「eスポーツ」は日本で流行らない?!知っておきたい「eスポーツ」の現状

「eスポーツ」は日本で流行らない?!知っておきたい「eスポーツ」の現状
エンタメ

日本でもeスポーツが盛り上がってきた

3月に千葉県の幕張メッセで、毎日新聞社主催「第1回全国高校eスポーツ選手権」の決勝戦が行われました。これは全国の高校生を対象としたeスポーツの大会としては初のものです。

共催した株式会社サードウェーブが、大会への参加を促すために「eスポーツ部発足支援プログラム」を提供したことでも話題になりました。

第1回全国高校eスポーツ選手権
https://www.ajhs-esports.jp/

昨年の流行語大賞にもトップ10入りを果たし、耳にする機会も多くなってきた「eスポーツ」。世界的にスポーツの一つとして競技人口が増えていることを受け、日本でも関連団体の設立や大規模な大会の開催が進んでいます。

今回はeスポーツの日本での状況を、認知度を調査した結果と併せてご紹介します。

eスポーツはテレビゲーム・・・だけどそれだけじゃない!


eスポーツは簡単に言えば「テレビゲームを利用したスポーツ」です。ただ、これだと簡単に言い過ぎなのでちゃんとした定義を見てみましょう。

「eスポーツ(esports)」とは、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、広義には、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称。(一般社団法人日本eスポーツ連合 公式サイトより)

「ビデオゲームを使った対戦」というところがポイントですね。日本ではスポーツ=「体を動かすもの」といったイメージが強いようですが、海外では「複数人で競い合う娯楽」といった意味合いが強く、それに基づいた名称となっているようです。
※テレビゲーム、ビデオゲームと様々な呼称がありますが、本記事では以降の呼称を「テレビゲーム」に統一します。

テレビゲームにも様々なジャンルがあり、1人でじっくりやるものもあれば、みんなでワイワイ言いながらできるものもあります。さらに同じゲームでも、1人でプレイすることが前提のモードと、他のプレイヤーと勝敗を競うモードの2種類を用意しているものがあります。

その為、誰とも競わずじっくりのんびりゲームする場合はeスポーツとは呼びません。

eスポーツの定義については、スポーツと呼んでいいのか日本でも世界でも議論が交わされている状況です。ただ、2024年パリオリンピックでは招致委員会がeスポーツを公式種目として採用することを検討しており、eスポーツを追加することについても前向きな発言が出ているとのこと。

もしオリンピックの競技として認められたら、さらにスポーツの一つとしての認知が広まりそうですね。

日本のeスポーツの現状は?


日本におけるeスポーツはどんな状況なのでしょうか。その前に日本のテレビゲーム事情について触れておきましょう。

テレビゲームはプレイするプラットフォームによって、「パソコンゲーム」、アーケードゲームや家庭用ゲームなどの「コンソールゲーム」「スマートフォンゲーム」などに大別できます。世界的にはパソコンゲームが主流となっており、パソコンやその周辺機器を作る様々なメーカーが関与して、eスポーツの普及を進めてきたという背景がありました。

それに対して日本では、コンソールゲームが中心となって普及していました。コンソールゲームはハードメーカーとソフトメーカーの2社で利益が完結するという特徴があります。その為、他の第三者企業が業界の盛り上げに関与する余地がほとんどなく、ゲームの大会も、各ソフトメーカーが自社のソフトを使って独自に開催するにとどまっていたのです。

結果、日本のeスポーツは世界に比べると出遅れているという状況でした。その点を踏まえて、いくつかの概要を見てみましょう。

競技人口

eスポーツの世界の競技人口は2018年の情報を調べる限り1億人を超えています。

中国だけを見ても、2018年時点で競技人口は1.7億人、2019年に3.5億人に達すると見られており、世界全体の競技人口は2019年現在ではさらに大きく伸びていると思われます。日本の人口以上というのは衝撃ですね・・・。

対して日本の競技人口は2018年時点で約3,000万人程度と推定されており、国の規模の差はあれど、そこには大きな差があると言えます。

関連団体

2007年以降、eスポーツに関連する団体は日本eスポーツ協会準備委員会を始めとして、いくつかの団体が発足しています。2018年2月には日本eスポーツ協会(JeSPA)、e-sports促進機構、日本eスポーツ連盟(JeSF)の3団体が1つに統合し日本eスポーツ連合となりました。

日本eスポーツ連合はeスポーツの種目となる各ゲームにプロライセンス制度を設け、eスポーツの普及、発展を主な目的としています。ただしプロライセンス制度についてはその是非を巡って議論が交わされている状況であり、2018年5月には新団体「日本eスポーツリーグ協会」が発足して独自のプロライセンス制度を設けることを表明するなど、eスポーツの資格についての動きはまだまだ続きそうです。

開催ジャンル

大会が開催されているゲームのジャンルには以下のようなものがあります。

  • 「シューター」
  • いわゆるシューティングゲーム。1人称視点の「FPS」と3人称視点の「TPS」に分かれます。「FPS」は「ファースト・パーソン・シューティング」、「TPS」は「サード・パーソン・シューティング」の略です。

    ゲームによってルールは異なりますが、戦争をテーマにしたものが多く、主に銃を使って他プレイヤーを倒すことが主な目的になります。eスポーツの中でも最もタイトルが多いジャンルです。

  • 「RTS」
  • RTSはリアルタイムストラテジーの略。自分の軍隊にリアルタイムで指示を出して、敵軍の全滅させることが目的のシミュレーションゲームです。

  • 「MOBA」
  • マルチプレイオンラインバトルアリーナ。上記のRTSのジャンルの一つで、敵軍の全滅ではなく「本拠地の破壊」を目的とします。世界的にプレイ人口が多い「Dota 2」や「League of Legends」といったゲームが該当します。

  • 「スポーツ」
  • 文字通りサッカー、野球、バスケットボールなど、他のスポーツを題材にしたゲーム。特にコナミの発売しているサッカーゲームの「ウイニングイレブン」は世界でも人気があります。

  • 「格闘」
  • 1対1でキャラクターを戦わせ、相手のライフを0にすることで勝敗を決めるゲーム。日本のタイトルで最も有名なのは「ストリートファイター」シリーズでしょう。
    「鉄拳」シリーズ、「バーチャファイター」シリーズなど、日本のゲームセンターでお馴染みのタイトルが多いジャンルでもあります。

  • 「レーシングゲーム」
  • 乗り物を操作し、特定のコースの周回やゴールまでのタイム、順位を競うゲーム。「グランツーリスモSPORT」のようなFIA(国際自動車連盟)公認のオンライン・モータースポーツレースもあります。

  • 「OCG」
  • OCGはオンライン・カード・ゲームの略。トレーディング・カード・ゲームをオンライン上でやるゲームのことで、様々な性質を持ったカードを組み合わせてデッキを構成し、勝利条件の達成を目指します。「Hearthstone: ハースストーン」「シャドウバース」といったタイトルが有名です。

  • 「パズル」
  • アクションパズル。落ちてくるピースを条件を満たして消すことでスコアを稼いでいくゲームです。この説明でピンとこなくても、「テトリス」や「ぷよぷよ」といったタイトルを聞けばどんなゲームか分かるという方も多いのではないでしょうか?

  • 「スマホゲーム」
  • スマートフォン上で行うゲーム。世界のゲーム収益TOP3に入ったこともある「パズル&ドラゴンズ」や「モンスターストライク」と言ったタイトルがこれに該当します。

    eスポーツはどのくらい認知されている?

    実際にどれくらいの方がeスポーツに興味を持っているのでしょう?
    ボイスノート会員801人にアンケートを実施しました。

    まず、「eスポーツ」のことを知っているか聞いてみました。

    「eスポーツ」がどんなものか、ご存知ですか?
    「eスポーツ」がどんなものか、ご存知ですか?

    「知っている」という方は61.2%でした。昨年流行語大賞にノミネートされたこともあり、半数以上の方はeスポーツのことを認知していました。

    次に「知っている」と回答した490人にeスポーツに興味があるか聞いてみました。

    「eスポーツ」に興味はありますか?
    「eスポーツ」に興味はありますか?

    結果は「興味がある」という方が27.6%でした。eスポーツを認知してはいても、興味を持っている方は少数派のようです。

    eスポーツは他のスポーツと同じく、プレイすると同時に観戦する機会も多くあります。eスポーツに興味がある方は、eスポーツをプレイする方と観戦する方、どちらが気になっているのでしょう?

    eスポーツに興味があると答えた135人に、eスポーツをやってみたいか聞いてみました。

    「eスポーツ」をやってみたいと思いますか?
    「eスポーツ」をやってみたいと思いますか?

    「思う」という方が77.8%でした。
    続いてeスポーツの観戦について聞いてみました。

    自分の興味のある「eスポーツ」の試合を観戦したいと思いますか?
    自分の興味のある「eスポーツ」の試合を観戦したいと思いますか?

    「インターネットで実況していたら観戦したい」「TVで実況していたら観戦したい」がほぼ同率で多い結果となりました。

    テレビゲームはeスポーツ以外でも、インターネットの動画サイトなどで実況動画が盛り上がっています。そしてテレビでの実況は野球やサッカー、ゴルフなど、他のスポーツでは一般的な観戦方法です。
    eスポーツはゲームとしての側面とスポーツとしての側面を持っているため、その二つが反映された結果と言えるでしょう。試合結果だけ知りたい、特に観戦に興味がないという方は合わせて15%ほどなので、eスポーツに興味がある方はプレイすることにも観戦することにも、同じくらい興味を持っているようです。

    まだまだ一般的な興味度は低いeスポーツですが、日本でも競技人口は少しずつ拡大しています。2019年秋に茨城県で開催される国民体育大会では、eスポーツ部門も設けられるとのこと。

    筆者もゲーム好きの1人として、今後のeスポーツの盛り上がりに大いに期待です!

    「v6プラス」でeスポーツにもぴったりな通信環境を!

    eスポーツは基本的にインターネットを利用して行われ、インターネットの回線が混雑すると、操作にラグ(遅延)が発生し、観戦する場合でも映像の読み込みが頻繁に起こります。ゲームのジャンルによっては、ラグ(遅延)の発生は勝敗を分ける致命的な要因になってしまう可能性もあります。

    その為、eスポーツのプレイやゲーム実況の視聴には快適な回線環境が必須なのです。オンラインゲームでなくとも、日常生活でネットの反応が悪いとストレスが溜まってしまいますよね。

    今回共同で調査を行った株式会社TAMは快適にインターネットが利用できるようになる接続サービス「v6プラス」を提供しています。

    サービスは全国が対象で、回線工事は不要。利用開始のための接続ID・パスワードもいりません。

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    eスポーツの世界に興味が湧いたら、まずはv6プラスでスムーズなインターネット環境を整えましょう!

    eスポーツに関するアンケート
    対象条件:ボイスノート会員
    有効回答者:801人
    (調査日:2019年4月17日~2019年4月18日)