紫外線が招く「皮膚がん」注意すべき見た目と症状は?必要な紫外線対策も併せて紹介!

健康

紫外線による症状で最も怖い「皮膚がん」

8月に入り、夏の暑さが猛威を振るっていますね。7~8月は一年のうちで暑さだけでなく、紫外線量もピークになる時期です。

ボイスノートマガジンではこれまでにも紫外線がどういうものか、紫外線による影響にどんなものがあるかをご紹介してきましたが、まだ一つ重要なことに触れていませんでした。それは、紫外線が引き起こす症状としてもっとも避けたい「皮膚がん」です。

がんと聞いただけで怖いイメージがありますが、皮膚がんになると実際にどんな症状が出るのか、どのくらい紫外線を浴びると発症するかご存知でしょうか?今回は紫外線が引き起こす皮膚がんについて、ご紹介していきましょう。

紫外線には3種類ある


まず、皮膚がんの原因とされる紫外線のことをおさらいしておきましょう。

紫外線は電磁波の一種であり、波長によってUVA、UVB、UVCの3種類に分かれます。この波長が短いほど生物に対する影響が強く、波長が長いほど皮膚の深くに入りこむ性質があります。

紫外線の種類に関しては過去のボイスノートマガジンの記事でもご紹介してきました。

身を守るならUVカット機能が大切。あなたの紫外線対策は大丈夫?

紫外線によって皮膚がんが起こる仕組み


ではさっそく、皮膚がんとは何なのか見ていきましょう。

紫外線によって引き起こされる症状には日焼け、紫外線アレルギー、シミ・くすみなどがありますが、その中でも最も重大な影響と言えるのが皮膚がんです。

紫外線が皮膚に当たると、皮膚の細胞中の遺伝子を傷つけます。普通だと、傷ついた細胞は修復されますが、これが繰り返されると修復の間違いが起こります。すると細胞が突然変異を起こし、がん細胞となってしまうのです。

3つの紫外線の中ではUVB、UVCが皮膚がんの主な原因となります。UVAもDNAに傷をつける強さはUVBの約1000分の1と弱いのですが、地表に届く量がUVBよりはるかに多く、皮膚がんのリスクを高めると言われています。

皮膚がんになる紫外線量とは?

どの程度の紫外線を浴びると皮膚がんを発症するのかは、肌の色などによっても左右され、はっきり示されてはいません。ですが、日光のばく露量が多ければ発症しやすい、という傾向があります。「ばく露量」とは、問題となる因子(この場合は紫外線)に特定の個人、集団がさらされる量のことです。

環境省の調査データでは1985~1995年の間で、日光のばく露量が多いオーストラリアの皮膚がんの発生率が、フィンランドの皮膚がんの発生率の16倍でした。また、日本でも兵庫県沖縄県で同時期の皮膚がんの罹患率を比べた場合、日光のばく露量が多い沖縄県の方が4.5倍高い結果でした。より多く日光にさらされる環境にいる方が、皮膚がんの発生率が高い傾向を示しています。

旅行などで普段と違う環境の土地に行くときは、紫外線の強さも違う場合があります。紫外線がどのくらい強い土地なのかもUVインデックスで把握して、十分な準備をしてから行くことをおすすめします。

UVインデックス(UV指数)とは
紫外線の波長が人体に及ぼす影響をわかりやすくするために、波長ごとに異なる紫外線の影響を総合的に指標化したものです。世界的に見ても、「オゾン層破壊」によって地上に到達する紫外線が増加していることから、世界保健機関(WHO)ではUVインデックス(UV指数)を活用した紫外線対策の実施を推奨しています。

UVインデックスの毎正時の分布図 

紫外線で起こる皮膚がんの種類


紫外線の影響で発症する皮膚がんには、その症状に応じていくつかの種類に分かれます。前提として、皮膚は表面側から「表皮」「真皮」「皮下組織」があり、さらに表皮は表面側から「角質層」「顆粒層(かりゅうそう)」「有棘層(ゆうきょくそう)」「基底層(きていそう)」に分かれています。

皮膚がんはこれら皮膚を構成する細胞から発生するがんのことをいい、紫外線が原因とされるものは以下の4種類です。

日光角化症

日光角化症(にっこうかくかしょう)は高齢者を中心に、日光がよくあたる顔や頭に見られる代表的な皮膚がんです。淡紅色~濃い褐色でかさぶたのように表面がカサカサしており、湿疹と見分けが付きにくいため、皮膚科の診断が必要です。

日光角化症は、初期の皮膚がんであり、皮膚の表側でとどまっている表皮内がんという状態です。日光角化症を放置しておくと、次にご説明する有棘細胞癌に症状が進行します。

有棘細胞癌

有棘細胞癌(ゆうきょくさいぼうがん)とは、日光角化症からさらに深い部位、表皮の有棘層にできるがんのことです。皮膚が比較的大きく盛り上がり、紅色で出血しやすい、つまむとしこりがある、悪臭を放つなどの症状が特徴です。

また、浸潤性(がん細胞が身体の組織内で増殖して広まっていくこと)があり、リンパ節や骨などへの転移が見られます。

基底細胞癌

基底細胞癌(きていさいぼうがん)は主に高齢者の頭部、顔面に発生するがんで、顔の中心寄りに発生します。30代~40代といった若い年齢でも発生し、日本人が発症する皮膚がんの中では最も多いがんです。

基本的に痛みやかゆみなど自覚症状はなく、症状の初期では黒褐色でホクロと見分けがつきにくい見た目をしています。数年かかって大きくなり、進行すると陥没して潰瘍化することもあります。

浸潤性があり、骨まで到達することもありますが、転移することは稀です。

メラノーマ

このメラノーマ(悪性黒色腫)が皮膚がんの中では最も悪性度が高く、注意すべきがんです。表皮の基底層に存在する色素細胞(メラノサイト)ががんに変化したもので、拡大が速く内臓に転移します。

濃い黒色のしみやしこりといった症状が、日本人は足の裏や手のひら、手足の爪などに多く発生します。「ほくろのがん」とも呼ばれ、50代以上から発症が増加しますが、あらゆる年代で注意が必要とされています。

メラノーマの正確な原因ははっきりしておらず、紫外線が原因の全てとは考えられていません。紫外線の中では、UVBよりUVAの方が主な発症の原因であると考えられています。

「日焼けサロンの利用はメラノーマのリスクを1.2倍に高める」「SPF15以上の日焼け止め剤の使用により、メラノーマリスクが33%低下した」という研究データもあり、紫外線対策をするに越したことはありません。

メラノーマは早期発見、早期治療が特に重要です。ほくろの形が左右非対称であったり、輪郭が不鮮明であったり、色むらがあったり、形が変化したり、といった特徴があった場合、自己判断せず皮膚科を受診しましょう。

皮膚がんを予防するために


皮膚がんの予防には、紫外線による影響を少なくすることが大切です(紫外線にはビタミンDの生成という人体へのメリットもありますが、夏の正午に3分~5分日光浴すればそれ以上は必要ありません)。

紫外線の影響を減らすポイントをご紹介していきますので、これらのポイントを参考に、自分の行動や状況に合わせた対策を考えてみてください。

紫外線の影響を減らす行動のポイント

  • 屋内で過ごす
  • お昼前後(10時~14時)の最も紫外線量が強くなる時間帯を避ける(日本の場合)
  • 標高の高い場所を避ける
  • 海やスキー場といった光の反射が強い場所を避ける

紫外線の影響を減らす衣服のポイント

  • UPF値の高い服を着用する
    UPF(紫外線保護指数)値とはオーストラリア/ニュージーランド規格の、UVA、UVBをどのくらい防げるかという繊維製品の指標です。15~50+の間で、数値が高い方が保護能力が高くなります。
  • 紫外線遮蔽率の高い服を着用する
    紫外線遮蔽率は日本独自の規格で、対象の繊維製品が紫外線をどの程度遮蔽できるかという指標です。%(パーセント)で示され、紫外線が強い環境には、90%以上の数値で効果が期待できます。
  • 帽子をかぶる
  • サングラスを着用する
  • 紫外線カットのメガネを着用する
  • フェイスカバーを着用する
  • 紫外線カットのマスクを着用する
  • 日傘をさす

紫外線の影響を減らす日焼け止めのポイント

  • PA値の高い日焼け止めを使う
    PAはUVAを防ぐ指標です。PA++++が最も効果が高くなります。
  • SPF値の高い日焼け止めを使う
    SPFはUVBを防ぐ指標です。SPF50+が最も効果が高くなります。
  • 2~3時間おきに塗り直す
    汚れや汗をきちんと拭きとってから塗り直しましょう。
  • 十分な量をムラなく、均一に塗ることを心がける
  • うっかり日焼けしやすい場所への塗り忘れに注意する
    顔だけでなく、首回りや腕、手足の甲、膝まわりといった日光に当たりやすい場所にもきちんと塗りましょう。
  • 成分に気を付ける
    こちらの記事でも触れましたが、紫外線アレルギーを発症している場合は、紫外線吸収剤が含まれているものは避けた方が無難です。「ノンケミカル」「ノンナノ」といった表示のあるものを選ぶようにしましょう。

皮膚がん以外にも日焼け、シミ・くすみなど、紫外線による人体への影響はいくつもあります。多少浴びることも必要とはいえ、何の対策もなしに屋外に出るのはおすすめできません。

7月~8月の時期は、何かしら日光を遮れるものを用意して、外出するようにしましょう。

皮膚がんの発症を不安に感じる人は約2割!

みなさんは紫外線の影響と皮膚がんについて、どのくらい意識しているのでしょうか。ボイスノート会員1000人を対象にアンケートを実施した結果をご紹介します。

まず、日ごろ紫外線対策を行っているか聞いてみました。

日ごろ紫外線対策をおこなっていますか?
日ごろ紫外線対策をおこなっていますか?

「はい」という方は38.6%でした。10人に4人は紫外線対策を日常的に行っているようです。

次に「はい」と回答した387人に、皮膚がんを含めた紫外線の人体への影響のうち、もっとも不安に感じるものを聞いてみました。

紫外線の人体への影響のうち、もっとも不安に感じるのは?
紫外線の人体への影響のうち、もっとも不安に感じるのは?

最も多かったのは「シミ・くすみ」で43.5%、次に多かったのが「皮膚がん」で21.5%でした。皮膚がんをもっとも不安に感じると回答した83人に、皮膚がんにはいくつか種類があることを知っているか聞いてみました。

皮膚がんには、いくつか種類があることをご存知ですか?
皮膚がんには、いくつか種類があることをご存知ですか?

「知っている」と回答した人は28.9%でした。皮膚がんの心配をしている人でも皮膚がんがどんなものか把握している人は少数派のようです。

皮膚がんはまず発症するリスクを下げるのが第一ですが、どんな症状が出た時に皮膚がんを疑うべきか知っておいて損はないでしょう。

皮膚がんにならない為に、多機能マスク「ふらは」で紫外線対策を!

皮膚がんになるのを防ぐ最大の対策は陽射しに肌をさらさないことです。地面からの反射光も防ぐため帽子だけでなく、マスクで顔全体をガードするのがおすすめです。

今回共同で調査を行ったホワイトビューティー株式会社では、多機能マスク「ふらは」を扱っています。

多機能マスク「ふらは」販売ページはこちら

ゴムの長さが調節できるマスクなので肌との隙間ができにくく付け心地も抜群。UV繊維使用で、紫外線をなんと98%以上ブロックしてくれます。

繰り返し洗って使えるので、同じ性能の使い捨てマスクを何度も買うより経済的です。

カラーバリエーションは豊富な10カラー。サイズもS~LLの4種類を選択可。

マスクによる小顔効果を出したいのであればM、しっかりカバーしたければL、LLがおすすめです。

マスクであれば、顔全体をしっかりとカバーでき皮膚がんのリスクも下がります。紫外線を防ぎつつ、おしゃれに気を使いたいというあなたも、今年は「ふらは」で楽々紫外線対策をしてみませんか?

紫外線対策に関するアンケート
対象条件:ボイスノート会員
有効回答者:1000人
(調査日:2019/7/29~2019/7/30)

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