「より専門的な職に就きたい」
「スキルアップがしたい!」
「技術士ってどうやったらなれるの?」
技術士は科学技術分野を幅広くカバーする国家資格です。
今後のキャリアアップや仕事の幅を広げていくのに役立ち、今の仕事をつづけながら技術士を目指す人も多いのではないでしょうか。
忙しいなか勉強を進めたい人には通信講座がおすすめ!
この記事では技術士試験におすすめできる通信講座をご紹介します。
そのほかにも技術士試験の内容や通信講座のメリットデメリットなどを解説。
通信講座選びにお悩みの方は是非参考にしてみて下さいね。
すぐにおすすめの通信講座を知りたい方は、「技術士試験におすすめの通信講座おすすめ8選!」からご覧ください。
Contents
おすすめの通信講座一覧
今回、紹介するおすすめの通信講座はこちら。
STUDYing | |
アガルートアカデミー | |
JTEX | |
ガチンコ技術士学園 | |
JES | |
ラーニングサイト21 | |
新技術開発センター | |
三上塾 |
失敗しない技術士通信講座選びのチェックポイント
技術士を目指せる通信講座の数は多く、どれを選べばいいか分からない方もいるでしょう。
ここでは、技術士通信講座を選ぶ際に注意したいポイントをいくつか紹介します。
受講料
技術士通信講座の受講料は、一次試験対策の場合1万円~7万円程度、二次試験対策なら9万円~20万円程度が相場。
通信講座によってかなり受講料に幅があるからこそ慎重に選ぶことが大切です。
とはいえ、ただ単に安さだけを見て決めてしまうのはNG。
受講料が高くても、合格時の全額返金制度やお祝い金が付与される通信講座もあります。
予算を考慮したうえで、講座内容をしっかりと確認して決めるようにしましょう。
講義・教材の質
講義・教材の質が試験合格を左右するといっても過言ではありません。
対面の授業ではないからこそ、通信講座の内容をしっかりと確認してから選びましょう。
特に使用している教材は通信講座によって大きく異なります。
教材を見て判断する際は、「オンライン動画講義に対応しているか」「イラスト、図表による解説が豊富か」などをチェック。
講義から学習、添削までオンライン上で完結するタイプであれば、スキマ時間を使って効率よく勉強できますよ。
サポート制度
たとえ受講費用が安くでも、サポート制度が充実していない通信講座では不安になるものです。
対面の授業ではない通信講座において、サポート制度の充実性は非常に重要になってきます。
通信講座によって付帯しているサポート制度は異なるのであらかじめ確認しておきましょう。
質問に対応している通信講座であれば、分からないことがあった際にも安心です。
しかし、中には質問回数に制限のある通信講座もあるので注意しましょう。
合格実績
通信講座選びの指標の1つとして、合格実績も挙げられます。
合格実績とは、受講している生徒のうち、何人が試験に合格したかを表す数値のことです。
基本的にはこの数値が高いほど、講座内容が充実している傾向にあります。
とはいえ、この合格実績の算出方法は通信講座によってバラつきがあるのが事実。
中には運営会社にとって都合の良いデータのみを使用している可能性もあり、一概に正しい数値とは言えません。
合格実績を鵜呑みにはせず、講座の質やサポート制度などの比較して検討することをおすすめします。
技術士試験の通信講座おすすめ8選!
技術士試験は大手から中小までさまざまな通信講座で対策できるため、比較を始めた人は数の多さに驚くと思います。
1つずつ丁寧に情報収集しても良いのですが、料金や支払方法など比較ポイントは数多くあり、調べれば調べるほど混乱する人も多いです。
すでに頭が混乱している人や、調べて比較することが面倒だと感じる人は、技術士試験の通信講座おすすめ8選を参考にしてください!
STUDYing
スマホやPCなどに特化した、オンライン完結型の通信講座です。
おすすめポイントPoint1.受講価格が相場と比較して安い
Point2.オンライン特化でスマホ・タブレット・PCのみで完結
Point3.受験申込書から論文、口頭試験まで対策できる
STUDYingの基本情報
料金例 | 技術士二次試験合格コース(一括):5万8,300円(税込) 分割例 月々 5,000円(税込)×12回から 技術士二次試験 総合技術監理部門コース(一括):4万8,400円(税込) 分割例 月々 4,100円(税込)×12回から |
支払方法 | ペイジー支払、コンビニ支払、銀行振込、 ローン(分割払い)※ご利用条件があります |
送料 | 有料(地域により異なる) |
- スキマ時間を使ってオンライン主体で勉強したい人
- なるべく費用を安く抑えたい人
- 口頭試験対策までしっかりとおこないたい人
STUDYingの詳細情報
・受講価格が相場と比較して安い
STUDYingは受講価格が相場よりも安いのが特徴です。
「技術士二次試験合格コース」は一括で7万7,000円(税込)から、 また「技術士二次試験 総合技術監理部門コース」は5万9,400円(税込)となっており、二次試験対策の平均的な費用を下回っています。
なるべく費用をコンパクトに抑えたい人にはおすすめです。
・オンライン特化でスマホ・タブレット・PCのみで完結
STUDYingの特徴はオンラインに完結した講義スタイルで、送られてくる教材はありません。
基本はスマホやタブレット、PCを使って講義を受け、課題の提出や質問もオンラインでおこないます。
移動時間などでも勉強しやすいスタイルといえます。
・受験申込書から論文、口頭試験まで対策できる
対策内容が非常にしっかりしており、受験申込書の作成から、論文、口頭試験までをビデオ講義と添削を使ってじっくりと対策できます。
特に論文は合格するための書き方講座をビデオ講義で視聴でき、「技術士二次試験合格コース」では添削問題が12回分もついてくるなど、充実の内容になっています。
STUDYingのメリット・デメリット
- オンライン完結で教材がない
- 口頭試験対策もあり
- 受験申込書から論文、口頭試験まで幅広く対応
- 教材での学習をしたい人には不向き
アガルートアカデミー
難関資格を取り扱う資格予備校です。
技術士試験の講座はまだ開講されたばかりで、内容は二次試験対策に特化しています。
おすすめポイントPoint1.他の難関資格教育で定評のある論文指導力
Point2.受講料がリーズナブルでプランによっては最安クラス
Point3.合格時の全額返金制度&お祝い金贈呈あり
アガルートアカデミーの基本情報
料金例 | 第一次試験対策講座(全部門):2万1,780円(税込) |
支払方法 | クレジットカード、コンビニ支払い銀行振込、教育クレジット、ローン |
送料 | 無料 |
- 論文の作成能力を高めたい人
- 添削指導をしっかりと受けたい人
- 金銭的な負担を抑えながら学びたい人
アガルートアカデミーの詳細情報
・他の難関資格教育で定評のある論文指導力
アガルートは司法試験などの超難関資格を扱ってきた予備校で、これらの難関資格において高い合格実績を持っています。
技術士講座はまだ開講されたばかりで実績が揃っていませんが、他の資格講座の実績を見ても、品質の高い講義を期待できますね。
特に論述が非常に大きなウェイトを占める司法試験で実績を残していることから、論文添削には高い期待が持てます。
添削指導も計10回と充実した構成です。
・受講料がリーズナブルでプランによっては最安クラス
アガルートの技術士講座は他社と比べても比較的リーズナブルに設定されています。
第二次試験合格カリキュラム(総合技術監理部門)では添削と口頭模試付きで7万4,800円(税込)で、講義・テキストのみであれば、3万4,800円(税込)で受講できます。
この講義・テキストのみの価格は他社と比較しても最安レベルです。
・合格時の全額返金制度&お祝い金贈呈があり
アガルートでは、合格時に受講料の全額が返金される全額返金制度が設けられています。
さらに3万円のお祝い金まで進呈されます。
合格体験記の提出やインタビューへの出演など、受け取りには条件がありますが、お金がかかりがちな資格試験ではかなりうれしい仕組みです。
また、受講料の返金には追加添削分なども含まれるなど、かなり手厚い内容になっています。
アガルートアカデミーのメリット・デメリット
- 司法試験などの難関資格教育で培われた論述ノウハウを学べる
- 全額返金制度&お祝い金贈呈がある
- 添削指導を10回分受けられる
- プランによっては業界最安クラス
- 開講したばかりで講座の実績に乏しい
JTEX
技術士試験の一次試験に特化した通信講座です。
「機械部門」と「電気電子部門」を対象とした講座を開講しています。
おすすめポイントPoint1.一次試験に特化した「機械部門」「電気電子部門」の専門講義を開講
Point2.テキスト主体の講義形式
Point3.レポート提出が主体のシンプルな学習スタイル
JTEXの基本情報
料金例 | 技術士一次試験対策講座「機械部門」(一括):4万700円(税込) 技術士一次試験対策講座「電気電子部門」(一括):4万700円(税込) 技術士一次試験対策講座「基礎科目・適正科目」(一括):2万2,000円(税込) |
支払方法 | クレジットカード、代金引換 |
送料 | 無料 |
- まずは一次試験対策をしたい人
- 「機械部門」「電気電子部門」での受験を考えている人
- テキストベースの教材で学習したい人
JTEXの詳細情報
・一次試験に特化した「機械部門」「電気電子部門」の専門講義を開講
JTEXの通信講座は一次試験に特化しています。
技術士を目指したばかりで、まずは一次試験に取り組みたいという方にぴったりの通信講座です。
また講座も「機械部門」と「電気電子部門」を対象にした2講座と、「基礎科目・適正科目」の講座の3種類が開講されています。
これらの部門での受験を考えている人はまずチェックしておきたい通信講座です。
・テキスト主体の講義形式
JTEXの通信講座はテキスト教材が主体で、eラーニングなどのシステムは基本的に使いません。
学習スタイルには向き不向きがありますが、紙ベースでの学習が一番頭に入りやすいという人も多いはず。
テキストを開いて紙に書くといった、オーソドックスな学習方法で進めたい人には、ぴったりの通信講座です。
・レポート提出が主体のシンプルな学習スタイル
JTEXではレポート提出を主体に課題が出されます。
必修課題が6回と、追加で自由提出課題として3回分の提出が認められています。
なお受講期間は6か月間が取られており、比較的長い期間のなかでカリキュラムを進めていくかたちです。
JTEXのメリット・デメリット
- 一次試験対策ができる
- 「機械部門」「電気電子部門」に特化した講義が受けられる
- テキスト主体の教材で学べる
- レポート課題を中心に進められる
- 対象部門以外の専門講座がない
- eラーニングによる学習がない
ガチンコ技術士学園
「建設部門」「上下水道部門」「総合技術監理部門」に対応している通信講座です。
おすすめポイントPoint1.選択できるコースが豊富
Point2.添削のサポートが手厚くA判定になるまで無制限で対応
Point3.二次試験の対策講座の価格が平均的
ガチンコ技術士学園の基本情報
料金例 | 専門科目(建設部門)コース:1万2,000円(税込) 基礎・適性科目コース:1万2,000円(税込) |
支払方法 | クレジットカード、銀行振込 |
送料 | 有料 |
- 豊富なコースのなかから選びたい人
- 添削課題にしっかりと取り組みたい人
- 講座にかけるお金を適正価格の範囲内に収めたい人
ガチンコ技術士学園の詳細情報
・選択できるコースが豊富
選択できるコースが非常に豊富です。
内容も細分化されているので、自分に合ったコースを選べます。
・添削のサポートが手厚くA判定になるまで無制限で対応
添削課題のサポートが手厚いのも特徴です。
A判定になるまで何度でも添削をしてもらえます。
・二次試験の対策講座の価格が平均的
二次試験対策講座の価格も平均的です。
なお、コースの内容によって価格には大きく差が出るので、自分の必要とするものを選ぶとよいでしょう。
ガチンコ技術士学園のメリット・デメリット
- 豊富なコースから自分にあったものを選べる
- 添削サポートが手厚い
- 価格も平均的
- コースが多く分かりづらい
JES
二次試験の合格率が筆記試験で50~70%、口頭試験で80~90%と非常に高いことで知られています。
おすすめポイントPoint1.筆記試験で50~70%、口頭試験で80~90%の高い合格率
Point2.無制限で受け付けてくれる添削サポート
Point3.動画やZOOMなど学習スタイルにあわせてコースが選べる
JESの基本情報
料金例 | 二次試験トータルコース(ZOOMコース):23万2,960円(税込)など |
支払方法 | クレジットカード、銀行振込 |
送料 | 有料(地域により異なる) |
- 一発合格を目指したい人
- 添削指導をしっかりと受けたい人
- 高額な費用が負担にならない人
JESの詳細情報
・筆記試験で50~70%、口頭試験で80~90%の高い合格率
JESは合格率を公開しており、非常に高い合格実績を出していることが分かります。
二次試験では口頭試験に進んだ9割近くが合格。
信用できる合格率が目に見えると安心できますね。
・無制限で受け付けてくれる添削サポート
学習のサポートも充実しており、添削サポートは無制限で何度でも受け付けてくれます。
このサポートはメールや郵送での対応が可能です。
人に見てもらうことで自分では気が付かなかった間違いに気が付けますし、行き詰まることも防げます。
・動画やZOOMなど学習スタイルにあわせてコースが選べる
コースは受講内容に応じてかなり細かく分かれています。
動画受講やZOOMに対応したものも用意。
自身の学習スタイルにあわせた講座を選択できます。
JESのメリット・デメリット
- 一流講師が在籍
- 蓄積された学習ノウハウによって実現された高い合格率
- 添削サポートは無制限で受付
- 受講費用が他社と比べてかなり高め
ラーニングサイト21
2,000以上もの通信講座やeラーニングなどを取り扱う資格講座サイトです。
おすすめポイントPoint1.一次試験対策も実施している
Point2.受講費用が安い
Point3.部門ごとに試験対策講座がある
ラーニングサイト21の基本情報
料金例 | 技術士一次試験対策講座 「基礎科目・適性科目」:2万4,200円(税別) 技術士一次試験対策講座 「電気電子部門」:4万2,900円(税別) |
支払方法 | クレジットカード、コンビニ支払い、銀行振込 |
送料 | 有料 |
- 一次試験から通信講座で対策したい人
- 受講費用を安く抑えたい人
- 部門ごとに試験対策講座がある
ラーニングサイト21の詳細情報
・一次試験対策も実施している
一次試験対策も基礎科目・適性科目・電気電子部門・機械部門で実施しています。
部門は限られますが、一次試験からしっかりと学びたい人にはうってつけです。
・受講費用が安い
ラーニングサイト21は受講費用が安いのも特徴です。
たとえば一次試験対策では、2万2,000円〜4万700円と非常にリーズナブルな価格設定。
費用をなるべく節約したい人にもおすすめの通信講座といえるでしょう。
・部門ごとに試験対策講座がある
部門ごとに試験対策講座が設けられているのも特徴です。
自分が苦手な部門に集中することもできますし、得意なところを伸ばせます。
部門に特化した試験対策をおこないたい人にはおすすめです。
ラーニングサイト21のメリット・デメリット
- 一次試験対策からおこなえる
- 受講費用が全般的に安い
- 試験対策講座が部門ごとに用意されている
- 取り扱う部門が限られている
新技術開発センター
40年以上の歴史を持つ実績のある機関で、技術士試験の21部門すべての対策講座を開講。
一次試験、二次試験それぞれに対応した講座も用意されており、幅広い受験者に対応しています。
おすすめポイントPoint1.昭和43年創業の歴史と実績に裏打ちされたノウハウ
Point2.講座受講料がリーズナブル
Point3.選択できる講座の種類が多い
新技術開発センターの基本情報
料金例 | 技術士第一次試験 合格対策講座(一括):2万5,400円(税込) 技術士第一次試験 完全合格対策講座(一括):7万400円(税込) 技術士第二次試験 合格対策講座(一括):8万1,200円(税込) 技術士第二次試験 完全合格対策講座(一括):8万1,200円(税込) など |
支払方法 | 銀行振込、郵便払込 |
送料 | 全国一律300円(税込) |
- たくさんの選択肢から自分に合った講座を選びたい人
- 自分の部門に特化した勉強をしたい人
- 受講料を安く抑えたい人
新技術開発センターの詳細情報
・昭和43年創業の歴史と実績に裏打ちされたノウハウ
新技術開発センターは創業からの歴史が長く、技術士対策講座のパイオニアともいえる存在です。
長い歴史のなかでたくさんの受講者を受け入れ、多数の合格者を輩出してきた実績があります。
合格のためのノウハウには他者とは一線を画すものがあるといってよいでしょう。
信頼性の高い、しっかりとした講座で学びたい人にはおすすめです。
・講座受講料がリーズナブル
講座受講料もリーズナブルです。
「技術士第一次試験 完全合格対策講座」は総額で7万400円(税込)となっており、これにはスクーリングも含まれています。
また「技術士第二次試験 完全合格対策講座」は8万1,200円(税込)と、こちらも非常にコスパに優れた価格設定です。
さらに各講座は内容に応じて3段階に分かれており、スクーリングのない「技術士第一次試験 合格対策講座」は受講料が2万5,400円(税込)と、非常に安く設定されています。
・選択できる講座の種類が多い
新技術開発センターは選択できる講座の種類が多く、内容に応じて「合格パーフェクトコース」「完全合格対策講座」「合格対策講座」と3段階に分かれています。
さらに対象技術部門も分かれており、自分の学習したい内容にあった講座を選べます。
新技術開発センターのメリット・デメリット
- 技術士試験対策に関して歴史と実績がある
- 講座受講料が安い
- 選べる講座の種類が多い
- 講座の選択肢が豊富すぎて迷いがち
三上塾
三上系之(みかみつぐゆき)氏によって運営されている、少人数制の通信講座です。
おすすめポイントPoint1.独学で合格に導く三上氏によるマニュアル
Point2.メール・電話・ZOOMなどの非対面サポートが充実
Point3.学習深度にあわせて講座が選べる
三上塾の基本情報
料金例 | マニュアル5点セット:1万5,000円(税込) 初受験Aコース:16万5,000円(税込)〜 初受験Bコース:6万7,000円(税込)〜 初受験Cコース:3万7,000円(税込)〜 |
支払方法 | 銀行振込 |
送料 | なし |
- 少人数制でしっかりと学びたい人
- ほかの通信講座で合格できなかった人
- 自分のこれまでの学習の蓄積にあわせて講座を選びたい人
三上塾の詳細情報
・独学で合格に導く三上氏によるマニュアル
三上塾ではこれまでに多数の合格者を輩出しており、そのノウハウをもとにしたマニュアルが用意されています。
講義はこのマニュアルをベースに進んでいきます。
・メール・電話・ZOOMなどの非対面サポートが充実
メールや電話、ZOOMなどの非対面サポートが充実。
少人数制のメリットを最大限に生かしたスタイルで学習を進められます。
・学習深度に合わせて講座が選べる
三上塾ではまず合格マニュアルを1万5,000円で購入し、講義は本人の学習の理解度に応じて選ぶ形式になっています。
学習内容は三上氏と相談しながら決定するかたちです。
三上塾のメリット・デメリット
- 合格者のノウハウがつまったマニュアル
- 電話やメールなどによるサポートが充実
- 少人数制によるマンツーマン指導
- 少人数制のため内容が見えにくい
技術士試験におすすめの通信講座比較表
今回紹介した通信講座を比較表でまとめました!
気になる通信講座が複数ある場合は、比較してみてくださいね。
技術士試験におすすめの通信講座の比較表
イメージ | ||||||||
名称 | STUDYing | アガルートアカデミー | JTEX | ガチンコ技術士学園 | JES | ラーニングサイト21 | 新技術開発センター | 三上塾 |
詳細リンク | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
料金例 | 技術士二次試験合格コース(一括):5万8,300円(税込) 分割例 月々 5,000円(税込)×12回から 技術士二次試験 総合技術監理部門コース(一括):4万8,400円(税込) 分割例 月々 4,100円(税込)×12回から | 第一次試験対策講座(全部門):2万1,780円(税込) | 技術士一次試験対策講座「機械部門」(一括):4万700円(税込) 技術士一次試験対策講座「電気電子部門」(一括):4万700円(税込) 技術士一次試験対策講座「基礎科目・適正科目」(一括):2万2,000円(税込) | 専門科目(建設部門)コース:1万2,000円(税込) 基礎・適性科目コース:1万2,000円(税込) | 二次試験トータルコース(ZOOMコース):23万2,960円(税込)など | 技術士一次試験対策講座 「基礎科目・適性科目」:2万4,200円(税別) 技術士一次試験対策講座 「電気電子部門」:4万2,900円(税別) | 技術士第一次試験 合格対策講座(一括):2万5,400円(税込) 技術士第一次試験 完全合格対策講座(一括):7万400円(税込) 技術士第二次試験 合格対策講座(一括):8万1,200円(税込) 技術士第二次試験 完全合格対策講座(一括):8万1,200円(税込) など | マニュアル5点セット:1万5,000円(税込) 初受験Aコース:16万5,000円(税込)〜 初受験Bコース:6万7,000円(税込)〜 初受験Cコース:3万7,000円(税込)〜 |
支払方法 | クレジットカード ペイジー支払、コンビニ支払、銀行振込、 ローン(分割払い)※ご利用条件があります | クレジットカード、コンビニ支払い銀行振込、教育クレジット、ローン | クレジットカード、代金引換 | クレジットカード、銀行振込 | クレジットカード、銀行振込 | クレジットカード、コンビニ支払い、銀行振込 | 銀行振込、郵便払込 | 銀行振込 |
送料 | 有料(地域により異なる) | 無料 | 無料 | 有料 | 有料(地域により異なる) | 有料 | 全国一律300円(税込) | なし |
技術士制度とは?
技術士制度とは、「科学技術に関する技術的専門知識と高等の専門的応用能力及び豊富な実務経験を有し、公益を確保するため、高い技術者倫理を備えた、優れた技術者の育成」を図るために設けられた、国の資格認定制度です。
文部科学省の所管の制度で、科学技術に関する高度な専門的応用能力を必要とする事項について業務をおこなうものに与えられる資格となります。
「専門的応用能力を必要とする事項」は、計画、研究、設計、分析、試験など。
試験では、理工系大学卒業程度の専門的学識等を問われるほか、技術士になるのにふさわしい高等の専門的応用能力の確認がおこなわれます。
技術士は科学技術系の資格の最高峰と位置付けられており、取得することで、持っている知識や能力に関する専門性の高さを証明できます。
技術士の定義
技術士とは、下記のように定義されています。
「技術士法第32条第1項の登録を受け、技術士の名称を用いて、科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務をおこなう者」
引用元:技術士法
具体的には下記の要件を満たすものを指します。
- 技術士第二次試験に合格し、法定の登録を受けていること。 業務をおこなう際に技術士の名称を用いること。
- 業務の内容は、自然科学に関する高度の技術上のものであること。 (他の法律によって規制されている業務、例えば建築の設計や医療などは除く)
- 業務をおこなうこと、即ち継続反覆して仕事に従事すること。
豊富な実務経験と科学技術に対する高度な応用能力、また高い技術倫理を備えた、最も権威のある国家資格を保有する技術者が「技術士」です。
参考サイト:技術士制度について|(公社)日本技術士会東北本部青森県支部
技術士と技術士補との違い
技術士とは、技術士試験の一次試験、二次試験の両方に合格することで得られる資格です。
技術士補は技術士になる前段階の資格で、下記のいずれかを満たすことが取得の条件となります。
- 技術士試験の一次試験を合格する
- 文部科学大臣が指定した大学その他の教育機関における課程(JABEE認定課程)を修了する
正確には、上記を満たした段階で自動的に技術士補になるわけではなく、所定の手続きが必要です。
技術士試験の一次試験への合格、または指定された教育機関を修了すると「修習技術者」となり、技術士補になる資格を得ます。
修習技術者は技術士補登録をすることで、正式に「技術士補」として認められます。
技術士試験は一次試験に受験資格はなく誰でも受けられますが、二次試験は受験資格として、指導技術士のもとでの一定期間の実務経験が必要と定められています。
技術士になるためにはまず一次試験に合格して技術士補になり、実務経験を積みながら二次試験の準備を進めるのが一般的です。
- 技術士試験は文部科学省によって設けられた国家資格
- 豊富な実務経験と科学技術に対する高度な応用能力、高い技術倫理を持つことを示す最も権威ある資格
- 技術士になるためには一次試験に加えて実務経験を要する二次試験の合格が必要
- まずは一次試験に合格して技術士補になり、実務経験を積みながら技術士を目指すのが一般的
技術士試験の難易度
技術士試験はどのような内容で、どのくらいの難易度の試験なのでしょうか。
ここでは技術士試験で課される試験内容と、その難易度について詳しく解説します。
技術士試験の内容
技術士試験で課される試験は「技術士第一次試験」と「技術士第二次試験」に分かれています。
またそれぞれの試験は、文部科学省令で定める21の技術部門ごとに実施されます。
- 機械部門船舶
- 海洋部門航空
- 宇宙部門
- 電気電子部門
- 化学部門
- 繊維部門
- 金属部門
- 資源工学部門
- 建設部門
- 上下水道部門
- 衛生工学部門
- 農業部門
- 森林部門
- 水産部門
- 経営工学部門
- 情報工学部門
- 応用理学部門
- 生物工学部門
- 環境部門原子力・放射線部門
- 総合技術監理部門(二次試験のみ)
一次試験の合格者、または文部省の指定する教育機関における課程を修めた者は「修習技術者」となります。
ここからは4年以上の実務経験を積むことで、二次試験の受験資格を得ることができます。
「修習技術者」は所定の手続きにより「技術士補」として登録できるため、技術士補として実務に従事するのが一般的です。
一次試験の内容
一次試験では、大学のエンジニアリング課程(工学、農学、理学等)卒業程度の知識が問われます。
基礎科目、適性科目、専門科目について、択一式による筆記試験を実施。
なお、文部科学省によって指定された教育機関による課程の修了者は、一次試験が免除されます。
二次試験の内容
二次試験は、筆記試験と口頭試験によりおこなわれます。
なお口頭試験がうけられるのは、筆記試験に合格した場合のみ。
二次試験は「技術士になるために必要な技術部門についての専門的学識」また「高等の専門的応用能力」の両方を有することを判定するためにおこなわれます。
幅広い知識と高等な専門技術、豊富な経験による総合的な判断能力が求められる、難易度の高い試験です。
技術士試験の難易度は高い
冒頭に触れたとおり、技術士は科学技術系の最高峰の資格とされています。
技術士試験は難しいことでも知られており、試験の合格率は決して高くありません。
日本技術士会によると、令和3年度の技術士第二次試験の合格率は11.6%と、かなり低いことが分かります。
また合格者を最終学歴ごとに分類すると、大学院卒が対受験者合格率で最多の13.9%です。
一方で大学卒、高専卒でも大学院卒と大きく変わらない割合で合格者が出ており、短大卒やそれ以外からも合格者が出ています。
しっかりと試験対策をおこなえば、経歴や職務の専門性は大きく影響しない試験といえます。
また年代別では30代での合格が最も多く、対受験者合格率で13.5%となっています。
続いて40代で12.1%と、キャリアを積んだあとで合格している受験者が多いことがうかがえます。
参考サイト:技術士第二次試験 統計情報|公益社団法人 日本技術士会
- 試験は一次試験と二次試験に分かれる
- 二次試験は一次試験合格後、最短で4年以上の実務経験が必要
- 試験は21の技術部門ごとに実施
- 試験難易度は高く、二次試験合格者は約12%
技術士試験で通信講座を利用するメリット・デメリット
技術士試験で通信講座を利用するメリット・デメリットにはどのようなものがあるでしょうか。
自分に通信講座があっているのかどうか、ここで確認してみてください。
メリット①学習効率の良いカリキュラム
通信講座では、実績に基づいた学習効率の良いカリキュラムが用意されています。
独学の場合は学習の進め方も含めて、すべてを自分自身で考え決めていかなければなりません。
働きながらの試験対策は限られた時間のなかで進めることになるため、無駄や非効率を極力省くことが重要です。
通信講座ではこれまでの蓄積によって最も効率的な勉強内容が確立されています。
出される課題をこなせば自然と合格へと近づけるようになっており、学習に集中できるのは大きなメリットといえます。
メリット②専門学校に比べると学費が安価
技術士試験も一般の資格試験と同様に、専門学校やスクールによる通学式の講座が開講されています。
このようなスクールに通う場合、かかる学費はずいぶんと高くなりがちです。
その点、通信講座は学費が安くすむのがメリットです。
独学と比べると受講費用はかかりますが、教育機関を使ってなるべく費用を抑えながら学習を進めたい人にはおすすめです。
デメリット①モチベーションの維持が受講者次第
通信講座の大きなデメリットのひとつが、モチベーション維持の難しさです。
自分ひとりで勉強を進めていかなければならないため、気を緩めてしまうと受講のスピードに追いついていけなくなってしまいます。
自宅学習では自分を律する意志の強さが非常に重要になります。
モチベーション維持に自信のない人は、同じ志を持った人たちと机を並べて学べる環境の方が合っているかもしれません。
デメリット②質問できる環境は通学の方が有利
通信講座のもうひとつのデメリットとして、講師と直接話せる機会が少ないということが挙げられます。
通信講座でも添削課題や質問受付のフォームなど、講師と生徒とのやり取りがおこなえるような課題やシステムを取り入れています。
しかしやり取りは文章が中心になるため、どうしても生のやり取りよりも、コミュニケーションの密度は薄れてしまいます。
直接顔を見て話をしたい、質問をしたいという人にとっては、ストレスに感じる瞬間があるかもしれません。
- 通信講座は効率の良い学習が可能
- 通信講座は専門学校などよりも学費が安い
- モチベーションの維持が受講者次第
- 質問できる環境は通学の方が有利
【305人に聞いた!】通信講座ならではのいいところ
最近はスクールなどに通わなくても、通信講座を利用して資格取得の勉強をすることができます。
当サイトのアンケートでも、81.6%の人が通信講座が資格取得に役立ったと答えています。
しかし先に紹介したように、通信講座にはメリットとデメリットがあるため、自分にあった勉強方法なのか迷う人もいるでしょう。
今回はそんな人のために通信講座を選んだ人の理由と、通信講座ならではの良かったと感じた点を聞いてみました!
ぜひ今後の参考に役立ててくださいね。
まずは通信講座が選ばれている理由をみていきましょう。
通信講座で勉強を始めた理由を教えてください。
・家にいながら勉強をしたかった。(東京都/27歳/女性)
・育児でスクールに通う時間が取れなかったから。(兵庫県/29歳/女性)
・予備校の時間が他の習い事でかぶっており、時間や曜日を選ばず講座を受けられる方法が通信しかなかったから(愛知県/34歳/女性)
・自分のペースで学ぶことができて使い勝手が良さそうに思えたから。(東京都/34歳/男性)
・通う時間がなかったのと自分のペースで進めたかったから(千葉県/34歳/男性)
・実際に通うとなると時間の都合などで難しいが、通信講座なら家で自分のペース、時間で勉強ができると思ったから(千葉県/41歳/男性)
理由としては、スクールに通う時間がないというものが多かったです。
また、自分のペースで勉強したいと考えている人もいました。
次に通信講座を利用して感じた良い部分を見てみましょう。
通信講座で勉強を始めた理由を教えてください。
・相手と直接目が合うことがないから緊張しない(東京都/16歳/女性)
・いつでも出来ること。時間に縛られることがないこと。(兵庫県/29歳/女性)
・わざわざ通わなくて済むためその分の交通費や授業料を考えると安く済む点(愛知県/34歳/女性)
・自宅で勉強ができるので通いに行く手間がかからず良い。(東京都/34歳/男性)
・自分のペースで進められる事。苦手な所を何回も復習できること。(千葉県/34歳/女性)
・通うことなく、自室で勉強ができる。自分のペースで続けられること(千葉県/41歳/男性)
・気分が乗っている時は多めに、そうでない日は少なめ等、自分で調整できる。通学する手間が要らない。(福岡県/59歳/男性)
通信講座は自分次第で進め方を変えることができます。
よって忙しい日は少なめに、そうでない時は多めにと調節が効くので社会人になってから仕事が忙しい人でも、無理なく資格の勉強ができます。
さらに通信講座は、大勢の生徒がいるとなかなか質問ができないという人見知りの人にもおすすめです。
通信講座であれば自宅で集中して勉強することができますよ。
技術士試験に関するよくある質問
通信講座によっては対象となる場合があります。
取り扱いは通信講座によって異なるので、申し込み時にあらかじめ確認することをおすすめします。
技術士試験の一次試験には、受験資格の制限はありません。
しかし二次試験を受験するためには、一次試験の合格またはそれと同等と認められることが条件になります。
「一次試験の合格と同等」には、文部科学大臣が指定した大学その他の教育機関における課程(JABEE認定課程)を修了することも含まれています。
またそれらに加えて、4年以上の実務経験が必要となります。
一次試験を合格した場合、またはJABEE認定課程修了者で二次試験の受験資格を満たしている場合は、すべての技術部門で二次試験を受験できます。
受験が可能な技術部門は、一次試験で合格した技術部門、またはJABEE認定課程の修了した技術部門に限りません。
二次試験時に技術部門を変更することは可能です。
まとめ
技術士試験は専門性の高さを証明できる資格として非常に有効です。
また文部科学省によって設けられた国家資格ということで、取得することに大きな価値のある資格です。
二次試験の受験には4年以上の実務経験が必要なことから長期的な視点をもって取り組む必要がありますが、その分計画的に準備を進められるのは利点といえます。
ぜひ本記事で紹介した各通信講座を参考に、資格取得のための第一歩を踏み出していただければと思います。
調査期間:2023/11/17~2023/11/19
質問内容:
質問1:以下は通信講座に関するアンケートです。
資格取得のために通信講座を利用したことはありますか?
質問2:はいと答えた人に質問です。
通信講座で勉強を始めた理由を教えてください。
質問3:通信講座は資格取得に役立ちましたか?
質問4:通信講座ならではの良い点を教えてください。
集計対象人数:1,024人
調査対象者:ボイスノート会員