【テレビドラマ好き907人が選んだ!】ドラマ脚本家人気ランキング

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皆さんは好きなドラマの脚本を誰が手がけているか知っていますか?

ドラマや映画を制作するのに欠かせないのが脚本です。
その作品が面白くなるかはほとんど脚本で決まってしまうと言われています。

今回は、事前調査で「テレビドラマを見るのが好き」と回答した方に「最も好きな脚本家」についてアンケート調査をおこないました。

最も人気を集めた脚本家は誰でしょうか。ランキング形式で紹介していきます。

脚本家に関するアンケート
対象条件:事前調査で「テレビドラマを見るのが好き」と回答したボイスノート会員
選定方法:日本のテレビドラマの脚本を手掛ける脚本家の中で、「最も好きな脚本家」を一人、自由記述欄で回答
有効回答者:907人(全回答から、複数の回答をしているもの、何を指すか特定できないものなどを除外)
(調査日:2021/2/12~2021/2/24)

 

第1位 宮藤官九郎 158票

出典:大人計画公式サイト

劇団大人計画所属。
2000年に脚本を担当した『池袋ウエストゲートパーク』がテレビドラマ脚本家デビュー作ながら大ヒットとなり、脚本家としての出世作となりました。
その後も「木更津キャッツアイ」「あまちゃん」など数々のヒットドラマの脚本を手掛けています。

テレビドラマだけでなく映画の脚本も担当し、2001年に手掛けた映画「GO」では第25回日本アカデミー賞最優秀脚本賞など、多数の脚本賞を受賞しています。

脚本家以外にも、俳優や放送作家、ミュージシャンとしても活動されています。

宮藤官九郎さんが手がけたドラマ作品の中で、最も好きな作品と、その作品が好きな理由についても聞いているので一部を紹介します。

・『池袋ウエストゲートパーク』:笑いのセンスがあり刺激があって観ていて面白い。何度観ても飽きない。

・『タイガー&ドラゴン』:出ている俳優さんたちが豪華でそれぞれに合った役柄の演技も良かったし、ストーリーも軽快なのに見応えがある感じだったので。

・『あまちゃん』:同時並行的に東日本大震災を取り入れるなどすごいと思う。

・『流星の絆』:内容は暗いが宮藤官九郎が脚本すると全く別物に変わる、ただ暗くて悲しいだけでなくなる

・『俺の家の話』:アットホームかつおもしろい。独特の世界観が広がっている

数々のヒット作を世に生み出している宮藤官九郎さんが第一位でした。
特に『池袋ウエストゲートパーク』や『あまちゃん』、現在放送中の『俺の家の話』が好きという声が多くあがっていました。

 

第2位 三谷幸喜 150票

出典:SIS company公式サイト

SIS company所属。
1980年代に脚本家としてデビューして以来、数々の作品を手掛けています。
1997年に原作と脚本と監督を手掛けた映画「ラヂオの時間」で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞されています。

三谷幸喜さんの手掛ける作品の多くはコメディー作品であるのも特徴です。

三谷幸喜さんが手がけたドラマ作品の中で、最も好きな作品と、その作品が好きな理由についても聞いているので一部を紹介します。

・『真田丸』:テンポが良くコメディーぽいところもあって面白い

・『古畑任三郎』:遊び心と俳優陣の豪華さと毎回見応えがありました。

・『新選組!』:初めて大河が面白いと思った

・『王様のレストラン』:松本幸四郎と山口智子のやり取りがとても面白かった

・『合言葉は勇気』:それぞれの役者が味を出している

ランキング第2位は三谷幸喜さんでした。
三谷幸喜さんを選んだ方は、好きな作品にドラマ作品以外を挙げている方もいました。
『ステキな金縛り』『清須会議』などの映画作品も人気のようです。

第3位 橋田壽賀子 83票

1949年に松竹に入社し、脚本部に配属されます。
1964年『袋を渡せば』でテレビドラマの脚本家デビューし、東芝日曜劇場のために執筆した『愛と死をみつめて』の脚本が話題となって以後、テレビドラマの脚本家として話題作・ヒット作の数々を世に送り出しています。

特に『渡る世間は鬼ばかり』は1990年から2011年までシリーズとして放送され、連続ドラマ終了後も1、2年に1回のペースでスペシャルが放送されているなど人気の作品となっています。

橋田壽賀子さんが手がけたドラマ作品の中で、最も好きな作品と、その作品が好きな理由についても聞いているので一部を紹介します。

・『渡る世間は鬼ばかり』:長年続くとても楽しみな作品人生のわたり方を学べた気がする

・『渡る世間は鬼ばかり』:いろんな世代の抱える悩みや問題を分かりやすく描いているから

・『おんな太閤記』:大河で一番面白い

・『渡る世間は鬼ばかり』:ファミリー物の生活感のあるドラマが好きです。

・『おしん』:おしんが頑張っている姿が素敵だから

橋田壽賀子さんが第3位となりました。

やはり“渡鬼”人気がとても高いようです。
どこの家庭でもあり得るような日常風景を描いているところが人気の秘密のようです。

第4位~第10位

ここからは4位~10位をまとめて発表していきます。

第4位 倉本聰 75票

出典:倉本聰 界隈(公式サイト)

第5位 北川悦吏子 70票

第6位 野島伸司 41票

第7位 野木亜紀子 30票

第8位 八津弘幸 25票

第9位 岡田惠和 23票

出典:U.F.O. カンパニー公式サイト

第10位 向田邦子 20票

いかがでしたか?

人気ドラマを次々と生み出している宮藤官九郎さんが第1位、『古畑任三郎』『渡る世間は鬼ばかり』などシリーズ物のドラマを手掛けた三谷幸喜さん、橋田壽賀子さんが第2位、3位でした。

また、今回の調査では「ドラマは好きだが、脚本家さんの名前は気にしたことがない、知らない」という回答もたくさんありました。
ぜひ脚本家さんにも注目してドラマを見てみてはいかがでしょうか。

皆さんが好きな脚本家はランクインしましたか?

編集部員Mみんなが平和に暮らせますように