「AVアンプ選びに失敗したくない」
「AVアンプにはどんなメーカーがあるの?」
AVアンプを使うとより迫力のある音声が楽しめます。
この記事ではおすすめのAVアンプをご紹介!
そのほかにも、AVアンプの選び方や人気メーカーなども解説していきます。
AVアンプ選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
すぐにおすすめのAVアンプが知りたいという方は、「03|AVアンプおすすめ9選!」からご覧ください。
Contents
おすすめのAVアンプ一覧
今回、紹介するおすすめのAVアンプはこちら。
ソニー STR-DH590 | ヤマハ RX-S602 |
Denon AVR-X4700H | ソニー STR-DN1080 |
ヤマハ RX-V385 | ヤマハ RX-A1080 |
ヤマハ RX-A3080 | マランツ NR1710 |
Denon AVR-X1600H |
AVアンプとは
AVアンプとは、オーディオビジュアルアンプのことです。
ビジュアルとあるように、音声データの処理だけでなく映像の処理もできます。
AVアンプには、主に3つの役割があります。
1つ目は、圧縮された音声データを拡張して、スピーカーに送る役割です。
普段私たちがスマホやDVDなどで聞いている音楽は、とても小さな信号で、それを大きくすることはできません。
AVアンプを使うと、小さな信号を大きな信号に変えてからそれぞれのスピーカーに送るので、より大きな音で聞くことができます。
2つ目は、部屋の音響特性に合うように調整する役割です。
せっかく音が大きくなっても、スピーカーが適切な位置に置かれていなければ、臨場感も半減してしまいます。
そこで、音場補正機能付きのAVアンプを使うと、それぞれスピーカーの位置を分析して、もっとも高音質で臨場感のある音になるように調節してくれます。
3つ目は、映像や音声信号の入力先、出力先を調整する役割です。
AVアンプは、音声とスピーカーをつなぐだけでなく、チャンネルで映像の入力先や出力先も切り替えることができます。
たとえば、テレビとプロジェクターを使っている場合、映像を映す先をテレビからプロジェクターにしようとします。
そのときに、AVアンプとプロジェクターをつないでおけば、チャンネルを変えるだけで、プロジェクターに映像を映すことが可能です。
AVアンプの選び方
AVアンプは、さまざまな種類があり、どのようなポイントを重視するかによって、選ぶべき商品は異なります。
しかし、AVアンプを買うのが初めての場合、どのようなことに気を付けて選べば良いのかわからないですよね。
AVアンプには大型から薄型まで幅広い種類があり、スペースに合わせて選ぶ必要があります。
以下では、AVアンプの選び方を5つのポイントで解説します。
ぜひAVアンプを選ぶ際の参考にしてみてください。
対応フォーマットから選ぶ
1つ目のポイントが対応フォーマットです。
映画やゲームなどで使われる対応フォーマットは、主にDolby DigitalとDTSがあります。
Dolby DigitalやDTSは規格によって、チャンネル数が異なります。
ベーシックなDolby DigitalやDTSは、5.1chです。
一番新しいDolby Atmosの場合、天井にスピーカーを設置することで、通常の5.1chや7.1chだけでなく5.1.2chや7.1.4chも楽しめます。
また、最新のDTS:Xの場合、Dolby Atmosよりもスピーカーの位置についてそれほど厳しくなく、好きなようにレイアウトできることが特徴です。
チャンネル数から選ぶ
2つ目のポイントは、チャンネル数です。
チャンネル数が多いと、より多くのスピーカーとつなぐことができるのがメリットです。
スピーカーの数が多ければ、それだけ迫力のある音を楽しむことができます。
しかし、対応できるチャンネル数が多くなるほど、AVアンプの値段も高くなっていくので、予算に応じてチャンネル数を決めるのが良いでしょう。
立体感のある音声を楽しみたいのであれば、立体音響技術に対応している7.1ch以上の商品を選ぶのがおすすめです。
入出力端子から選ぶ
3つ目は、接続したい機器の入出力端子から選ぶことです。
特に、BDプレーヤーなどHDMIを使用している機器は多いため、HDMIを接続できる端子の数が多いものを選ぶと良いでしょう。
HDMIは、映像や音声をデジタル信号を用いて送る規格です。
そのほかに、カセットといったアナログ機器を使いたい場合は、RCA端子に対応しているものを選びましょう。
もし、レコードを聴きたい場合は、PHONO端子の有無の確認が必要です。
機能から選ぶ
4つ目は、機能から選ぶことが挙げられます。
現在のAVアンプは、Bluetoothを搭載しているものがほとんどです。
そのほかに、家のネットワークに接続したいのであれば、Wi-Fiがついているものを選ぶのがおすすめです。
また、AVアンプを選ぶ際のおすすめ機能として、自動音響補正があります。
マイクをセットするだけで、AVアンプが自動で最適な設定に調整してくれます。
サイズから選ぶ
5つ目のポイントはサイズです。
AVアンプは、大型のものから薄型のものまで、さまざまなサイズがあります。
専用のラックを購入するのであれば、サイズが大きくてもフィットする場合が多いです。
一方で、限られたスペースの中で、AVアンプを置きたい場合は、薄型のものを選ぶのが良いでしょう。
- 映画やゲームなどで使う場合はDolby DigitalかDTSから選ぶ
- 予算の範囲でチャンネル数の多いものを選ぶ
- 映像・音声ならHDMI端子に余裕があるものを選ぶ
- 使いたい機能によって選ぶ
- 設置スペースにあわせて選ぶ
使用経験者に聞く!AVアンプの選び方は?
今回はボイスノート会員を対象にアンケートを実施し、AVアンプの選び方について調査を行いました。
AVアンプを使用したことがありますか?
まずは、AVアンプの使用率に関する質問から。
ボイスノート会員1,095人にAVアンプを使用したことがあるかを聞いたところ、「ある」と回答したのは全体の33.1%でした。
続いて、AVアンプを使ったことがある人を対象に、選ぶときのポイントについて調査してみました。
AVアンプを選ぶ際に重視すべきだと思うことは何ですか?[複数回答可]
最も多かった回答は、「入出力端子の有無」で60.5%でした。
最近ではHDMIを搭載した機器が主流になってきているため、入出力端子の有無はAVアンプ選びに欠かせないポイントとなっています。
続いて多かったのは、44.2%の「サイズ」でした。
今回のアンケートも参考に、自分に合ったAVアンプを見つけてくださいね。
AVアンプおすすめ9選!
AVアンプは大手から中小まで様々なメーカーが対応しているため、比較を始めた人は商品の多さに驚くと思います。
1つずつ丁寧に情報収集しても良いのですが、チャンネル数や接続方式など比較ポイントは数多くあり、調べれば調べるほど混乱する人も多いです。
すでに頭が混乱している人や、調べて比較することが面倒だと感じる人は、AVアンプのおすすめ9選を参考にしてください!
ソニー STR-DH590
ソニー STR-DH590は、専用のマイクを使うことで、自動で最適な設定に調整してくれます。
おすすめポイントPoint1.自動音場補正機能がついている
Point2.フロントスピーカーだけでも臨場感のあるサラウンド
Point3.ナイトモードがある
ソニー STR-DH590の基本情報
価格 | 2万9,818円(税込) |
接続方式 | Bluetooth |
音声フォーマットs | Dolby Atmos、Dolby TrueHD、DTS-HDマスターオーディオなど |
チャンネル数 | 5.1ch |
サイズ | 29.7x43x13.3cm |
付属品 | キャリブレーションマイクロフォン、リモートコマンダー(RMT-AA401U)、単4形乾電池×2、FMアンテナ線 |
こんな人におすすめ夜に映画鑑賞をしたい人
ソニー STR-DH590の詳細情報
・自動音場補正機能がついている
ソニー STR-DH590は、自動で最適な音響空間に調整する機能がついています。
音響の特徴は、それぞれの部屋によって異なるので、スピーカーとの距離や音レベルなどを調整する必要があります。
とても重要な作業ですが、面倒だと感じる方は多いでしょう。
自動音場補正機能がついていれば、適した設定に自動で調整してくれるのでとても便利です。
・フロントスピーカーだけでも臨場感のあるサラウンド
ソニー STR-DH590は、後ろにスピーカーがない状態でも、臨場感のある音を楽しむことができます。
AVアンプの購入を考えている方の中には、部屋の後ろにスピーカーが置けない場合もあると思います。
後ろにスピーカーがないと、臨場感が半減してしまうのではないかと思うかもしれません。
ソニー STR-DH590であれば、フロントスピーカーだけでも迫力のあるサラウンドを楽しむことができます。
・ナイトモードがある
ソニー STR-DH590は、ナイトモードも備えています。
深夜に音量が小さい状態で映画を見る場合もあるでしょう。
その際に、音が小さいと迫力のある音が楽しめないのではないかと心配に思う方もいると思います。
ナイトモードがついていることで、小さい音量でも力強い音を楽しむことが可能です。
ソニー STR-DH590のメリット・デメリット
- 自動音場補正ができる
- 臨場感のあるサウンドを楽しめる
- シンプルなデザイン
- アンプ本体やリモコンの表示が少しわかりにくい
ヤマハ RX-S602
ヤマハ RX-S602は、薄型なのでテレビラックにも設置しやすいAVアンプです。
おすすめポイントPoint1.コンパクトなのに高性能
Point2.付属のマイクで簡単に音響特性を測れる
Point3.消費電力を約20%削減できる
ヤマハ RX-S602の基本情報
価格 | 4万9,770円(税込) |
接続方式 | Bluetooth |
音声フォーマットs | Dolby TrueHD、Dolby Digital Plus、DTS-HDなど |
チャンネル数 | 5.1ch |
サイズ | 32.8×43.5×11.1cm |
付属品 | リモコン、単4乾電池2本、AMアンテナ、FMアンテナ、YPAO用マイク |
こんな人におすすめ消費電力を抑えたい人
ヤマハ RX-S602の詳細情報
・コンパクトなのに高性能
ヤマハ RX-S602は、薄型なのにパワフルなことが特徴です。
AVアンプの選ぶ際に、置くスペースを気にする方は多いと思います。
本格的なAVアンプになるほど、サイズも大きくなっていくので置くスペースが限られてきます。
コンパクトなサイズであれば、置く場所に困りません。
・付属のマイクで簡単に音響特性を測れる
ヤマハ RX-S602は、室内の音響特性を測定して、最適化する機能が付いています。
通常、AVアンプを購入すると、すぐに使えるわけではなく、スピーカーとの距離や出力などを調整しなけれななりません。
補正機能がついていれば、付属しているマイクを置くことで、自動的に最適な設定に調整をしてくれます。
このことから、自分で設定するのは手間だという方におすすめです。
・消費電力を約20%削減できる
ヤマハ RX-S602は、エコモードに設定することで、消費電力を約20%削減することができます。
AVアンプを使う上で、やはり消費電力が気になる方は多いでしょう。
ヤマハ RX-S602は、ながら視聴のときに効果的なエコモードや、待機状態のときの消費電力を抑えるといった機能が付いています。
ヤマハ RX-S602のメリット・デメリット
- 薄型でコンパクトサイズ
- パワフルで高音質設計
- やや設定が難しい
Denon AVR-X4700H
Denon AVR-X4700Hは、ドルビーアトモスに対応しているので、より臨場感のある音を楽しめます。
おすすめポイントPoint1.ドルビーアトモスに対応している
Point2.専用アプリでより細かい音響の調整が可能
Point3.音楽ストリーミングサービスに対応
Denon AVR-X4700Hの基本情報
価格 | 15万6,000円(税込) |
接続方式 | Bluetooth、Wi-Fi |
音声フォーマットs | Dolby Atmos、DTS:Xなど |
チャンネル数 | 11.2ch対応 |
サイズ | 38.9×43.4×23.6cm |
付属品 | リモコン、単3形乾電池 × 2、セットアップマイク、マイクスタンド、FM室内アンテナ、AMループアンテナ、Wi-Fi/Bluetoothアンテナ × 2、ケーブルラベル、電源コード |
こんな人におすすめ音響設定をカスタマイズしたい人
Denon AVR-X4700Hの詳細情報
・ドルビーアトモスに対応している
Denon AVR-X4700Hは、ドルビーアトモスに対応していることが魅力です。
ドルビーアトモスとは、映画館でも採用されている最新の音声フォーマットです。
立体的に音が響くので、映画の世界に入ったような感覚にさせてくれます。
ドルビーアトモスに対応したAVアンプを使う場合は、天井にもスピーカーを設置するのがおすすめです。
・専用アプリでより細かい音響の調整が可能
Denon AVR-X4700Hは、専用アプリを使うことで自分の好みにあわせて音響を調整できます。
専用アプリを使うと、周波数の設定や設定した内容のセーブ・ロードなど、本体だけではできない調整が可能です。
このことから、Denon AVR-X4700Hは音響に対してさらにこだわりたい方におすすめだといえるでしょう。
・音楽ストリーミングサービスに対応
Denon AVR-X4700Hは、さまざまな音楽ストリーミングサービスに対応しています。
音楽を聴く際に、ストリーミングサービスを利用している方は多いでしょう。
好きな音楽をより高音質で楽しめたら良いですよね。
Denon AVR-X4700Hは、ストリーミングサービスが使えるので、好きな音楽を立体音響で聞くことができます。
ストリーミングサービスを利用するには、別途料金が必要な場合があります。
Denon AVR-X4700Hのメリット・デメリット
- 低音・高音ともに良好なサウンド
- 映像コンテンツもをハイクオリティなサウンドと楽しめる
- 上級者でも満足できる
- 上級者向けの高性能モデルのため、価格が高め
ソニー STR-DN1080
ソニー STR-DN1080は、最新の音声フォーマットが使えるので、迫力のあるサウンドを楽しむことができます。
おすすめポイントPoint1.最新の音声フォーマットが使える
Point2.独自の音場補正機能を搭載
Point3.どんなスピーカーの設置条件にも対応
ソニー STR-DN1080の基本情報
価格 | 6万8,000円(税込) |
接続方式 | Bluetooth |
音声フォーマットs | Dolby Atmos、DTS:Xなど |
チャンネル数 | 5.1ch、7.1ch |
サイズ | 33.1x43x15.6cm |
付属品 | キャリブレーションマイクロフォン、リモートコマンダー(RMT-AA320U)、単4形乾電池×2、FMアンテナ線 |
こんな人におすすめ自動補正機能を使いたい人
ソニー STR-DN1080の詳細情報
・最新の音声フォーマットが使える
ソニー STR-DN1080は、最新の音声フォーマットである、ドルビーアトモスやDTS:Xを使うことができます。
従来の音場は左右や前後でしたが、最新の音声フォーマットでは縦方向にも音を表現できるようになりました。
そのため、従来よりもさらに立体感のあるサウンドを楽しむことが可能です。
・独自の音場補正機能を搭載
ソニー STR-DN1080は、オリジナルの音場補正機能が付いています。
従来はAVアンプを設置した後、自分でマイクを使って音のレベルなどを合わせる必要がありました。
しかし、自分で調整しなければいけないのは手間ですし、何よりも難しいと感じる方が多いでしょう。
ソニー STR-DN1080であれば、付属しているマイクを使うことで、自動的に音響特性を分析して最適化してくれます。
・どんなスピーカーの設置条件にも対応
ソニー STR-DN1080は、スピーカーの置き場所にかかわらず、理想的な音に調整してくれます。
スピーカーは適切な位置に設置するのが好ましいですが、場合によっては良い位置にスピーカーを置けない場合もあるでしょう。
そのときに、ソニー STR-DN1080を使うと、スピーカーを理想的な位置にあるときのように補正してくれます。
ソニー STR-DN1080のメリット・デメリット
- 最新のサラウンドフォーマットに対応
- 高精度な自動音場補正機能を搭載
- 上級者向けモデルではない
ヤマハ RX-V385
ヤマハ RX-V385は、音場プログラムが充実しているので、コンテンツに合わせて最適な音場を作れます。
おすすめポイントPoint1.音場プログラムが充実している
Point2.Bluetoothでスマホの音楽を配信可能
Point3.初期設定をサポートしてくれる機能
ヤマハ RX-V385の基本情報
価格 | 3万6,555円(税込) |
接続方式 | Bluetooth |
音声フォーマット | Dolby TrueHD、Dolby Digital Plus、DTS Express |
チャンネル数 | 5ch |
サイズ | 31.5×43.5×16.1cm |
付属品 | リモコン、単4乾電池2本、AMアンテナ、FMアンテナ、YPAO用マイク |
こんな人におすすめスマホと接続したい人
ヤマハ RX-V385の詳細情報
・音場プログラムが充実している
ヤマハ RX-V385は、音場プログラムが充実しています。
ヤマハは音響関連の製品について、長年の実績があります。
そのデータを使って、映像コンテンツや音楽に合った音場プログラムを作成しました。
映像の種類などによって、使う音場プログラムを変えることでより迫力のあるサウンドを楽しめるでしょう。
・Bluetoothでスマホの音楽を配信可能
ヤマハ RX-V385は、Bluetoothでスマホやタブレットに入っている音楽を再生することができます。
ただスマホなどからつなげて再生するだけでなく、ヤマハの技術を使ってよりクリアな音質に補正して音楽を流してくれます。
このことから、スマホだけで音楽を聴くのに物足りなさを感じている方におすすめです。
・初期設定をサポートしてくれる機能
ヤマハ RX-V385は、初期設定のサポートをしてくれる機能が付いています。
AVアンプのセットアップというと、難しいと感じる方が多いと思います。
しかし、専用のアプリを使えば配線のガイドが付いているので、誰でも簡単にセットアップの作業を行うことが可能です。
ヤマハ RX-V385のメリット・デメリット
- 映像コンテンツに合わせた音場プログラムが選べる
- 専用アプリで配線・設定作業が簡単
- 機能が多いが、その分設定が少し難しい
- 音楽や音響にこだわりがあると少し物足りなく感じる可能性もある
ヤマハ RX-A1080
ヤマハ RX-A1080は、本体の振動を抑える技術を追求しているので、音質にブレがありません。
おすすめポイントPoint1.本体の振動を抑える技術
Point2.迫力のあるサウンドを追求
Point3.アナログレコードも聴ける
ヤマハ RX-A1080の基本情報
価格 | 10万1,430円(税込) |
接続方式 | Bluetooth |
音声フォーマットs | Dolby Atmos、Dolby TrueHD、DTS Expressなど |
チャンネル数 | 5.1.2ch |
サイズ | 43.5×18.2×43.9cm |
付属品 | リモコン、単4乾電池2本、AMアンテナ、FMアンテナ、YPAO用マイク、電源コード |
こんな人におすすめアナログ機器も楽しみたい人
ヤマハ RX-A1080の詳細情報
・本体の振動を抑える技術
ヤマハ RX-A1080は、本体の振動を減らす技術に優れています。
音が鳴ると本体が振動しますが、その振動が原因で音質に影響が出ることがあります。
ヤマハ RX-A1080では、置いた時の安定性を高めることで、振動のエネルギーを分散させることが可能です。
このことから、できるだけ振動を抑えたAVアンプを使いたい人におすすめです。
・迫力のあるサウンドを追求
ヤマハ RX-A1080は、臨場感のある音を追求したAVアンプです。
映画などを見ていると、BGMやセリフ、効果音では音の大きさが異なります。
ヤマハ RX-A1080は、AIが場面を分析して、適した音響設定に調整してくれます。
・アナログレコードも聴ける
ヤマハ RX-A1080は、アナログレコードを楽しむことができます。
一部のAVアンプには、PHONO IN端子というものがついていないため、アナログレコードを聴くことができません。
PHONO IN端子とは、レコードに刻まれている音を適切な音量に調整するために必要なアイテムです。
ヤマハ RX-A1080は、PHONO IN端子がついているので、ターンテーブルに接続すると、レコードを聴くことができます。
ヤマハ RX-A1080のメリット・デメリット
- 臨場感のあるサウンドが楽しめる
- 音楽の美しい音色をリアルに感じられる
- アプリで操作が快適
- 機能が多く、説明書だけで理解が難しい
ヤマハ RX-A3080
ヤマハ RX-A3080は、5年間の保証が付いているので、安心して使うことができます。
おすすめポイントPoint1.ノイズによる音質劣化を防ぐ
Point2.MusicCast対応スピーカーでマルチルーム再生
Point3.5年間の保証つき
ヤマハ RX-A3080の基本情報
価格 | 41万0,740円(税込) |
接続方式 | Bluetooth、Wi-Fi |
音声フォーマットs | Dolby Atmos、DTS:X |
チャンネル数 | 9.2ch |
サイズ | 43.5×19.2×47.4cm |
付属品 | リモコン、単4乾電池2本、AMアンテナ、FMアンテナ、YPAO用マイク、マイクベース/ポール、電源コード |
こんな人におすすめマルチルーム再生を使いたい人
ヤマハ RX-A3080の詳細情報
・ノイズによる音質劣化を防ぐ
ヤマハ RX-A3080は、ノイズを軽減できるように設計されています。
ノイズが出る状況として、信号を送るときが挙げられます。
ノイズが入ることによって、音質が低下してしまうのです。
ヤマハ RX-A3080では、ノイズを軽減することで、高音質をキープできるのが魅力です。
・MusicCast対応スピーカーでマルチルーム再生
ヤマハ RX-A3080では、マルチルーム再生ができるのが魅力です。
マルチルーム再生とは、MusicCastに対応しているスピーカーがあれば、異なる部屋であっても音楽などを再生できる機能のことです。
たとえば、リビングとキッチンだけに限定して、音楽を再生するということもできます。
また、iPhoneやiPad、スマートスピーカーと一緒に使うことも可能です。
・5年間の保証つき
ヤマハ RX-A3080は、5年間の長期保証が付いているのが魅力です。
どんなに高品質な商品でも、使っているうちにトラブルが起きることもあります。
万が一の時のために、メーカー保証が付いていると安心ですよね。
ヤマハ RX-A3080は購入日から5年間保証してくれるので安心して使うことができます。
ヤマハ RX-A3080のメリット・デメリット
- 質の高いサウンドが楽しめる
- ノイズを軽減できる
- 性能の高いモデルのため、初心者には向かない
マランツ NR1710
マランツ NR1710は、インターネットラジオやストリーミングサービスに対応しているAVアンプです。
おすすめポイントPoint1.専用のアプリで簡単セットアップ
Point2.インターネットラジオに対応
Point3.コンパクトなのでどこでも設置できる
マランツ NR1710の基本情報
価格 | 6万8,000円(税込) |
接続方式 | Bluetooth、Wi-Fi |
音声フォーマットs | Dolby Atmos、DTS:X |
チャンネル数 | 7ch |
サイズ | 44.0x 10.5×37.8cm |
付属品 | リモコン、単4形乾電池2個セットアップマイク、マイクスタンド、ケーブルラベル、FM室内アンテナ、AMループアンテナ、Bluetooth・Wi-Fiアンテナ |
こんな人におすすめコンパクトな商品が良い人
マランツ NR1710の詳細情報
・専用のアプリで簡単セットアップ
マランツ NR1710は、専用のアプリを使えば、セットアップも簡単に行えます。
AVアンプを購入する際に、最初の設定が難しそうだと思う方は多いでしょう。
しかし、マランツ NR1710のHEOSアプリを使えば、初期設定や操作が簡単になります。
・インターネットラジオに対応
マランツ NR1710は、インターネットラジオを聴けるのが魅力です。
最近では、インターネット上で音楽やラジオ、トークなどを楽しむことができるようになりました。
それに合わせて、AVアンプもそういったストリーミングサービスに対応している機種が増えています。
マランツ NR1710は、インターネットラジオだけでなく、音楽なども聴くことができます。
・コンパクトなのでどこでも設置できる
マランツ NR1710は、コンパクトな形が魅力のAVアンプです。
AVアンプを選ぶ際に、サイズを重視する方は多いのではないでしょうか。
特に、家のスペースがそれほど広くない場合、コンパクトで高品質なAVアンプが欲しいですよね。
マランツ NR1710は、高さが10.5cmなので置ける高さに制限のあるテレビラックにも設置できます。
マランツ NR1710のメリット・デメリット
- 臨場感のある音でゲームやテレビが楽しめる
- 親切なセットアップ機能
- 音質出力端子がついていない
Denon AVR-X1600H
Denon AVR-X1600Hは、セリフや効果音を適切な音量に調整する機能が付いています。
おすすめポイントPoint1.リーズナブルで高品質
Point2.最適な音に調整
Point3.小さな音量で聞くときも力強い音はそのまま
Denon AVR-X1600Hの基本情報
価格 | 4万6,895円(税込) |
接続方式 | Bluetooth |
音声フォーマットs | Dolby Atmosなど |
チャンネル数 | 7.2ch |
サイズ | 43.4×15.1×33.9cm |
付属品 | リモコン、単4形乾電池×2、セットアップマイク、マイクスタンド、FM室内アンテナ、AMループアンテナ、ケーブルラベル |
こんな人におすすめ価格を重視する人
Denon AVR-X1600Hの詳細情報
・リーズナブルで高品質
Denon AVR-X1600Hは、高品質で低価格を実現したAVアンプです。
以前はAVアンプというと、10万円以上と高いものが多くありました。
しかし、最近ではリーズナブルな価格のAVアンプでも、上位モデルと同じような機能を備えているものが多いです。
Denon AVR-X1600Hは、5万円以下なのにもかかわらず、高機能が備わっているAVアンプです。
・最適な音に調整
Denon AVR-X1600Hは、ちょうど良い音量に調整してくれる機能を持っています。
たとえば、映画を見ているときに、セリフの音が小さいので音量を大きくしたら、効果音が大きかったということがあります。
深夜に映画を見ているときは、なおさら音に気を使いますよね。
Denon AVR-X1600Hであれば、小さな音ははっきりと、大きな音は抑えて再生してくれるのが魅力です。
・小さな音量で聞くときも力強い音はそのまま
Denon AVR-X1600Hは、音量が小さい時でも力強さを損ないません。
映画などを夜遅く見ているときに、音量を小さくすると臨場感が半減してしまったということがあると思います。
Denon AVR-X1600Hであれば、音が小さくても迫力を損なわないように、「Audyssey Dynamic EQ」という機能を搭載しています。
Denon AVR-X1600Hのメリット・デメリット
- 奥行きのある深い音が聞ける
- 空間の生々しさが楽しめる
- 設定画面の文字が古臭い
- 紙の説明書がない
AVアンプの比較表
今回紹介したAVアンプを比較表でまとめました!
気になるAVアンプが複数ある場合は、比較してみてくださいね。
AVアンプの比較表
イメージ | |||||||||
名称 | ソニー STR-DH590 | ヤマハ RX-S602 | Denon AVR-X4700H | ソニー STR-DN1080 | ヤマハ RX-V385 | ヤマハ RX-A1080 | ヤマハ RX-A3080 | マランツ NR1710 | Denon AVR-X1600H |
リンク | Amazon 楽天 | Amazon 楽天 | Amazon | Amazon | Amazon 楽天 | Amazon | 楽天 | 楽天 | 楽天 |
価格 | 2万9,818円(税込) | 4万9,770円(税込) | 15万6,000円(税込) | 6万8,000円(税込) | 3万6,555円(税込) | 10万1,430円(税込) | 42万2,180円(税込) | 6万8,000円(税込) | 4万4,999円(税込) |
接続方式 | Bluetooth | Bluetooth | Bluetooth、Wi-Fi | Bluetooth | Bluetooth | Bluetooth | Bluetooth | Bluetooth | Bluetooth |
音声フォーマット | Dolby Atmos、Dolby TrueHD、DTS-HDマスターオーディオなど | Dolby TrueHD、Dolby Digital Plus、DTS-HDなど | Dolby Atmos、DTS:Xなど | Dolby Atmos、DTS:Xなど | Dolby TrueHD、Dolby Digital Plus、DTS Express | Dolby Atmos、Dolby TrueHD、DTS Expressなど | Dolby Atmos、DTS:X | Dolby Atmos、DTS:X | Dolby Atmosなど |
チャンネル数 | 5.1ch | 5.1ch | 11.2ch対応 | 5.1ch、7.1ch | 5ch | 5.1.2ch | 9.2ch | 7ch | 7.2ch |
サイズ | 29.7x43x13.3cm | 32.8x43.5x11.1cm | 38.9x43.4x23.6cm | 33.1x43x15.6cm | 31.5x43.5x16.1cm | 43.5×18.2×43.9cm | 43.5x19.2x47.4cm | 44.0x 10.5x37.8cm | 43.4×15.1×33.9cm |
付属品 | キャリブレーションマイクロフォン、リモートコマンダー(RMT-AA401U)、単4形乾電池×2、FMアンテナ線 | リモコン、単4乾電池2本、AMアンテナ、FMアンテナ、YPAO用マイク | リモコン、単3形乾電池 × 2、セットアップマイク、マイクスタンド、FM室内アンテナ、AMループアンテナ、Wi-Fi/Bluetoothアンテナ × 2、ケーブルラベル、電源コード | キャリブレーションマイクロフォン、リモートコマンダー(RMT-AA320U)、単4形乾電池×2、FMアンテナ線 | リモコン、単4乾電池2本、AMアンテナ、FMアンテナ、YPAO用マイク | リモコン、単4乾電池2本、AMアンテナ、FMアンテナ、YPAO用マイク、電源コード | リモコン、単4乾電池2本、AMアンテナ、FMアンテナ、YPAO用マイク、マイクベース/ポール、電源コード | リモコン、単4形乾電池2個セットアップマイク、マイクスタンド、ケーブルラベル、FM室内アンテナ、AMループアンテナ、Bluetooth・Wi-Fiアンテナ | リモコン、単4形乾電池×2、セットアップマイク、マイクスタンド、FM室内アンテナ、AMループアンテナ、ケーブルラベル |
AVアンプの人気メーカーを紹介!
AVアンプを作っているメーカーは複数存在し、それぞれ個性があります。
各メーカーは、どのような特徴があるのか気になりますよね。
ここでは、AVアンプのメーカーについて解説します。
YAMAHA(ヤマハ)
ヤマハは、ピアノや電子楽器を取り扱うことから、音響に関する技術とノウハウがあることが特徴です。
そのため、価格帯にかかわらず機能が充実しています。
たとえば、値段がそれほど高くないモデルでも、Dolby AtmosやDTS:Xにも対応しています。
AVアンプを初めて購入する方におすすめのメーカーです。
DENON(デノン)
デノンは日本のメーカーで、すべての機種で最新の音声フォーマットに対応しています。
操作性に優れていて、初めてAVアンプを使う方でも使いやすい設計になっているのが魅力です。
見た目もおしゃれな印象を与えるので、デザイン性も重視したい人におすすめといえるでしょう。
SONY(ソニー)
ソニーは、オリジナルの音場補正機能がついていることが特徴です。
AVアンプの設定についてあまり知識のない方でも、簡単に臨場感が出る音響空間を作ることができます。
また、ナイトモードがついている機種もあるので、夜間に映画などを楽しみたい方におすすめといえるでしょう。
marantz(マランツ)
マランツはアメリカのAVアンプメーカーです。
マランツのAVアンプで特徴的なのが、薄型であることです。
AVアンプというと、大型のものをイメージする方が多いと思いますが、マランツはコンパクトなサイズの商品も取り扱っています。
このことから、限られたスペースの中で高音質を楽しみたい方におすすめです。
アンケート調査!満足度の高いメーカーは?
今回は、AVアンプを使用したことがあると回答したボイスノート会員を対象に、満足度の高いメーカーについてアンケートを実施。
上記で紹介した人気メーカー4社の中から、特に満足度の高いと思うメーカーを聞いてみました。
最も満足度が高いと思うメーカーは何ですか?
結果はSONY(ソニー)が最も多く、割合としては36.2%でした。
あらゆる電子機器を取り扱っているため、認知度としてもかなり高いメーカーと言えるようです。
次いで多かったのは、28.2%の「YAMAHA(ヤマハ)」。
世界最大の楽器メーカーだけあって、音響機器の満足度は一二を争う結果となりました。
その他メーカーの満足度は、グラフの通りです。
AVアンプと他のアンプとの違い
AVアンプ以外にも、アンプにはさまざまな種類があります。
探すときに迷ってしまわないように、それぞれの特徴と違いについて見ていきましょう。
プリメインアンプ
映像機器と接続するAVアンプに対して、音楽に特化したものがプリメインアンプ。
左右のスピーカーのバランスや音量・音質を整えるプリアンプと、電気信号をスピーカーまで届けるために増幅させるパワーアンプが一体となっています。
初心者でも調整が簡単で扱いやすいため、音楽機器に接続する場合はプリメインアンプが最適です。
ネットワークアンプ
最近ではプリメインアンプに、ネットワーク機能が搭載されたアンプが注目を集めています。
アンプとしての性質は、プリメインアンプとほぼ同じ。
アンプそのものをストリーミング環境に繋ぐことができて、スマホやPCを使わずに音楽の購入から再生までが行えるのがネットワークアンプです。
セパレートタイプ(プリアンプとパワーアンプ)
よりこだわったオーディオ環境を整えるなら、プリアンプとパワーアンプを別でそろえるという方法も。
メーカーや組み合わせ方によって音質が変わるため、自分好みの音を探す楽しみがあります。
プリメイン、ネットワーク、セパレートタイプの3種類とも、音楽を聴くために使うのが主な用途。
映像機器と接続するAVアンプとは異なるものなので、覚えておくと迷いませんよ。
AVアンプに関するよくある質問
1日2時間使用したとすると、最短で約3年くらいで音質が悪くなってきます。長くても約13年を超えると音質が低下してくるとされています。そのため、AVアンプを使う際は、常に電源をオンにしておくのは避けましょう。
AVアンプの設置場所として、スクリーンの下または後ろがあります。そのほかに、スクリーンを見る位置の横や後ろに置くのも良いでしょう。
AVアンプの熱対策には、扇風機を設置する方法があります。使用中のAVアンプは熱を持ちます。熱くなりすぎると劣化の原因にもなるので、頻繁に使う場合は、熱対策をするのが良いでしょう。
まとめ
今回はおすすめのAVアンプを中心に、AVアンプの選び方やメーカーなどについて解説しました。
最近は安くても高機能の商品がたくさん出ているので、初めてAVアンプを検討している方も購入しやすくなったといえます。
また、AVアンプはスペックが商品によって異なりますが、選び方のポイントを参考にすることで、候補は絞られていくでしょう。
AVアンプについては、本記事を参考にして、あなたに合ったものを見つけてみてくださいね!
この記事のアンケートは、下記の調査を根拠として作成されています。
調査期間:2023/9/13~2023/9/17
質問内容:
質問1:あなたはAVアンプを使用したことがありますか?
質問2:AVアンプを選ぶ際に重視すべきだと思うことは何ですか?[複数回答可]
質問3:次のAVアンプのメーカーのうち、最も満足度が高いと思うメーカーは何ですか?
集計対象人数:1,095人
調査対象者:ボイスノート会員