20代の3割が踏み間違い経験アリ!危険運転は高齢者だけじゃない!

高齢者は免許を返納すべき、だけでは解決しない

2019年6月に入ってもなお、高齢者の運転による交通事故のニュースが続いています。
こうした事故とその報道を受けて、5月にはボイスノートでも「高齢者は免許を返納すべきだと思うか?」といったアンケートを実施したところ、8割近い方が「返納すべき」と回答しています

関連:「免許を返納するべき」79.2%!高齢者の運転について聞いてみた

確かに、高齢者による大きな事故が立て続けに発生しているのは事実であり、「杖をついてフラフラ歩いているような人が本当にちゃんと運転できるの?」と思うことも正直ありますが、では高齢者に免許を返納させれば交通事故がなくなるかといえば、そうではありません。

警察庁が公表している統計データによれば、交通事故の発生件数・死亡者数ともに平成初期の頃から比べると大きく減少していますが、それでも43万件の交通事故が発生し、3,500人が事故によって命を落としています。これらの事故すべては高齢者が引き起こしたもの、ではないのです

そこで今回は、最近多く報道されている「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」経験について、ボイスノート会員を対象にアンケートで聞いてみました。今回わかったのは、「危険なのは高齢者の運転だけではない」ということでした。

参考:統計表/警察庁Webサイト
  ※こちらから統計情報閲覧ページを見ることができます

17.5%が踏み間違い経験アリ

ボイスノートの20歳から79歳の会員のうち、自動車の免許を持っている(または過去に持っていた)方1211人にアンケートを実施しました。

ブレーキとアクセルを踏み間違えた経験はありますか?

  • 1,211
  • 開催期間:2019年6月4日~6月5日

ブレーキとアクセルを踏み間違えた経験はありますか?

まずは回答者1211人全員の回答から見てみると、「何度もある」が5.2%、「一度だけある」が12.3%、「一度もない」が82.5%となりました。全体の17.5%の方がブレーキとアクセルを踏み間違えた経験があることになります。

続いてはこれを、運転歴別に集計しました。

ブレーキとアクセルを踏み間違えた経験はありますか?(運転歴別)

サンプル数が最も多かった「20年以上」では踏み間違い経験がある方は合わせて15.4%、一方運転歴が「10年以内」の方では合わせて36.5%と、実に3人に1人が踏み間違い経験があることがわかりました。
これは、運転歴が「ほとんどない(調査時には「ほぼペーパードライバーである」という選択肢でしたが、文字数の都合でグラフ上は「ほとんどない」としました)」方のおよそ4倍の割合です。

もう一枚、年代別に集計したグラフをご紹介します。

ブレーキとアクセルを踏み間違えた経験はありますか?(年代別)

最も踏み間違い経験がある方の割合が高くなったのは、高齢者ではなく20代でした「何度もある」「一度だけある」合わせて30.9%、最も割合が低くなったのは70代で合わせて9.1%でした

ということで、今回の調査では、踏み間違えた経験は年齢にかかわらずあり、高齢世代よりも若い世代のほうが経験した割合が高いことがわかりました。

もちろん、これまでに踏み間違えた経験が無いから安全、というわけではありません。むしろ、「自分はこれまでも大丈夫だった」という過信から事故を起こしてしまう高齢者も多いのではないかと思います。最も割合が低いとはいえ、10人に1人は経験があるわけで、そのうち一人でも大事故を引き起こしてしまったら、確率や割合などは意味を成しません

しかし、「高齢者のみならず、どの世代にも踏み間違いによる大事故を引き起こす可能性はあり、若い世代こそより気をつける必要がある」ということです。スマホをいじりながら、などはもってのほかですが、本当に気をつけて運転していただきたいなと思います。

ちなみに筆者は、学生時代に免許を取得して以来ほぼ運転したことがなく、いまは乗ったら必ず事故を起こしてしまいそうで怖くて怖くて車を乗る気にもなれません。高価な身分証明証になってしまったなぁ・・

運転に関するアンケート
対象条件:20~79歳の免許を持っている(または持っていた)ボイスノート会員
有効回答者:1211人
調査日:2019年6月4日~6月5日

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