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SNSのマナー、違反してませんか?恋人との秘密の写真は、大切に!

VNM編集部 生活

瞬く間に世間に広がったTwitter。個人アカウントを好きに作ることができ、いまや友達同士のコミュニティでもその友情をはぐくむのに一役買っています。
よく最近話題になっているのが電車や街の中で「おもしろい」「変わった」人たちの写真を撮ってアップする行為。皆さんも一度は見たことがあるのではないでしょうか。
よく世間からはバッシングを受けていますよね。それでもそのように見知らぬ他人の写真をアップして”炎上”する事件は後を絶ちません。
では実際Twitterを使っている10代~30代の皆さんの認識は、どのようなものなのでしょうか?前回に引き続きSNS使用に関するアンケートの調査結果を見ていきましょう。

SNS使用に関する調査

対象条件:日本全国の10代~30代のモニターさん
回答者数:614人
(調査日:2014/12/28~2014/12/29)

男性7割、女性8割が「見知らぬ他人の写真をSNS上にアップするのはマナー違反である」と回答

【Q】見知らぬ他人の写真をTwitterなどにアップするのはマナー違反だと思いますか?

見知らぬ他人の写真をTwitterにアップ!?

男性の70.4%、女性の81.4%が「マナー違反だと思う」と回答しました。
これについても前回同様、男女で認識に差が生じていますね。
実際に写真をアップする人たちは、見ず知らずの他人の写真だから身元はばれないだろうと考えているのか、「他人」だからどうなってもいいと考えているのかはわかりませんが、多くの人がこの行為についても「マナー違反だと思う」と答えていることを考えると、やはり褒められた行動ではないことがわかりますね

後述する、モラルや配慮に欠けた人のどのような行為が気になるか伺った質問でも、こうした写真をアップする行為について挙げている方も多くいました。

人の写真を勝手に投稿すること(男性/26歳/千葉県)
・見ず知らずの人の写真や動画を勝手にアップすること(男性/31歳/福島県)
・どこでも写真をとる(男性/37歳/栃木県)

Twitterでは、実際にフォローしている人が友だちだけだったとしても、その友達が投稿をリツイートしてしまえば、その友達の友達にまでその投稿は見えてしまいます。それが連鎖してネット上に広く拡散していきます。その拡散性については皆さん知っているはずなのに「まさか自分のツイートが広まるわけがない」という油断からこのような行為が発生しているような気がしてなりません。
また、「おもしろければいい」「リツイート数が多いことがステータス」という考え方の人も多いようですが、人間は見世物ではありません。どんなエンターテイメントでも誰かの心に傷をつけたり、不快な思いをさせたりしては「おもしろい」ことの意義がなくなってしまうのです。

【Q】SNSの使用に対して、あなたの周りでモラル・配慮が足りないと思う人はいますか?

SNSに関してモラル・配慮が足りない人はいる?

この質問に対して「(モラル・配慮が足りないと思う人が周りに)いる」と答えたのは男性15.6%、女性18.6%と男女ともに2割に満たないという結果になりました。
周りにモラル・配慮が足りない人がいると答えた人が多いのよりはいいことなのでしょうが、実際この感覚から一連の「バカッター事件」や炎上騒ぎをテレビやニュースで見ても、”他人事”の感覚で見てしまうような気もしますね。

これまでに紹介してきた以外にもこうした回答もありました。

・世界中に配信されて生涯ネット上に残り続けるかもしれないというリスクを考えてない人が多い(男性/38歳/愛知県)
・あくまで個人的に楽しむ分には良いが公共のマナーを考えて使うべき。法律で厳しく取り締まるべき(男性/38歳/岩手県)
許可もなしにSNSに写真をアップされた(男性/34歳/徳島県)

SNSならではの高い拡散性や、一度広まってしまえばだれもが手元に保存することができ、完全に消滅させることが難しいことに対しての危機意識が低いという指摘も見られました。
また、見ず知らずの他人でなくても、自分の写真を許可なしに勝手にSNSにアップする友人知人に対して嫌悪感を抱くというコメントもかなり多く見られました。

確かにSNSは、友人と楽しい時間を共有したり思い出を共有したりと様々なメリットもあります。しかし、それはすべてネットという壁の立てられないネットワーク上でのやりとりであるということをしっかりと認識している人はどれくらいいるのでしょうか。

楽しい雰囲気になると写真を撮りたくなる人もいるでしょうが、写真をアップすることも他人の情報を全世界に公開しているのだという意識を持った方がいいでしょう。せめてSNSに公開するつもりがあるのであれば写真の被写体となってくれた友人には一言声をかけてしかるべきですね。

恋人との秘密の写真が流出?

ここまでは友人や見知らぬ他人について扱ってきましたが、最後は異性関係にまつわる話題です。

あなたは恋人と自身のポルノ写真や半裸姿での写真などを送りあったことはありますか?
大好きな恋人と、離れている時間はつらいもの。そのさみしい時間に、少しでも相手のことを知りたいから、相手に触れているような感覚を味わいたいからと相手の要求にこたえて写真を送ってしまうひともいるかもしれません。

しかし、その写真を送る”ツール”はなんですか?デジタルの写真は、紙の写真のように破ったり燃やしたりしたら消えるものですか?

【Q】恋人と、裸の写真を撮りあったり、恋人に裸の写真などをメールやチャット型SNSで送ったりしたことはありますか?

恋人と裸の写真を撮ったりメールやINEで送ったことはありますか?

男性の9.3%、女性の7.8%が「裸の写真を撮りあったり、送りあったりしたことがある」と答えました。
1割に及ばない結果となりましたが、これはあくまでも全体に対する割合であり、撮りあったり、送りあったりしてしまった方にとっては自分自身のことですから、安穏としていられないでしょう。
あなたが愛した恋人は、あなたと別れた後でも、あなたのことを嫌いになっても、あなたのすべてに対して寛容で、善人のままでしょうか。

人を愛している最中は、周りには見えているものが見えなくなってしまうことも多くあります。実際は恋人がずっと善人である可能性なんて100%だとは言い切れないですよね。
もし恋人との秘密だったはずの写真が全世界に拡散したら、あなたは街中で前を堂々と見据えて歩くことができるでしょうか?

【Q】Twitterなどの公開型SNSで起きるリベンジポルノは犯罪であると思いますか?

リベンジポルノは犯罪?

男性30.0%、女性15.7%が「リベンジポルノ」を犯罪であるとは認識していないという結果になりました。
男女間でも認識に大きな差があるのが見てとれます。
一般的には、「別れた腹いせに元交際相手のポルノ写真をSNSで全世界に公開すること」がリベンジポルノであるといわれています。現在ではリベンジポルノ防止法も制定され、「リベンジポルノ」という行為は犯罪であると断言できるようになりました。

しかし、事が起こってから遅いことはお分かりかと思います。いくらサーバー管理会社などが迅速に画像を削除したとしても、すべての画像を削除しきることはほぼ不可能であり、半永久的にネット上にさらされ続けるのですから…

まとめ

友人同士の写真に関しても、見知らぬ他人に関しても、恋人(元恋人)との間にしても、SNSの拡散性と、情報の完全削除の困難性をきちんと認識できていないことが、一部のSNS利用者にとって最大の問題点だと言えそうです。

東野圭吾著の【マスカレード・ホテル】は皆さん読まれましたでしょうか。
その中に、こんな言葉があります。

愛情と憎しみは紙一重です。
裏切り、嫉妬、復讐、男と女の間にはどんなことでも怒りうる。

いまは大好きな恋人でも、所詮は他人です。
人はどれだけでも他人に残酷になれるもの。
人を愛することは確かにすばらしいですが、ふと我に返ったときその素晴らしさの裏側にこの言葉が隠れていることを忘れないでくださいね。

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