを抑えたいと思う方は多いはずです。
回数を重ねるごとに痛みに慣れてはいきますが、それでも抑えられるなら抑えた方がストレスなく脱毛できます。
ここでは、メンズ脱毛で痛みを軽減する方法をご紹介します。
施術時の痛みを極力抑えされるように、しっかりと対策しましょう。
脱毛前に保湿する
脱毛前に、化粧水や美容液などで肌を保湿すると、痛みを軽減できます。
肌が乾燥したまま脱毛すると肌トラブルに見舞われる可能性があるため、できる限り保湿するのがおすすめです。
特に痛みが強い顔やVIOはなるべく保湿しておきましょう。
また、脱毛後も保湿することが大切になります。
日焼けしない
日焼けして肌が黒くなりメラニンが増えると、痛みを感じやすくなります。
さらに場合によっては火傷する可能性があるぐらいです。
日焼けしないことが、施術時の痛みを軽減できる方法になります。
もしどうしても日焼けしながら脱毛したい場合は、ニードル脱毛(電気脱毛)がおすすめです。
痛みはありますが、毛に直接一本一本処理するので日焼けは関係ありません。
飲酒を控える
飲酒すると血行が良くなり体温が上昇するため、肌が敏感になります。
その状態で脱毛すると肌が炎症を起こして、肌トラブルを起こす原因に繋がります。
そのため、脱毛する際は、前後12時間は飲酒を控えることが大切です。
麻酔を使用する
麻酔を使用することで、脱毛時の痛みを減らすことができます。
サロンでは取り扱っていませんが、クリニックでは2種類の麻酔を使用可能です。
麻酔クリーム
1回約3,000円の料金で、照射範囲に塗布する麻酔です。
施術の30分~1時間前に使用し、肌の感覚を鈍くすることができます。
2つある麻酔の中で最も効果はありますが、アレルギー反応を起こすデメリットもあります。
笑気麻酔
30分約3,000円の料金で、睡眠・鎮静・鎮痛作用のある笑気を吸入する麻酔です。
吸入することでリラックスした状態になり、お酒に酔った感覚になるので痛みを感じにくくなります。
しかし、笑気ガスの中に含まれる亜酸化窒素によって頭痛や吐き気などの症状を引き起こす可能性もあります。
蓄熱式の脱毛機で脱毛する
一般的に行われる脱毛は、熱破壊式(ショット式)と呼ばれる脱毛機を使用します。
しかし脱毛実感は早いものの、強い痛みを伴うのがデメリットです。
そこで、蓄熱式の脱毛機を使用することで、従来の脱毛器よりも痛みを少なくして脱毛できます。
熱破壊式より脱毛実感できるのは遅くなりますが、日焼け肌や産毛、白髪の方でも脱毛できるメリットもあります。
- 脱毛前後は肌を保湿してケアする
- 日焼けしないよう心掛ける
- 前後12時間は飲酒を控える
- 麻酔クリームや笑気麻酔を使用する
- 蓄熱式の脱毛機で脱毛する
まとめ
人の肌質や毛質によって、施術時の痛みはさまざまです。
針で刺されたような痛みやゴムで弾かれたような痛みを伴うこともあり、我慢できない方もいるでしょう。
今回メンズ脱毛の痛みを軽減する方法をご紹介しましたが、痛みは脱毛機との相性も関係しています。
したがって、クリニックを利用するのであれば、麻酔を使用してからの蓄熱式レーザー脱毛がおすすめです。
一方サロンを利用するのであれば、どの光脱毛でもあまり痛みは伴わないため、気軽に脱毛できます。
しかしながら、どのクリニックやサロンを利用するにしても、脱毛前のケアをしっかりしておくことが大切です!